HP Systems Insight Manager HP-UX用 インストール/コンフィギュレーション ガイド
または
❍
mxagentconfig -a -n <hostname> -u root -p <root_password>
注記:-pオプションを使用するとps出力によってパスワードが知られてしまいます。こ
のため、mxagentconfig -aを使用する際は、-fオプションを使用することを強くおす
すめします(ファイルは、rootだけが読み取れるように設定し、管理対象システムのroot
パスワードだけを含むようにしてください)。-pオプションを使用する場合、パスワー
ドに「&」や「$」などの特殊記号が含まれていなければ、パスワードを一重引用符で囲
んでください。詳細およびオプションについては、man mxagentconfigを使用して
mxagentconfigのマンページを参照してください。
❍
SSHを管理対象システムにインストールします(インストールされていない場合)。
swinstall -s /directory/depot T1471AAここで、directoryはデポ ファイルへのパ
ス、depotはデポ ファイルのファイル名です。次に例を示します。
swinstall -s /tmp/HPSIM_download.depot T1471AA
●
WBEMイベントのサブスクリプションを作成。
以下の手順を実行して、WBEMイベントを予約します。
注記:HP-UX WBEMイベントの詳細については、
http://h18013.www1.hp.com/products/servers/management/hpsim/infolibrary.html(英語)
にある『WBEM Subscriptions in HP Systems Insight Manager white paper』を参照してくだ
さい。
❍
管理対象システムから、WBEMがすでにインストールされていることを確認します。
注記:管理対象システムでのWBEMイベントの予約はオプションです。
SysFaultMgmtプロバイダがインストールされていることを確認します。
cimprovider –ls
CMSから、以下の手順を実行します。
WBEMイベントを予約するには、rootアクセスが必要です。[グローバル プロトコル設定]
が管理対象システムと一致しない場合、または[グローバル プロトコル設定]にrootアクセ
スが含まれていない場合は、WBEMイベントの予約ができません。次のコマンド ラインを
実行すると、WBEMが持つアクセスのタイプを確認することができます。
mxnodesecurity –l –p wbem –n <systemname>
管理システムがrootレベルのユーザ認証情報を設定していない場合は、この情報を個々のシ
ステムに追加することができます。
注記:エージェントの設定および修復ツールを使用すると、rootパスワードを永久に記録
せずに、この手順を実行することができます。
個々のシステムを変更するには、次のように操作します。
mxnodesecurity -a -p WBEM -c \
<username:password> -n <systemname>
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管理対象システムの設定