User Guide-Windows 8
Table Of Contents
- 最初の操作
- コンピューターの概要
- ネットワークへの接続
- エンターテインメント機能を楽しむ
- 画面の操作
- 電源の管理
- コンピューターのメンテナンス
- コンピューターと情報の保護
- セットアップ ユーティリティ(BIOS)および[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の使用
- バックアップおよび復元
- 仕様
- 静電気対策
- 索引

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コンピューターのメンテナンス
コンピューターを最適な状態に保つには、定期的なメンテナンスを行うことが非常に重要です。この
章では、[ディスク デフラグ]や[ディスク クリーンアップ]などのツールの実行、およびハードドライ
ブの交換やメモリの増設によって、コンピューターのパフォーマンスを向上させるための情報を提供
します。また、プログラムおよびドライブの更新、コンピューターの清掃手順、コンピューターの持
ち運びに関する情報も提供します。
パフォーマンスの向上
[ディスク デフラグ]や[ディスクのクリーンアップ]などのツールを使用して定期的なメンテナンス作
業を実行することにより、コンピューターのパフォーマンスを向上させることができます。また、コ
ンピューターが古くなるにつれて、より大容量のドライブの取り付けやメモリの増設を検討する可能
性が出てきます。
ドライブの取り扱い
ドライブを取り扱う場合は、以下の点に注意してください。
●
ドライブの着脱を行う前に、コンピューターをシャットダウンします。コンピューターの電源が
切れているのか、スリープ状態か、またはハイバネーション状態なのかわからない場合は、まず
コンピューターの電源を入れ、次にシャットダウンします。
●
ドライブを取り扱う前に、接地された面に触れて静電気を放電してください。
●
リムーバブル ドライブまたはコンピューターのコネクタ ピンに触れないでください。
●
ドライブをドライブ ベイに挿入するときは、無理な力を加えないでください。
●
ドライブを発送するときは、気泡ビニール シートなどの緩衝材で適切に梱包し、梱包箱の表面に
「コワレモノ―取り扱い注意」と明記してください。
●
ドライブを磁気に近づけないようにしてください。磁気を発するセキュリティ装置には、空港の
金属探知器や金属探知棒が含まれます。空港のベルト コンベアなど機内持ち込み手荷物を
チェックするセキュリティ装置は、磁気ではなく X 線を使用してチェックを行うので、ドライブ
には影響しません。
●
ドライブ ベイからのドライブの取り外し、ドライブの持ち運び、送付、保管などを行う前に、ド
ライブからメディアを取り出してください。
●
オプティカル ドライブ内のディスクへの書き込みが行われているときは、キーボードから入力し
たり、コンピューターを移動したりしないでください。書き込み処理は振動の影響を受けやすい
動作です。
●
外付けハードドライブに接続したコンピューターをある場所から別の場所へ移動させるような
場合は、事前にスリープを開始して画面表示が消えるまで待つか、外付けハードドライブを適切
に取り外してください。
[HP 3D DriveGuard]の使用
[HP 3D DriveGuard]は、以下のどちらかの場合にドライブを一時停止し、データ要求を中止すること
によって、ハードドライブを保護するシステムです。
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第 7 章 コンピューターのメンテナンス