ProtectTools (some models only)-Windows XP, Windows Vista, Windows 7

その他のセキュリティ対策
セキュリティの役割の割り当て
コンピューターのセキュリティを(特に、大きな組織で)管理する上では、責任および権限をさま
まな管理者やユーザーに割り当てることが重要な作業の 1 つです。
注記: 小さな組織や個人で使用する場合などは、一人の人がすべての役割を受け持つこともでき
す。
HP ProtectTools では、セキュリティの責任および権限を以下のように分けられます。
セキュリティ統括責任者:企業またはネットワークのセキュリティ レベルを定義し、Java
Card、指紋認証システム、USB トークンなど、配備するセキュリティ機能を決定します。
注記: HP ProtectTools の機能の多くは、セキュリティ統括責任者 HP と協力してカスタ
イズできます。詳しくは、HP Web サイト
http://www.hp.com/jp/を参照してください。
IT 管理者:セキュリティ統括責任者によって定義されたセキュリティ機能を適用し、管理しま
す。また、一部の機能を有効または無効にできますたとえば、セキュリティ統括責任者が Java
Card の配備を決定した場合、IT 管理者は Java Card BIOS セキュリティ モードを有効にする
ことができます。
ユーザー:セキュリティ機能を使用します。たとえば、セキュリティ統括責任者および IT 管理
者がシステムで Java Card を有効にしている場合、ユーザーは Java Card PIN を設定し、
のカードを認証に使用できます。
注意: 管理者は、エンド ユーザーの権限の制限や、ユーザー アクセスの制限に関して「ベスト
ラクティス(成功事例)」に従うことをおすすめします。
権限のないユーザーには管理者権限を付与しないでください。
HP ProtectTools のパスワードの管理
HP ProtectTools セキュリティ マネージャーの機能のほとんどは、パスワードによってセキュリティ
保護されています。以下の表に、よく使用されるパスワード、そのパスワードが設定されるソフ
ウェア モジュール、およびパスワード機能の一覧を示します。
この表には、IT 管理者のみが設定して使用するパスワードも示されています。その他のすべてのパス
ワードは、一般のユーザーまたは管理者が設定できます。
HP ProtectTools のパスワード 設定する HP ProtectTools
モジュール
機能
Security Manager のログオン
スワード
Security Manager
このパスワードには以下の 2 つのオプショ
ンがあります
Windows®にログオンした後Security
Manager にアクセスするための
Security Manager のログオンとして使
用できます
Windows Security Manager への同
時アクセスを可能にするために使用
きます
Security Manager リカバリ ファ
イルのパスワード
Security ManagerIT 管理
者が設定
Security Manager リカバリ ファイルへのア
クセスを保護します
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