HP Designjet Z2100 Series-How to use the printer
拡張精度の
キャリブレーションを行う
正確な用紙送りは、用紙に対して適切にドットを配置するための制御要素の一つであるため、優れた
イメージ品質を得るのに重要です。 プリントヘッドが通過する間に用紙が適当な距離で送られない
場合、明るいまたは暗い帯が印刷に現われ、イメージの粒状感が増える場合があります。
プリンタ
は
、フロントパネルに表示
されるすべての用紙で用紙が正しく送られるようにキャリブレー
ションされます。 取り付けられている用紙
の種類を選択すると
、印刷中に用紙を送
る間隔がプリン
タにより調整
されます
。 ただし、カスタム用紙を
使用していたり
、用紙のデフォルト
のキャリブレ
ーションに満足
できない場合
、用紙を送る間隔を再度キャリブレーション
する必要があります
。 拡
張精度のキャリブレーションによって問題が解決
できるかどうかを決定する手順については
、
「
129 ページの 「印刷品質に関するトラブルシューティング」」を参照してください。
現在取り付けられている用紙の
拡張精度のキャリブレーション
ステータス
は
、フロントパネル
の
取
り付けられている
用紙の表示
ボタンを押
すことで
、いつでも確認
できます
。 ステータス
は以下のい
ずれかになります。
●
デフォルト: この
ステータスは
、HP用紙を取
り付けると表示されます
。 フロントパネル
に表
示
される
HP用紙はデフォルト
で最適化されているため
、印刷したイメージ
にバンディングや粒
状感などイメージ
品質の問題が発生していない限り
、再度、拡張精度
のキャリブレーションを
することは
推奨しません
。
●
推奨: このステータス
は
、新しい用紙が作成されたときに
表示されます
。 この用紙の
用紙送り
値
は
、ファミリの種類から
継承されます
。 このような
場合は
、拡張精度のキャリブレーション
を実行して値
を最適化することをお勧めします
。
●
OK: このステータスは、取り付けた用紙に対するキャリブレーションがこれまでに実行された
ことがあることを
示します
。 ただし、バンディングや
粒状感などイメージ品質の問題が発生し
ているときは、キャリブレーションを再度実行する必要があります。
注記 プリンタのファームウェア
を更新した場合には必ず
、拡張精度のキャリブレーシ
ョン値は工場出荷時のデフォルト設定にリセットされます (「
106 ページの 「ファーム
ウェアをアップデートする」」を参照)。
注意 透明紙やフィルム
は
、[イメージ品質
の保守
] メニュー
の
[詳細設定] - [拡張精度
の調整
]
で、下記手順4の拡張精度のキャリブレーション
を再度行う必要があります
。
126
第 11 章 用紙に関するトラブルシューティング
JAWW
用紙に関するトラブルシュ
ーティング