HP Systems Insight Manager HP-UX用 インストール/コンフィギュレーション ガイド 418810-191 2006年5月, 5.0 版 ©Copyright 2003-2006 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
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HP-UXコマンド行からマン ページを表示するには、「 man audit 」または「 man 5 audit 」と 入力します。man(1)を参照してください。 『マニュアル 名』 マニュアルの名前です。Webや、HP Instant Information CD/DVDでは、マニュアルへのリンクになっ ている場合があります。 コマンド コマンド名または修飾子付きコマンド名を示します。 ComputerOut コンピュータが表示するテキスト文字列です。 強調 強調したいテキスト文字列です。 強調 特に強調したいテキスト文字列です。 KeyCap キーボード上のキーの名前です。ReturnとEnterは同じキーを指しているので注意してください。 Term 重要な単語や表現で、定義されたものです。 UserInput 入力するコマンドなどのテキスト文字列を示します。 Variable コマンドや関数、情報内で、とりうる値の一つに置き換えられることを示す変数の名前です。 [ ] 形式やコマンドの説明でオプションの内容を示します。内容が"|"で区切られているときにはその項 目の
目次 1. 製品概要 ................................................................................................................... 7 機能 ...................................................................................................................... 7 新機能 .................................................................................................................. 9 HP SIM 5.xの新機能 ....................................................................................... 9 製品アーキテクチャ .......................
HP Systems Insight Manager HP-UX用 インストール/コンフィギュレーション ガイド 中央管理サーバへのユーザの追加 ......................................................................... Email設定の指定 .................................................................................................. 自動イベント処理の設定 ...................................................................................... ファーストタイム ウィザードの概要 ..................................................................... 6. オプション メニューによるHP SIMの設定 ..........................................
HP Systems Insight Manager HP-UX用 インストール/コンフィギュレーション ガイド アップグレードの問題 .......................................................................................... 91 用語集 ........................................................................................................................ 93 索引 .........................................................................................................................
第 1章 製品概要 HP Systems Insight Manager(HP SIM)は、Insightマネージャ7、HP Toptools、HP Servicecontrol マネージャの長所を組み合わせることにより、Microsoft® Windows®、Linux、HP-UX、Open VMSを実行しているHP ProLiantシステム、Integrityシステム、HP 9000システムを管理する、統 一されたツールとしてお使いいただけます。HP SIMソフトウェアの中核部分では、WBEMを使 用して、すべてのHP製サーバプラットフォームの管理に不可欠な機能が提供されます。 HP SIMを拡張して、システム管理用に、HPクライアント、ストレージ、電源、およびプリンタ 製品のプラグインを提供することができます。ユーザは、Integrity Essentialsの負荷管理、容量 管理、仮想マシン管理、パーティション管理のプラグイン アプリケーションにより、ハード ウェア資産の完全なライフサイクルの管理機能の提供に必要な付加価値ソフトウェアを選択で きます。 機能 HP SIMでは、次の機能を利用できます
製品概要 ● 役割ベースのセキュリティ。 HP SIMでは、どのユーザが、どのシステムで、どの管理操 作を実行できるかを、システム管理者が細かく制御できるので、管理責任を効果的に委任 できます。 ● ツール定義。 HP SIMは、単純なXML文書を使ってツールを定義することにより、既成 ツールとユーザ定義ツールを統合できます。ツールには、コマンド ライン ツール、Web ベースのアプリケーション、スクリプトなどがあります。統合されたツールへのアクセス は、役割ベースのセキュリティで制御されます。 ● データ収集とインベントリ レポート。 HP SIMでは、総合的なシステム データ収集が実 行され、ユーザが管理対象システムの詳細インベントリ レポートを迅速に作成できます。 レポートは、HTML、XML、またはCSVフォーマットで生成できます。 ● スナップショット比較。 HP SIMでは、4つまでの異なるサーバの設定スナップショット を比較したり、1つのサーバの設定スナップショットを時間の経過に沿って比較したりする ことができます。この機能により、IT担当者は、システムの不安定な動作の原因になる
製品概要 ● Superdomeやその他の複合体のデータ収集およびインベントリ レポート機能。 Superdomeシステムおよびその他のセルラー複合体用にデータ収集およびレポート機能が追 加されました。収集可能なデータのタイプには、シャーシ、キャビネット、セル、メモリ、 Integrity仮想マシン、仮想パーティション(vPars)、およびハード パーティション(nPars) に関する情報が含まれます。 WBEMプロバイダがインストールされていることによって異 なります。 新機能 HP SIM 5.xの新機能 ● GUIが、他のHP製品に近いデザインと操作性に更新されました。 ● HP SIMでは、Java™ Runtime Environment(JRE)をブラウザにインストールする必要がなく なりました。 ● インストールされるSMI-Sプロバイダを介して、ストレージ システムを検出できます。サ ポートされているデバイスおよびSMI-Sプロバイダについては、HPのWebサイト http://www.hp.
製品概要 ● 複数のシステムのシステム プロパティを同時に設定できます。 ● 複数のシステムの監視を同時に停止または回復できます。 ● システムおよびクラスタ収集用に新しいツリー ビューを利用できるようになりました。 ● 検出タスクを作成、編集、および削除できます。 ● HP-UXおよびシステム上で、ファイルをコピーしたり、ツールを削除したり、コマンドライ ン、Web起動、およびX Windowツールを作成したりするための新しいコマンド ライン ツー ルを作成できます。 ● HP SIMは、Windows、HP-UX、およびLinuxで、Oracleデータベース(ローカルまたはリモー ト)の使用をサポートしています。 ● HP-UXオペレーティング システムを含む、エージェント ツールの設定または修復をサポー トします。 ● ファーストタイム ウィザードは、HP SIMの初期設定の実行手順を順番に示すオンライン ガ イダンスを提供します。また、CMS上でのHP SIMの設定を容易にします。 製品アーキテクチャ HP SIMでは、3タイプのシステム(中央管理サーバ(CMS)、管理対象システム
製品概要 テムをフィルタするために使用できます。システム収集は、任意のシステムの集合体と見るこ ともできます。システムは、1つ以上のシステム収集に属することができます。デフォルトの 共有システム収集が数多く提供されており、また、ユーザが自分の共有収集とプライベート収 集を作成することもできます。システム収集にある各システムのタスクは1つの手順で実行で きるため、システム収集での作業によって作業効率を増すことができます。 Webブラウザ クライアント HP SIMは、どのネットワーク クライアントからもアクセスできます。ネットワーク クライア ントは、管理ドメインの一部にすることができます。GUIかSSHクライアント アプリケーショ ンにアクセスすることによって、CLIに安全にアクセスするには、互換性のあるブラウザをネッ トワーク クライアントで実行する必要があります。 注記: CMSでのWebサーバへのアクセスは、特定のユーザに対し、IPアドレス範囲を指 定して、制限することができます。 ブラウザの要件については、第 2章 インストールの概要と要件 または第 11章 グラフィカ ル ユーザ インタフェ
製品概要 ユーザ セキュリティ ユーザが使用できる操作は、権限とCMSでの設定権で制御されます。 管理対象ノードでユーザが実行できるツールは、権限によって決まります。 権限は、ユーザとツールボックスとシステムで構成されます。 権限 HP SIMに追加したユーザには、管理ドメイン内の1つまたは複数のシステム上で、ツールボッ クスを使用するための権限を付与することができます。 各ツールボックスには、データベース管理やソフトウェア管理などの特定のタスクを実行する ための一連のツールが関連付けられています。特定のシステムまたはシステム グループ上で ツールボックスを使用する権限を与えられたユーザは、そのシステム上で、またはシステム グ ループ内の任意のシステム上で、ツールボックスと関連付けられているすべてのツールを実行 できます。 重要: ツールボックスの使用権限では、特別な権限を持たないユーザ(非rootユーザ) に対しても、rootまたは別の特定ユーザとしてツールを実行する権利を与えるこ とが可能です。rootとしてツールを実行する権利をユーザに与える際は、十分な 注意が必要です。ツールボックスにツールを関
製品概要 ツール]ツールボックスを使用する権限が自動的に付与されます。完全な設定権があるユーザは 1人または複数のユーザに与えることができます。HP SIMでは完全な設定権があるユーザが少 なくとも1人は必要です。 ツール ツールとは、HP SIMから起動されるアプリケーション、コマンド、またはスクリプトです。カ スタム ツールをHP SIMに追加して、このツールを複数のシステムに対して同時に実行するこ とも可能です。HP SIM環境で使用できるツールには、Webツール、X Windowツール、および コマンド ライン ツールの3種類があります。 Webツール WebツールはWebサーバ上にインストールす る必要があります。WebサーバはCMS上また は管理対象システム上で実行できます。HP SIM では、CLIまたはGUIからURLを起動します。コ マンド ラインからWebツールを起動すると、 HP SIMによりブラウザが開かれてツールが表 示されます。HP SIMのGUIからWebツールを 起動すると、作業領域または別のブラウザ ウィ ンドウ内にWebツールが表示されます。 X Windowツール
製品概要 ● システム ● イベント ● ツールの結果出力 コマンド ツールについて、標準出力や標準エラーの詳細レベルまでログに記録すると、時間依 存性のある情報が大量に記録されてしまいがちなため、デフォルトではpsコマンドの出力だけ が記録されます。psおよびその他のコマンド出力をログに記録するかどうかは、管理者が設定 できます。監査ログに関しては、ファイルの最大サイズなどの要素も管理者が設定できます。 監査ログの設定方法の詳細については、第 13章 設定オプション 、および http://www.hp.
製品概要 安全なアクセス HP SIMではさまざまな技術を使用して安全なアクセスを実現しています。HP SIMへのアクセス には、コマンド ラインまたはWebブラウザを使用します。このユーザ インタフェースは、ネッ トワーク上のあらゆる場所から使用できます。 コマンド ライン インタフェース CLIからHP SIMにアクセスする場合は、HP SIMによるユーザ識別にオペレーティング システム のログイン名が使用されます。ユーザは各自の権限に基づいて、HP SIMコマンドを使用する権 利を与えられます。CMS以外のシステムからHP SIMにアクセスするときは、必ずSSHクライア ントを使用してください。telnet、rlogin、FTPなどのプログラムには暗号化アクセス機能があり ません。そのためこれらのアプリケーションを使用してHP SIMにアクセスすると、ユーザが入 力したデータが(パスワードなどの情報も含めて)すべて暗号化されないままでネットワーク 上を送信されることになります。さらに、これらのプロトコルにはスプーフィングを防止する 機能もありません。リモート デスクトップ機能を使ってCMSに接続し、
製品概要 ਛᄩ▤ℂ䉰䊷䊋 䊈䉾䊃䊪䊷䉪㩷䉪䊤䉟䉝䊮䊃 HTTPS Web䊑䊤䉡䉱 Tomcat Webࠨࡃ HP-UX ▤ℂኻ⽎䉲䉴䊁䊛 SSH SSH SSH䉪䊤䉟䉝䊮䊃 HP Systems Insight Manager SSH DMI DMI SNMP SNMP HTTPS WBEM Windows ▤ℂኻ⽎䉲䉴䊁䊛 SSH SNMP WBEM WBEM LINUX ▤ℂኻ⽎䉲䉴䊁䊛 SSH SSH SNMP SNMP WMI ProLiant Support Pack WBEM ProLiant Support Pack 安全なデータ送信 トランザクションの安全性は、それぞれのネットワーク環境、および各ツールで使用される管 理プロトコルに依存しています。 管理プロトコル サポートされている基本的な管理プロトコルおよびアプリケーションは、SSH、Webベース エ ンタープライズ管理(WBEM)、Secure HTTP(HTTPS)、デスクトップ管理インタフェース (DMI)、および SNMPです。各ツールはこれ以外のプロトコルも使用でき、また
製品概要 HP SIM分散タスク ファシリティ(DTF)は、管理対象システムとのやり取りにSSH-2プロトコ ルを使用します。DTFを使用すると、1つのコマンドを使用することにより、管理ドメイン内の 複数のシステムまたはシステム グループにわたって操作を繰り返し実行できるため、オペレー タの作業効率が向上します。この機能は多重システム環境での管理者の負担を軽減するのに役 立ちます。X WindowツールおよびCLIツールは、以下のタスクの実行およびサポートにDTFを 使用しています。 ● リモート操作により管理対象システム上でスクリプト、コマンド、およびアプリケーショ ンを実行 ● 管理対象システムへのファイルのコピー DTFは、個々の管理対象システム上で実行されているSSHサーバ ソフトウェアとCMSを接続す る働きをします。最初にDTFからSSHサーバに、システム上で実行すべきタスクが指示されま す。これを受けてSSHサーバはタスクを実行し、実行結果をDTFに返します。すべての管理対象 システムから送られてきたフィードバックはDTFにより集約されます。 WBEM。 WBEMはシステム管理の簡略化を目
製品概要 のデータを返します。SNMPには、複数のバージョンがあります。HP SIMで使用されている SNMPバージョン1は、安全なプロトコルではありません。そのため、お使いのネットワークに アクセスできる者は誰でもSNMPトランザクションを傍受して内容を見ることが可能です。 HP SIMでは、SNMPを実行している管理対象システムの読み取り/書き込みコミュニティ名を データベースを使って管理しています。このコミュニティ名は、管理システム上で設定されて いるコミュニティ名と一致する必要があります。SNMPのコミュニティ名とパスワードは、CLI またはGUIのどちらからでも設定できます。詳細については、 http://www.hp.
製品概要 ● WBEMはポート5989上でHTTPSを使用します。 ● Webエージェントはポート2381上でHTTPSを使用します。 ● DTFはポート22上でSSH-2を使用します。 HP SIMで使用されるポートの一覧については、『HP SIMのセキュリティについて』White Paper を参照してください。このWhite Paperは、HPのWebサイトhttp://www.hp.
第 2章 インストールの概要と要件 この章では、HP SIMのインストール プロセスについて概説する他、HP-UX CMS、管理対象シ ステム、およびネットワーク クライアントのシステム要件についても説明します。 新規インストール プロセスの概要 上記のステップを実行して、CMS上にHP SIMを新規インストールします。 1. CMSをインストールして設定します。詳細な作業手順については、このガイドのインス トールに関する章を参照してください。詳細については、第 3章 CMSへのHP SIMの初期 インストール を参照してください。 2. CMSで管理する予定のシステム上に、必要な管理ソフトウェアをインストールして設定し ます。このステップの詳細については、第 4章 管理対象システムのセットアップ を参 照してください。 3. 各自の環境に合わせてHP SIMを設定します。推奨されるタスクについては、第 5章 ファー ストタイム ウィザードによるHP SIMの設定 または第 6章 オプション メニューによるHP SIMの設定 を参照してください。 4.
インストールの概要と要件 オペレーティング シス ハードウェア テム ● HP-UX 11i v1 ● HP-UX 11i v2 (2004年9月以 降) 注記:上記のオペレー ティング システムには 必要なパッチを適用す る必要があります。詳 細については、HP-UX パッチ項を参照してく ださい。 ソフトウェア ネットワーク機能 ● 正しく設定され機能 2GB以上のRAMを搭載 ● OpenSSH(オペ する任意のHPシステム レーティング シス しているDNS (PA-RISC 2.
インストールの概要と要件 注記: IPX以外のネットワークが有効化されていない従来のNovellシステムは、HP-UXの CMSでは管理できません。IPベースのネットワークを使用できるようにする必要 があります。 注記: NIS(Network Information Services)を使用する場合は、ローカルホストにping できるかどうか調べます。応答がない場合は、/etc/nsswitch.confファイルを作 成/編集し、ファイルにhosts:files dns nisエントリを加えます。NISサーバが ネットワーク内にない場合は、/etc/nsswitch.
インストールの概要と要件 6. download selectedをクリックして、画面の指示に従います。gzipパッケージ形式をお すすめします。 パッチをインストールするには、次のように操作します。 1. /var/tmp/patchesディレクトリを作成し、このディレクトリにダウンロードしたパッチを コピーします。 2. setup.exeを、次のように実行してください。 gunzip patch_file tar -xvf patch_file 3. 次のコマンドを実行して、/var/tmp/patches/depotにパッチをロードします。 ./create_depot_hp-ux_11 4.
インストールの概要と要件 HP-UXの場合: ● HP PA-RISCシステム ● 任意のHP Itanium®ベース システム LinuxまたはWindowsの場合: ● 任意のHP x86システム ● 任意のHP Itanium®ベース システム 必要なWebブラウザ HP-UXの場合: ● Mozilla 1.7.8以上 ダウンロードするには、http://software.hp.com(英語)にアクセスしてください。 ● Firefox 1.5以上 Linuxの場合: ● Mozilla 1.7.8以上 ● Firefox 1.5以上 Windowsの場合: ● Microsoft Internet Explorer 6 Service Pack 1以上 ● Firefox 1.5以上 注記:HP SIMが適切に動作するには、すべてのInternet Explorerブラウザで、SSL 3.0またはTLS 1.
第 3章 CMSへのHP SIMの初期インストー ル システムの準備 ステップ1を実行して、CMSにHP SIMを新規インストールします。 1. CMSをインストールして設定します。このステップの実行手順は、この章で説明します。 2. CMSで管理する予定のシステム上に、必要な管理ソフトウェアをインストールして設定し ます。このステップの詳細については、第4章「管理対象システムのセットアップ」を参 照してください。 3. 各自の環境に合わせてHP SIMを設定します。推奨されるタスクについては、第5章「ファー ストタイム ウィザードによるHP SIMの設定」または第6章「オプション メニューによる HP SIMの設定」を参照してください。 4.
CMSへのHP SIMの初期インストール インストールされ使用できるように設定されている場合は、次のいずれかの章のアップグ レード手順を参照して、データを保存してください。SysMgmtServer製品のバージョン番 号が、B.04またはC.04で始まっている場合は、「HP Systems Insight Manager 4.x以上から のアップグレード 」の手順に従ってください。SysMgmtServer製品のバージョン番号が、 B0.
CMSへのHP SIMの初期インストール nfile 4097 nkthread 6000 nproc 2048 tcp_conn_request_max 2048 次のカーネル パラメータは、HP SIMによって調整されます。 カーネル パラメータの名前 カーネル パラメータの値 nfile 30000 semmns 2048 semmni 1024 ソフトウェアのインストールと設定 HP Systems Insight Managerをインストールする場合、依存ソフトウェアであるhpSysMgmtDB、 JAVAOOB、およびSSH(HP-UX Secure Shell)をインストールする必要があります。WBEMが インストールされていない場合、インストールするとHP SIM中央管理サーバ(CMS)を効率的 に管理できます。ソフトウェアをWebからダウンロードした場合は、これらの依存パッケージ がデポ ファイルに含まれています。以下のインストール手順は、このデポ ファイルの使用を 前提にして説明します。 HP Systems Insight Managerをインストールす
CMSへのHP SIMの初期インストール 説明 Oracleデータベース用のコマンド 3.
CMSへのHP SIMの初期インストール /opt/mx/bin/mxstart 6. (オプションの手順)CMS上でMozillaブラウザまたはFirefoxブラウザを使用する予定であ れば、インストールされていることを確認します。インストールされているバージョンを 調べるには、MozillaまたはFirefoxブラウザを開いて、[ヘルプ]、[Mozillaについて]または [Mozilla Firefoxについて]を選択します。 7. (オプションの手順)CMSを管理対象システムにする場合は、WBEMをインストールして ください(インストールされていない場合)。WBEMはOpenSSLに依存するため、次のコ マンドを実行してCMSにOpenSSLがインストールされていることを確認してください。 swlist OpenSSL このコマンドが、"Error:Software "OpenSSL" was not found on host"を返す場合、OpenSSL はインストールされていません。 OpenSSLは、http://www.hp.
CMSへのHP SIMの初期インストール (オプションの手順)HP SIMの調整 SAMまたはHP-UXカーネル設定ツール(kcweb)またはkctuneを使用して、必要に応じて、以下 のオプション パラメータを手動で調整します。 ● カーネル パラメータdbc_max_pctを設定します。このパラメータは、データ バッファ キャッ シュ用に動的に割り当てることができる物理メモリの割合(%)を示します。デフォルトの 設定値は50%ですが、通常この値は大きすぎます。使用するシステムの物理メモリ サイズ から逆算して、この割合で得られる物理メモリ量が約200MBになるよう値を設定してくだ さい。たとえば1GBのRAMを搭載したサーバの場合であれば、この値を20%に設定します。 このパラメータの調整について詳しくは、dbc_max_pctのマン ページを参照してください。 注記: このパラメータにはdbc_min_pct(1%以上の値を設定)より小さい値は設 定できません。詳細については、dbc_max_pctのマンページを参照してく ださい。 注記: HP-UX 11i v2(2004年9月以降)(B.
CMSへのHP SIMの初期インストール は、http://www.hp.com/jp/proliantessentials_manualにある『HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド』を参照してください。 注記: ServiceGuard Managerを初めてインストールする場合は、ServiceGuard Manager 5.0をインストールしてください。ServiceGuard Manager 5.0のダウンロード方 法については、以下を参照してください。 http://www.hp.
第 4章 管理対象システムのセットアップ ステップ2を実行して、必要な管理ソフトウェアをインストールして設定します。 1. CMSをインストールして設定します。このステップの実行手順については、第3章「CMS へのHP SIMの初期インストール」で説明しています。 2. CMSで管理する予定のシステム上に、必要な管理ソフトウェアをインストールして設定し ます。このステップの実行手順は、この章で説明します。 3. 各自の環境に合わせてHP SIMを設定します。推奨されるタスクについては、第5章「ファー ストタイム ウィザードによるHP SIMの設定」または第6章「オプション メニューによる HP SIMの設定」を参照してください。 4.
管理対象システムのセットアップ ● B8465BA A.02.00.07 HP WBEM Services for HP-UX このWBEM Servicesバンドルには、HP SIMプロパティ ページに表示される基本システム装 置と、HP SIMのインベントリ機能による収集サポート機能およびレポート機能が含まれて います。プロパティ、インベントリ、およびイベントに関してSIMを最大限に活用するに は、以下のソフトウェアをインストールして、HP-UX 11i v2サーバで利用できるようにし ます。 ● LVMProvider R11.23 CIM/WBEM Provider for LVM ● WBEMP-LAN-00 B.11.23 LAN Provider for Ethernet/LAN Interfaces ● SysFaultMgmt A.02.00 HP-UX System Fault Management ● SysMgmtWeb A.2.
管理対象システムのセットアップ $ swinstall –s 管理対象ストレージ システムのセットアップ SMI-S(Storage Management Initiative Specification)は、ストレージ ネットワークとストレー ジ デバイスの相互運用可能な管理を実現するSNIA(Storage Networking Industry Association) 規格です。HP SIM は、この規格を使用して、サポートするストレージ システムを検出および 管理します。 HP SIMがストレージ システムを検出するには、そのストレージ システムのWBEM SMI-Sプロ バイダをインストールして、設定しておく必要があります。プロバイダをインストールしてお く必要のあるストレージ デバイスには、ファイバ チャネル ディスク アレイ、スイッチ、テー プ ライブラリ、ホスト(ファイバ チャネル ホスト バス アダプタを取り付け済み)などがあ ります。 HP SIMによる各デバイスのサ
第 5章 ファーストタイム ウィザードによ るHP SIMの設定 ファーストタイム ウィザードを使用して、ご使用の環境に合わせてHP SIMを設定する場合は ステップ3を実行してください。また、第6章「オプション メニューによるHP SIMの設定」の 手順を参照して設定することもできます。 1. CMSをインストールして設定します。このステップの実行手順については、第3章「CMS へのHP SIMの初期インストール」で説明しています。 2. CMSで管理する予定のシステム上に、必要な管理ソフトウェアをインストールして設定し ます。このステップの詳細については、第4章「管理対象システムのセットアップ」を参 照してください。 3. 各自の環境に合わせてHP SIMを設定します。推奨されるタスクについては、この章(ファー ストタイム ウィザードを使用して手順を実行する場合)または第6章「オプション メニュー によるHP SIMの設定」を参照してください。 4.
ファーストタイム ウィザードによるHP SIMの設定 注記: Firefoxのデフォルト設定では、ファーストタイム ウィザードをブロックします。 注記: ファーストタイム ウィザードでの設定内容は、概要ページで終了をクリックす るまで適用されません。 1. Webベース エンタープライズ管理 デフォルトのWBEMユーザ名とパスワードを入力しま す。この情報は、WBEM管理プロトコルを使用するシステムの検出に使用されます。 2. SNMP 新たに検出されるすべてのシステムに使用される読み込みコミュニティ名を入力し ます。コミュニティ名によって、HP SIMと管理対象システムの間の通信を許可する認証が 設定されます。この情報は、SNMP管理プロトコルを使用するシステムの検出に使用され ます。 注記: WBEMおよびSNMPについては、http://www.hp.com/jp/proliantessentials_manualに ある『HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド』 を参照してくださ い。または、 3.
ファーストタイム ウィザードによるHP SIMの設定 WBEM通信を無効にしたり設定を入力したりするには、オプション->[プロトコル設定]->[グロー バル プロトコル設定]を選択します。 ネットワークにWBEMシステムがない場合は、ここで情報を入力する必要はありません。WBEM システムがある場合、それらのシステムのユーザ名とパスワードを入力しないと、HP SIMはそ れらを検出しません。 注記: 単一システムまたは類似システム グループのプロトコル設定の調整については、 http://www.hp.com/jp/proliantessentials_manualにある『HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド』 を参照してください。 1.
ファーストタイム ウィザードによるHP SIMの設定 ネットワークにSNMPシステムがない場合は、ここで情報を入力する必要はありません。SNMP システムがある場合、それらのシステムに適合する読み込みコミュニティ名を入力しないと、 HP SIMはそれらを検出しません。 注記:単一システムまたは類似システム グループのプロトコル設定の調整については、 http://www.hp.com/jp/proliantessentials_manualにある『HP Systems Insight Managerテクニカ ル リファレンス ガイド』 を参照してください。 1. [読み込みコミュニティ名]ボックスでは、最大4つの読み込みコミュニティ名を入力しま す。コミュニティ名は、大文字と小文字が区別され、新しく検出されるすべてのシステム に適用されます。 認識プロセスでは、正常な応答を取得するまで、各読み込みコミュニティを順番に使用し て、システムとの通信が試みられます。その後のSNMP要求では、正常な応答があったコ ミュニティ名が使用されます。 2.
ファーストタイム ウィザードによるHP SIMの設定 中央管理サーバへのユーザの追加 HP Systems Insight Manager(HP SIM)では、ユーザ管理に、ユーザの追加、編集、および削 除が含まれます。ユーザは、ファーストタイム ウィザードで、または[オプション]->[セキュリ ティ]->[ユーザおよび認証]を選択することによって設定できます。グラフィカル ユーザ インタ フェース では、ユーザ グループやレポートなどの追加の設定オプションを使用することがで きます。 注記: 詳細については、http://www.hp.com/jp/proliantessentials_manualにある『HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド』 を参照してくださ い。 ユーザの作成 1. 新規をクリックします。[新規ユーザ]セクションが表示されます。 2.
ファーストタイム ウィザードによるHP SIMの設定 プロトコル設定の指定」、「レポート、スナップショット比較、ツール、カスタム コ マンド、イベント、自動タスクなどの作成、変更、削除、実行」を行うことができま す。 ● 制限付き権限の場合、すべてのレポートとそのユーザのツールの作成、変更、および 削除が可能です。ユーザは、新しいレポートの作成、レポートの編集、レポートの削 除(事前定義レポートを含む)を行うことができます。 ● 設定権なしの場合、中央管理サーバの設定は行えません。ユーザは、CMSとすべての 管理対象システムに関する定義済みレポートの表示と実行ができます。ただし、ユー ザには、CMSや管理対象システムに関する設定権がありません。 6. 新しいユーザを保存して[新規ユーザ]セクションを閉じるには、OKをクリックします。こ のユーザを保存して追加のユーザを入力するには、適用をクリックします。 7. ユーザの入力が完了したら、次へをクリックしてファーストタイム ウィザードの次のス テップに進みます。 ユーザの編集 1.
ファーストタイム ウィザードによるHP SIMの設定 注記 有効なSMTPホストを入力しなかった場合は、HP SIMによって、Email通知が送信でき ないことを示すメッセージが表示されます。この時点でEmail設定を入力しない場合はOK をクリックします。または、キャンセルをクリックして有効なSMTPホストを入力します。 HP SIMのGUIを使用する場合は、OKをクリックします。 注記: [サーバには認証が必要です]オプションが選択されている場合、間違ったアカウ ント情報を入力すると、Emailイベント通知は、目的の受信者に届きません。 自動イベント処理の設定 自動イベント処理により、HP Systems Insight Manager(HP SIM)は、特定のイベントが発生 したときにアクションを実行することができます。 ファーストタイム ウィザードにより、既 存のイベント収集に基づいて、イベント収集属性に一致するイベントが発生したときにEmail通 知を送信するタスクを1つ定義することができます。たとえば、ログイン失敗イベントが発生 したときにシステム管理者にEmailを送信するようにHP SIM
ファーストタイム ウィザードによるHP SIMの設定 ❍ [ポケベル/SMS]。同じ情報がポケベル メッセージ フォーマットで受信者に送信さ れます。 ❍ [HTML]。EmailメッセージがHTMLフォーマットで受信者に送信されます。 [エンコーディング]フィールドで、次のフォーマットのいずれかを選択します。 ❍ 西ヨーロッパ言語(ISO-8859-1) ❍ Unicode(UTF-8) ❍ 日本語(ISO-2022-JP) ❍ 日本語(シフトJIS) ❍ 日本語(EUC) 3.
第 6章 オプション メニューによるHP SIMの設定 ご使用の環境に合わせてHP SIMを設定する場合はステップ3を実行してください。また、第5章 「ファーストタイム ウィザードによるHP SIMの設定」で説明するファーストタイム ウィザー ドを使用することもできます。 1. CMSをインストールして設定します。このステップの実行手順については、第3章「CMS へのHP SIMの初期インストール」で説明しています。 2. CMSで管理する予定のシステム上に、必要な管理ソフトウェアをインストールして設定し ます。このステップの詳細については、第4章「管理対象システムのセットアップ」を参 照してください。 3. 各自の環境に合わせてHP SIMを設定します。このステップの手順はこの章で説明します。 また、第5章「ファーストタイム ウィザードによるHP SIMの設定」で説明するファース トタイム ウィザードを使用して、HP SIMの初期設定を行うこともできます。 4.
オプション メニューによるHP SIMの設定 1. [オプション]->[プロトコル設定]->[グローバル プロトコル設定]を選択します。[グローバル プロトコルの設定]ページが表示されます。 2.
オプション メニューによるHP SIMの設定 管理かつ検出するために、このオプションを有効のままにしておくことをおすすめしま す。 6. [デフォルトSNMP設定]セクションで、[SNMP有効]を選択(この設定がデフォルト)し て、[デフォルト タイムアウト]と[デフォルト再試行]を設定します。WANかサテライト リンクで管理するシステムがある場合は、再試行回数を最低でも1回設定し、タイムアウ トを長くしてください(たとえば5秒)。LANの場合は、タイムアウトを短くできます。 これは、単一システム ベース上で設定できます。 7. (省略可能)[デフォルト書込みコミュニティ名]を入力します。この値では、大文字と小 文字が区別されます。このオプションを設定する必要があるツールは、それほどありませ ん。コミュニティ名では、大文字と小文字を区別します。 8.
オプション メニューによるHP SIMの設定 3. 作成しているログイン アカウントに割り当てる、定義済み権限を含むテンプレートかログ インを、[このユーザに設定された認証を使用するか次の[テンプレート]からコピーする] フィールドから選択します。 4.
オプション メニューによるHP SIMの設定 1. [オプション]->[セキュリティ]->[ユーザおよび認証]->[ユーザ]を選択し、新規グループをク リックします。[新規ユーザ グループ]セクションが表示されます。 2. HP SIMへのサイン インに使用するオペレーティング システム グループ名を、[グループ 名](中央管理サーバ上)フィールドに入力します。これは必須フィールドです。 3. 中央管理サーバ(CMS)がWindowsオペレーティング システムを実行している場合は、 グループのWindowsドメイン名を[ドメイン](ログイン名のWindowsドメイン)フィー ルドに入力します。 4. [フルネーム]フィールドにグループのフルネームを入力します。この名前は、[ユーザ]タブ のテーブルに表示されます。 5. 作成しているグループに割り当てる、定義済み認証を含むテンプレートかログインを、[こ のユーザに設定された認証を使用するか次の[テンプレート]からコピーする]ドロップダウ ン リストから選択します。 6.
オプション メニューによるHP SIMの設定 9. 新しいユーザを保存して[新規ユーザ グループ]セクションを閉じるには、OKをクリック します。保存して、[新規ユーザ グループ]セクションを開いたままにしておくには、適用 をクリックします。また、新しいグループを保存せずに[新規ユーザ グループ]セクション を閉じるには、キャンセルをクリックします。 ツールボックスの追加 ツールボックスを作成することで、ユーザが使用できるツールを1つのグループにまとめるこ とができます。 ツールボックスを追加するには、次のように操作します。 1. [オプション]->[セキュリティ]->[ユーザおよび認証]->[ツールボックス]を選択し、新規をク リックします。[新規ツールボックス]セクションが表示されます。 2. [名前]フィールドに、新しいツールボックスの名前を入力します。これは必須フィールド です。 3. [説明]フィールドに、ツールボックスの説明を入力します。 4. ツールボックスと、このツールボックスで作成されたすべての認証を有効にする場合は、 [ツールボックスは有効です]を選択します。 5.
オプション メニューによるHP SIMの設定 ドロップダウン リストからユーザかテンプレートを選択します。 ● [ツールボックスおよびシステム/システム グループ認証を手動で割り当てる] a. [ツールボックスの選択]セクションで、認証を割り当てるツールボックスを選択し ま す。 b. [システムの選択]リスト ボックスに、2つのデフォルト システム グループが表示 されます。どちらかのグループを選択するか、追加をクリックして、[システムの 追加]セクションを表示し、認証するシステムを選択します。 1. [次のリストから選択してターゲットを追加]ドロップダウン リストの下向き 矢印をクリックして、収集を選択します。 2. 収集全体を選択する場合は、[" <収集名> "自体を選択]チェックボックスを選 択 します。このオプションにより、現在表示されている収集の内容に基づく システム グループが作成されます。 3.
オプション メニューによるHP SIMの設定 注記:これにより、選択されているシステムごとに別々の認証が作成されま す。 5.
オプション メニューによるHP SIMの設定 注記 有効なSMTPホストを入力しなかった場合は、HP SIMによって、Email通知が送信でき ないことを示すメッセージが表示されます。この時点でEmail設定を入力しない場合はOK をクリックします。または、キャンセルをクリックして有効なSMTPホストを入力します。 HP SIMのGUIを使用する場合は、OKをクリックします。 自動イベント処理の設定 自動イベント処理の設定では、イベントを受信したときにHP SIMで自動実行するアクションを 定義できます。 自動イベント処理をセットアップするには、次のように操作します。 1. [オプション][イベント]->[自動イベント処理]->[新規タスク]を選択します。[自動イベント 処理] - [新規タスク]ページが表示されます。 2.
オプション メニューによるHP SIMの設定 クして、イベントおよびシステム収集の条件を読み取り専用ビューで確認します。 戻るをクリックして前のステップに戻るか、次へをクリックして次のステップに 進みます。[アクションの選択]ページが表示されます。 イベント検索の詳細については、http://www.hp.com/jp/proliantessentials_manualにある 『HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド』を参照してください。 5.
オプション メニューによるHP SIMの設定 ● SNMP トラップとして送信 システム名かIPアドレスを[名前またはIP]フィールドに入力し、>>をクリックして[ト ラップ受信者]ボックスに追加します。 受信者を削除する場合は、[トラップ受信者]ボックスで名前を選択した後で、削除をク リックします。削除する受信者にスクロールするには、上向き矢印と下向き矢印を使 用します。 ● システム ログへの書き込み Windows NTシステムとWindows XPシステムでは、イベントの詳細がアプリケーショ ン ログに書き込まれ、イベント ログの[ソース]列は記録されたイベントの[HP SIM]と してリストされます。LinuxシステムとHP-UXシステムでは、イベントの詳細がシステム ログに記録されます。このログは通常、Linuxでは/var/log/messagesファイルに、HP-UX では/var/adm/sysLog/syslog.logファイルにあります。 ● イベントを確認済みに変更 受け取ったイベントは、タスク実行時に選択した条件に基づいてクリアされます。 6.
オプション メニューによるHP SIMの設定 検出処理の設定と実行 検出とは、HP SIMがネットワーク上のシステム検出およびシステム識別を実行し、その情報に 基づいてデータベースを作成するプロセスを指します。データの収集およびシステム ステータ スの追跡を行うには、そのシステムを事前に検出しておく必要があります。新しいシステムを 検出するには、以下の2つの基本的な方法があります。 ● 自動検出。 自動検出とは、HP SIMがネットワーク上のシステム検出およびシステム識別 を実行し、その情報に基づいてデータベースを作成するプロセスを指します。データの収 集およびシステム ステータスの追跡を行うには、そのシステムを事前に検出しておく必要 があります。 ● 手動検出。 手動検出とは、自動的なフル検出を実行せずに、単一または複数のシステム をデータベースに追加して、HP SIMデータベースのHostsファイルを作成またはインポート し、さらに汎用のHostsファイルを作成またはインポートするプロセスを指します。 自動検出処理の設定と実行 1.
オプション メニューによるHP SIMの設定 注記:このオプションは、[検出フィルタを有効化]チェックボックスを選択した場合にの み利用できます。 9. [次の基準を満たすシステムに検出を限定します]セクションで、以下から選択します。 ● [上記のフィルタに適合するシステム] ● [すべての管理可能システム](WBEM、SNMP、DMI、WMI、またはHTTPのサポー ト) ● [HPエージェントにより管理可能なシステムのみ] 注記:このオプションは、[検出フィルタを有効化]チェックボックスを選択した場合にの み利用できます。 10. 設定を保存するには、OKをクリックします。設定を保存しないで[一般設定]セクションを 閉じる場合は、キャンセルをクリックします。 検出フィルタを有効にしているがシステム タイプを選択していない場合にOKをクリック すると、次のエラー メッセージが表示されます。 フィルタを有効にするには、少なくとも1つのデバイスタイプを選択する必要がありま す。 手動検出処理の設定と実行 1.
オプション メニューによるHP SIMの設定 ● [このシステム上で識別が失敗した場合にのみ使用される追加のシステム プロパティを 指定してください。] 次を含みます。 ❍ [システム タイプ] 下向き矢印をクリックし、適切なシステム タイプを選択します。 ❍ [システム サブタイプ] 下向き矢印をクリックし、適切なシステム サブタイプを選択します。最大8種類の システム サブタイプを入力できます。 ❍ [製品モデル] 56
オプション メニューによるHP SIMの設定 自由形式フィールドで、システム モデル番号を入力できます。 ● [WBEM設定] ❍ [ユーザ名] ❍ [パスワード] WBEMユーザ名およびパスワードのデフォルト グローバル値を使用したくない場合 は、[カスタムを使用]を選択し、カスタム値を入力します。 ストレージ システムを手動検出する場合は、SMI CIMOMのユーザ名およびパスワー ドがグローバル プロトコル設定に含まれている必要があります。含まれていない場 合は、ここでそれらをカスタム値として入力してください。グローバル設定を確認 するには、[オプション]->[グローバル プロトコル設定]->[プロトコル設定]を選択し ます。 Windowsベース システムの場合は、domainname\usernameのように、ユーザ名に ドメイン名を含めます。 ❍ [SNMP設定] SNMP設定のデフォルト グローバル値を使用したくない場合は、[カスタムを使用] を選択し、カスタム値を入力します。 ❑ [タイムアウト(秒)] HP SIMがシステムに要求を送信したときにSNMP応答を待機する時間。時間内 に応
第 7章 管理対象システムの設定 ステップ4を実行して、管理対象システムのプロトコルを設定します。 1. CMSをインストールして設定します。このステップの実行手順については、第3章「CMS へのHP SIMの初期インストール」で説明しています。 2. CMSで管理する予定のシステム上に、必要な管理ソフトウェアをインストールして設定し ます。このステップの詳細については、第4章「管理対象システムのセットアップ」を参 照してください。 3. 各自の環境に合わせてHP SIMを設定します。推奨されるタスクについては、第5章「ファー ストタイム ウィザードによるHP SIMの設定」または第6章「オプション メニューによる HP SIMの設定」を参照してください。 4.
管理対象システムの設定 ● ターゲットの追加をクリックして、ターゲットを[ターゲット システム リスト]に追加 します。 ● ターゲットを削除するには、ターゲットを選択して、ターゲットの削除をクリックし ます。 ● 次へをクリックして、ツール パラメータを指定し、タスクをスケジュールします。 5. 6. [認証情報を入力]ページで、以下を実行します。 a. [ユーザ名]フィールドに、ターゲット システムのシステム管理者のユーザ名を入力し ます。 b. [パスワード]フィールドに、前の手順で入力したユーザ名のシステム管理者パスワー ドを入力します。 c.
管理対象システムの設定 注記:SSHは、OpenSSHサービスが管理対象システムで動作している場合にのみ設定 できます。 このオプションを選択する場合は、次のうちいずれかを選択する必要があります。 ❍ SSHのホスト ベース認証.SSHの詳細については、 http://h18013.www1.hp.com/products/servers/management/hpsim/infolibrary.html (英語)にある『Secure Shell (SSH) in HP SIM 5.
管理対象システムの設定 1. 印刷可能なレポートの表示をクリックします。 [オプション メッセージ]ボックスが表示され、現在選択しているターゲット シス テムのみを含むレポート、またはタスク インスタンスに関連するすべてのターゲッ ト システムを含むレポートを生成するかどうか、質問されます。 2. 印刷するレポートを選択します。 3. レポートを印刷するには、OKをクリックします。 [タスク結果の表示]ページに戻 るには、キャンセルをクリックします。 ターゲット システムに、マネジメントHTTPサーバがインストールされている場合、マネジ メントHTTPサーバのパスワード ファイルで、ログイン認証情報が更新されます。 管理対象システムの手動セットアップ 以下では、HP-UX管理対象システムを手動で設定する手順を詳しく説明します。 HP-UXシステムを手動で設定するには、次のように操作します。 ● SNMP設定 トラップをCMSに送信するようにSNMPを設定します。 1.
管理対象システムの設定 または ❍ mxagentconfig -a -n -u root -p 注記:-pオプションを使用するとps出力によってパスワードが知られてしまいます。こ のため、mxagentconfig -aを使用する際は、-fオプションを使用することを強くおす すめします(ファイルは、rootだけが読み取れるように設定し、管理対象システムのroot パスワードだけを含むようにしてください)。-pオプションを使用する場合、パスワー ドに「&」や「$」などの特殊記号が含まれていなければ、パスワードを一重引用符で囲 んでください。詳細およびオプションについては、man mxagentconfigを使用して mxagentconfigのマンページを参照してください。 ❍ SSHを管理対象システムにインストールします(インストールされていない場合)。 swinstall -s /directory/depot T1471AAここで、directoryはデポ ファイルへのパ ス、depotはデポ ファイルのファイル名です。次に例を示します。 sw
管理対象システムの設定 CMSから、WBEMイベント コマンド ラインを実行します。 mxwbemsub -l -n 詳細については、http://www.hp.com/jp/proliantessentials_manualにある『HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド』を参照してください。 WBEMを管理対象システムにインストールします(インストールされていない場合)。 swinstall -s /directory/depot B8465BA ここで、directoryはデポ ファイルへのパス、depotはデポ ファイルのファイル名です。次に例 を示します。 swinstall -s /tmp/HPSIM_download.depot B8465BA ● HP-UX 11.0システムでDMIを設定します。 管理対象システムで、CMSのDNSホスト名を追加して、DMIを設定します。 注記: DMIは、HP-UX 11.0だけで設定できます。 管理対象システムでDMIデーモンを停止させます。 /sbin/init.
第 8章 HP Servicecontrol Managerか らHP Systems Insight Managerへの アップグレード SCM 3.0をHP SIM 5.xにアップグレードするには、まず、HP SIM 4.2にアップグレードする必 要があります。この章の手順を実行したあとで、「HP Systems Insight Manager 4.xからHP Systems Insight Manager 5.xへのアップグレード」の手順を実行してください。HP SIMへのアッ プグレード時には、4.2ファイルがインストールされ、既存のHP Servicecontrol Manager(SCM) データがHP SIM 4.2と互換性のある形に変換されます。アップグレード インストールでは、以 下のデータをはじめとするすべてのカスタム データが引き継がれます。 ● ユーザ ● システム ● システム グループ ● ツール ● ツールボックス ● 権限 同一システム上にHP SCMとHP SIMを共存させることはできません。 注記: SCM 3.0からHP SIM 4.
HP Servicecontrol ManagerからHP Systems Insight Managerへのアップグレード SCM 3.0からHP Systems Insight Manager 4.2 へのアップグレード 注記: SCM 3.0からHP SIMへのアップグレード時には、既存のデータベースが移行さ れ、パスワードがバックアップ ディレクトリに保存されます。 注記: SCM 3.0をHP SIMにアップグレードすると、新しいRMI(Remote Method Invocation)キーとキー ストアが作成されます。作成されたキー ストアはバック アップ ディレクトリに保存されます。 1. 次のコマンドを実行して、SCMが動作していることを確認します。 ps -ef | grep mx SCMが実行中でない場合は、サービスを開始してください。 /opt/mx/bin/mxstart 2. Java Out-of-Boxファイル セットを使用してカーネルをチューニングします。詳細について は、次のWebサイトを参照してください。 http://www.hp.
HP Servicecontrol ManagerからHP Systems Insight Managerへのアップグレード nproc 2048 tcp_conn_request_max 2048 注記:HP-UX 11i v2(2004年9月以降)(B.1 1 .23)では、maxusersパラメータは、使用 されません。 3. SAM(System Administration Manager)またはHP-UXカーネル設定ツール(kcweb)を使用 して、以下のパラメータを手動で調整します。 a.
HP Servicecontrol ManagerからHP Systems Insight Managerへのアップグレード 6. mxdomainmgrデーモンおよびmxdtfデーモンが実行されていることを確認してください。 ps -ef | grep mx 実行中でないデーモンがあれば開始してください。 /opt/mx/bin/mxstart 7. (省略可能)トラップをCMSに送信するようにSNMPを設定します。 a. /etc/SnmpAgent.d/snmpd.confファイル内に、trapdestとして、CMSの完全ホスト名ま たはIPアドレスを追加します。 trap-dest:hostname_or_ip_address b. 次のコマンドを使用して、SNMPマスタ エージェントとすべてのサブエージェントを 停止します。 /sbin/init.d/SnmpMaster stop c. 次のコマンドを使用して、SNMPマスタ エージェントとすべてのサブエージェントを 再起動します。 /usr/sbin/snmpd 8.
HP Servicecontrol ManagerからHP Systems Insight Managerへのアップグレード mxtool -af /var/opt/mx/bak/3.0/zzz_mxtool.3_0.xml このコマンドにより、「Cannot add because it already exists in the system」と いうメッセージが多数表示される場合がありますが、これらメッセージは無視してく ださい。 d. 更新されたツール定義を移行し、HP Systems Insight Managerのツール メニューにす べてのツールが正しく表示されていることを確認します。コマンド ラインから次のコ マンドを実行してください。 sh fixmenu.sh scmtdefs.data /var/opt/mx/bak/3.0/tools /var/opt/mx/tools e. CMSのコマンド ラインから次のコマンドを実行してシステム(ノード)を移行しま す。 mxnode -af /var/opt/mx/bak/3.0/zzz_mxnode.3_0.
HP Servicecontrol ManagerからHP Systems Insight Managerへのアップグレード h. 上記の手順を実行しても、メニューなどの項目がまったく表示されないかまたは正し い位置に表示されない場合は、次のコマンドを実行します。 sh /opt/mx/bin/fixmenu.sh scmtdefs.data /var/opt/mx/bak/3.0/tools /var/opt/mx/tools 10. GUIを使用して、デフォルトのWBEMユーザ名およびパスワードを[グローバル プロトコ ル設定]ページに追加します。 注記:CMSには、1つ以上のWBEMユーザ名とパスワードの組み合わせについてのアカウ ントが存在している必要があります。 a. [オプション]->[プロトコル設定]->[グローバル プロトコル設定]を選択します。 b. [デフォルトWBEM設定]セクションで、[WBEM有効]チェックボックスが選択されて いることを確認し、デフォルトのWBEMユーザ名およびパスワードを追加します。 c.
HP Servicecontrol ManagerからHP Systems Insight Managerへのアップグレード 重要:CMSがHP-UXシステムでない場合、英語以外のCMSでは、管理者アカウントがCMS 上に存在すること、および作成された管理者アカウントに対してmxagentconfigがCMS で実行されていることを確認します。 a. CMSコマンド プロンプトから[SSHキーの管理]ダイアログ ボックスを開きます。 mxagentconfig -a -n hostname -u username -p Password b.
第 9章 HP Systems Insight Manager 4.x以上からのアップグレード この章では、HP SIM 4.xからHP SIM 5.xへのアップグレード手順について説明します。 注記: コマンド ラインの末尾に"\"が付いている場合は、コマンドが次の行に続いてい ることを示しています。 注記: HP SIMは、Oracleデータベースへのアップグレードをサポートしません。Oracle は、新規インストールでのみサポートされます。 HP SIM 4.x以上からのアップグレード 1. システムが最小要件を満たしているかどうかを検証します。 2. 最新の必須および推奨HP-UX 11iパッチをインストールします。詳細については、HPのWeb サイトhttp://www.hp.com/products1/unix/java/patches/index.html(英語)で確認してく ださい。 注記:HP-UX 11.
HP Systems Insight Manager 4.
HP Systems Insight Manager 4.x以上からのアップグレード c. 6. すぐに実行をクリックします。 (オプションの手順)CMS上でMozillaブラウザを使用する予定であれば、Mozilla 1.7.8以 上がインストールされていることを確認します。インストールされているバージョンを調 べるには、Mozillaブラウザを開いて、[ヘルプ]、[Mozillaについて]を選択します。HP SIM にアクセスするには、Internet Explorer、FireFox、またはMozillaを使用して http://localhost:280/にアクセスし、HP SIMのグラフィカル ユーザ インタフェース(GUI) を起動します。 注記: 完全な設定権があるユーザが最初にHP Systems Insight Managerにログイ ンすると、HP Systems Insight Managerのファーストタイム ウィザード が表示されます。ファーストタイム ウィザードは、基本設定のみを行い ます。設定できるオプションは、他にもあります。詳細については、 http://www.
第 10章 HP Systems Insight Manager のアンインストール HP-UXシステムからのHP Systems Insight Managerのアンインストール 注意: HP Systems Insight Managerを削除する前にデータベースの情報をバックアップ しておかないと、HP Systems Insight Managerの削除後この情報は永久に失われ ます。 1. 次のコマンドを実行して、HP Systems Insight Managerデーモンを停止します。 mxstop 2.
HP Systems Insight Managerのアンインストール 5.
第 11章 グラフィカル ユーザ インタ フェースの使用法 HP Systems Insight Managerは、ブラウザベースのGUIを備えています。 GUIのアクセス グラフィカル ユーザ インタフェース(GUI)にはサポート対象のWebブラウザを実行してい る任意のネットワーク クライアントを使用して、http://localhost:280/からアクセスできます。 ● 必要なWebブラウザ ❍ HP-UXの場合: ❑ Mozilla 1.7.8以上 ダウンロードについては、http://software.hp.com(英語)を参照してください。 ❑ Firefox 1.5 ❍ Linuxの場合: ❑ Mozilla 1.7.8以上 ❑ Firefox 1.5 ❍ Windowsの場合: ❑ Microsoft Internet Explorer 6 Service Pack 1以上 設定が必要なセキュリティ関連オプションについては、以下の注記を参照してくだ さい。 ❑ Firefox 1.
グラフィカル ユーザ インタフェースの使用法 GUIには、次の6種類の領域があります。 1. 2. 3. 4. 5.
グラフィカル ユーザ インタフェースの使用法 6.
グラフィカル ユーザ インタフェースの使用法 注記:デフォルトの紹介ページは、ホーム ページとして設定されている場合のみ使用でき ます。このページをホーム ページとして設定していない場合に表示させるには、ホーム ページとして再選択してください。 4.
グラフィカル ユーザ インタフェースの使用法 3. 4. 5. 2番目の[概要の表示]を選択し、[未確認イベント ステータス]または[ヘルス ステータス]を 選択します。 a. システム収集[すべてのシステム]を選択するか、ドロップダウン リストから別のシス テム収集を選択します。 b. 必要であれば、[ラベル]を編集します。 [システムが次の条件に適合したら、アラートを表示します]を選択します。 a. [条件]を選択します。 b. システム収集[すべてのシステム]を選択するか、ドロップダウン リストから別のシス テム収集を選択します。 c.
第 12章 コマンド ライン インタフェース の使用 HP Systems Insight Managerは、グラフィカル ユーザ インタフェース(GUI)以外にコマンド ライン インタフェース(CLI)を備えています。GUIで実行可能な機能の多くが、CLIを介して も使用できます。 CLIへのログイン HP Systems Insight ManagerのCLIにはCMS上で直接アクセスするか、またはSSHクライアント ソフトウェアを使用してネットワーク クライアントからアクセスします。 CMSでの直接ログイン 1. 有効なユーザ名とパスワードを使用してCMSにログインします( SSHシステム名 )。 オペレーティング システム(OS)でのユーザ ログインに基づきHP SIMによっ て認証が 与えられます。 2.
コマンド ライン インタフェースの使用 HP-UX ● CLIコマンド ライン使用方法マンページは、セクション1Mと示されています。 ● CLI XML(Extensible Markup Language)使用方法マンページは、セクション4と示されてい ます。 例:mxtask CLIのコマンド ライン使用方法またはXML使用方法を表示するには、以下のいずれ かのコマンドを入力します。 ● # man mxtaskは、mxtask CLI.のコマンド ライン使用方法を表示します。 ● # man 1m mxtaskは、mxtask CLI.のコマンド ライン使用方法を表示します。 ● # man 4 mxtaskは、mxtask CLI.
第 13章 設定オプション HP SIMには、GUIからは使用できないが設定可能ないくつかのパラメータがあります。これら のパラメータは、CMSの設定ファイルを編集することで設定できます。 注記: すべてのHP SIMパラメータは、大半の状況に適した事前に定義済みの値に設定 されています。デフォルト値を使用して問題が発生した場合にだけ、これらのパ ラメータを変更する必要があります。 デフォルトでは、HP-UX設定ファイルの主な格納場所は2つ(/etc/opt/mx/config と/opt/hpwebadmin/lib)あります。 これらのファイルのフォーマットは、Javaプロパティ ファイルのフォーマットです。そのた め、これらのファイルのキーは大文字と小文字を区別します。また、バックスラッシュ(\) は二重バックスラッシュ(\\)で指定する必要があります。Javaプロパティ ファイルのフォー マットの詳細については、Webサイトhttp://java.sun.
設定オプション GUIのタイムアウト ポリシー 概要 HP SIMは、2通りの代替となるタイムアウト ポリシーを提供しています。第1のタイムアウト ポリシーは、HP SIMを使用してシステム ステータスを監視している環境向けで、監視タイム アウト ポリシーと呼ばれ、Insightマネージャ7で使用されているポリシーに似ています。第2 のタイムアウト ポリシーはより厳密で、非アクティブなユーザをタイムアウトとして処理しま す。これは、アクティブ タイムアウト ポリシーと呼ばれ、Servicecontrol Managerで使用され ているポリシーに似ています。 監視タイムアウト ポリシー 監視タイムアウト ポリシーは、ユーザがHP SIM GUI を表示し ているWeb ブラウザ ウィンドウを開いている限り、そのセッションを存続させます。ブラウ ザを閉じるか、別のWebページに移動すると、タイムアウト期間のタイマーが始動します。デ フォルトのタイムアウト期間は20分間です。離席などでユーザがいない間にセッションが違法 に使用されないように、パスワード保護されたスクリーン セーバなどのその他の手段を用いて セッ
設定オプション HP SIMの監査ログ設定 概要 HP SIMの監査ログでは、複数の機能を設定できます。たとえば、データをログに記録するツー ル、および最大監査ログ ファイル サイズを指定できます。HP SIMの監査ログは log.properties ファイルで設定し、ログに記録するツールを有効または無効に設定する場合は、XMLツール定 義ファイルで行います。 ツールの動作 XMLツール定義ファイルには、単一システム対応(SSA)コマンド ツールと マルチシステム対応(MSA)コマンド ツールのログを無効にするオプションがあります。コマ ンド要素のログ属性では、コマンドの結果をHP SIMログ ファイルに出力するかどうかを指定 します。コマンド出力はデフォルトでログに記録されます。 監査ログ パラメータ す。 ● ● ● ● ● log.
設定オプション 1. /etc/opt/mx/configにpath.propertiesという名前のファイルを作成します。 2. Windowsでは、path.propertiesファイルに次のエントリを追加します。 LOG=\\Auditlog\\LogsまたはLOG=C:/Auditlog/Logs HP-UXでは、path.propertiesファイルに次のエントリを追加します。 LOG=/var/opt/mx/logs 注記: /var/opt/mx/logsは、HP-UXの例として挙げたものです。このパスは、ユーザに よって定義されます。 3. HP Systems Insight Manager(HP SIM)デーモンを再起動します(mxstopとmxstart)。 サービスを再起動すると、path.propertiesファイルで指定したディレクトリに、mx.
設定オプション 最終結果のタスク タスク結果がスケジュールされたタスクの最終結果である場合、そのタ スク結果は無期限に保持されます。たとえば、スケジュールされたタスクが無効になると、そ の最終結果が無期限に保持されます。そのタスクが有効になっても、追加のタスク結果が累計 されるまでは、この最終結果が保持されます。 実装 短いおよび長いライフタイムを設定するには、mx.
第 14章 トラブルシューティング ログインの問題 HP SIM、またはInternet Explorer 6.0を使用してHP SIMからブラウズしている管理対象シ ステムにログインできない。 解決策1:システム名にアンダースコアが入っていると、Internet Explorerで認証Cookieが正常 に動作しません。 解決策1A:HP SIMでは、Internet Explorer 6.0を使用していて、HP SIMサーバの名前にアンダー スコアが入っている場合は、Internet Explorerのアドレス フィールドに入っている名前の代わり に、HP SIMサーバのIPアドレスを使用してください。 解決策1B:管理対象システムでは、システムの名前にアンダースコアが入っている場合は、シ ステムのIPアドレスを使用してください。名前の代わりにIPアドレスを使用してシステムへのリ ンクを作成するように、HP SIMを設定します。以下の手順に従ってください。 1. HP SIMにアクセスしてサイン インします。 2.
トラブルシューティング ● システムごとにCookieの処理を個別に指定します。[Webサイト]セクションにある編集を クリックし、指定したフィールドにシステムのアドレスを追加します。許可をクリックし て、常にそのシステムへのCookieを許可します。すべてのシステムについて、これを繰り 返します。 解決策2B:インターネット ゾーンからシステムを削除します。プライバシー ポリシーは、ブ ラウザのインターネット ゾーンにあるシステムだけに影響するので、インターネット ゾーン からシステムを削除すると、プライバシー ポリシーがそのシステムに影響しなくなります。こ れは、次のいずれかの方法で実行できます。 ● 名前の代わりにIPアドレスでシステムにアクセスすると、ブラウザが、それらのシステムが インターネット ゾーンにあるとみなす場合があります。代わりに、名前でアクセスしてく ださい。HP SIMを設定して、[オプション][セキュリティ]->[システム リンクの設定]の順に 選択して[システム名を使用]を選択することでシステムへのリンクを作成する際に、システ ム名を使用できます。 ● プロキシ サーバを使用
トラブルシューティング ● HP Servicecontrol Managerのデータを保持しない場合は、アップグレードを開始する前に、 Servicecontrol Managerを削除してもかまいません。次のコマンドを入力して、HP Servicecontrol Managerがシステムにインストールされているかどうかを確認します。 swlist -l bundle B8337BA B8339BA B8338BA swlist -l product ServControlMgr AgentConfig SysMgmtServer SysMgmtAgent HP Servicecontrol Managerをアンインストールするには、次のコマンドを実行します。 swremove ID ここで、IDは製品またはバンドルIDです。たとえば、次のように入力します。 swremove -x enforce_dependencies=false B8339BA または swremove -x enforce_dependencies=false SysMgmtServer SysMgmtAgent 次のコマンドを
トラブルシューティング Servicecontrol Managerを削除しないと、HP-UX 11i v2へのアップグレード プロセスは失敗し ます。 システムを HP-UX 11i v1からHP-UX 11i v2へアップグレード中で、HP Servicecontrol Manager を稼動したことがなく、HP SIMを使用する予定もない場合は、オペレーティング システムを HP-UX 11i v2にアップグレードした後に、HP Servicecontrol Managerを削除できます。 解決策:次のコマンドを入力して、バージョン2.5以前のHP Servicecontrol Managerがシステム にインストールされているかどうかを確認します。 swlist -1 bundle B8337BA B8339BA B8338BA swlist -1 product ServControlMgr AgentConfig SysMgmtServer SysMgmtAgent バージョン番号に注意してください。バージョン番号がA.02.05.
トラブルシューティング cp 汎用ツール mv 汎用ツール rm 汎用ツール copy 汎用ツール del 汎用ツール 解決策: 1. 古くなったツールを削除するには、完全な設定権があるユーザとして、HP SIMにサインイ ンします。 2. [オプション]、[セキュリティ]、[ユーザおよび認証]の順に選択し、[ツールボックス]タブ をクリックします。 3. [監視ツール]ツールボックスを選択します。 4. 編集をクリックします。 5. [ツールボックスの内容]パネルで、削除するツールを選択して、<<ボタンをクリックしま す。 6.
用語集 CPUポーリング率 監視対象システム上でHP Insightマネジメント エージェントが レポートするCPUの利用率を、クラスタ監視CPUリソースが チェックする頻度のこと。 DMI 参照 デスクトップ管理インタフェース DMIを使用したシステム情報 DMI V2規格に準拠し、テストに合格したエージェント。DMI V2に準拠したエージェントのリストについては、 http://www.dmtf.
用語集 HP Systems Insight Manager HP製のシステム、クラスタ、デスクトップ、ワークステーショ ン、ハンドヘルドなど、さまざまなシステムを管理できるシス テム マネジメント ソフトウェア。 HP SIM は、Insightマネージャ7、HP Toptools、HP Servicecontrol マネージャの長所を組み合わせることにより、Windows、 Linux、HP-UXを実行しているHP ProLiantシステム、Integrityシ ステム、HP 9000システムを管理する、統一されたツールを提 供する。HP SIMソフトウェアの中核部分では、すべてのHP製 サーバ プラットフォームの管理に不可欠な機能が提供されま す。HP製ストレージ、電源、クライアント、およびプリンタ 製品のプラグインを使用してHP SIMを拡張することもでき、 広範なシステム管理に使用できます。また、迅速なマシンの展 開、パフォーマンス管理、負荷管理のプラグインにより、ハー ドウェア資産の完全なライフサイクルの管理機能の提供に必要 な付加価値ソフトウェアを選択できます。 HP Systems In
用語集 ジ コンポーネント(SAN、SATAなど)の設定、電力、および 管理制御を提供する。Onboard Administratorは、単一の管理 プロセッサで、フェールオーバ用にオプションのバックアップ ツイン プロセッサとの共有リソースを持つ。 Open Service Event Manager () Insightマネジメント エージェントが動作している、サポートさ れているシステム(ProLiantおよびIntegrity)の問題のレポート を収集し、フィルタリングし、送信することができる。 さら に、システムで問題が検出されると、HP SIMにサービス イベ ント通知を自動的に送信する。 ProLiant Essentialsライセンス キー HPがお客様に与える契約上の許可であり、ライセンスの特定 のインスタンスを示すライセンス コードの形式で具体化され る。 1つのライセンスは、1つのキーで表現されたり、キーの 集合によって表現されたりする。 ProLiant Support Pack HPによってバンドルされたHP製ソフトウェア コンポーネント のセット。特定のオペレーティング
用語集 SMI CIMOM 参照 common information model object manager SMI-Sプロバイダ ストレージ管理のための明確に定義されたインタフェースを実 装する業界標準WBEMプロバイダ。HBA、スイッチ、テープ ライブラリ、およびストレージ アレイのメーカは、それらの システムをSMI-Sプロバイダと統合するか、SMI-Sプロバイダを 個別のソフトウェア パッケージとして提供することができる。 参照 Webベース エンタープライズ管理 SNMP通信設定 SNMP通信をサポートするシステムとの通信時に使用されるデ フォルトのSNMPコミュニティ名。 SNMPトラップ 障害を通信するのに使用するシステムで、SNMPエージェント によって生成される非同期イベント。 SNMPを使用したシステム情 報 SNMP MIB-2規格に準拠するエージェント。 Storage Management Initiative Specification () SNIA(Storage Networking Industry Association)によって策定 された標
用語集 アチブ。WBEMは、システム管理を簡素化し、WBEM準拠ア プリケーションで読み出すことのできるソフトウェア データ とハードウェア データへのアクセス性能を向上させる。 Windows Management Instrumentation () ネットワーク、一般にはエンタープライズ ネットワーク内の システムの管理と制御を可能にする、Windowsオペレーティ ング システムのAPI。 X Windowシステム プラットフォーム間ウィンドウ システムであり、クライアン ト/サーバ モデルを使用して、ネットワーク経由でサービスを 配布する。これにより、リモート コンピュータ上でアプリケー ションやツールを実行できるようになる。 XML文書 XMLで表現されたデータの集合。 Xクライアント Xサーバ上に表示されるアプリケーションまたはツール。Xク ライアントは、Xアプリケーションとも呼ばれる。 Xサーバ Xクライアントの要求を受け入れて、それに基づいて動作する ローカル アプリケーション。 イベント 管理環境に何か変更があった場合に、特定ユーザに通知する情 報。 イベントはSN
用語集 (Transmission Control Protocol)と、このIPを組み合わせてい る。 エージェント ユーザの介在なしに、情報を定期的に収集したり、その他の サービスを実行したりするプログラム。HP Systems Insight Manager(HP SIM) エージェントでは、ハードウェアとソフ トウェアの詳細情報、およびサブシステムのステータスが、 HP SIMと多数のサードパーティ製管理アプリケーションに提 供される。 参照 マネジメント エージェント エージェント設定のレプリ ケート Webベース エージェント設定をシステムのグループにコピー するツール。 エージェントの設定および修 復 エージェントの設定および修復機能は、SNMP設定の認証情報 や、HP SIMとターゲット システムの間の信頼関係を修正でき るHP SIMのプラグイン機能。7.
用語集 スに保持し、オペレーティング システムと管理アプリケーショ ンで使用できるようにする。DMTFは、さまざまなシステム タ イプと周辺システムに対するMIFフォーマットを指定してい る。 管理情報ベース () SNMPプロトコルを使用して情報を送信するためのデータ仕 様。また、MIBはネットワーク管理プロトコルによってアクセ スされる管理オブジェクトのデータベースである。 管理スコープ HP SIMが管理する、検出されたすべてのシステムのセット内 にあるシステムセット。 管理対象システム サーバ、デスクトップ、ストレージ システム、リモートInsight ボード(RIB)など、HP SIMによって管理されるシステム。 管理タスク システムまたはイベントの検索を設定する手続き。 管理ドメイン 管理対象システムと呼ばれるリソースの集合であり、HP SIM の制御下に置かれる。 それぞれの中央管理サーバが、管理ド メインを制御する。管理対象システムは、複数の管理ドメイン に属すことができる。 管理プロトコル 検出されたシステムとの通信を確立するWBEM、HTTP、 SNMP、またはDM
用語集 ティション、プロセッサ セット(pSet)、またはFair Share Scheduler(FSS)グループなどがある。nPartitionを含むサーバ は、nPartitionの要件が満たされていれば、SRDになる可能性が ある。仮想パーティションに分割されたサーバやnPartitionは、 その仮想パーティション コンパートメントのSRDになる可能性 がある。同様に、pSetを含む、サーバ、nPartition、または仮想 パーティションは、そのpSetコンパートメントのSRDになる可 能性がある。さらに、FSSグループを含む、サーバ、nPartition、 または仮想パーティションは、そのFSSグループ コンパートメ ントのSRDになる可能性がある。 nPartitionを含む複合体は、複数のSRDを保持する可能性があ る。たとえば、複合体がPar1およびPar2という名前のnPartition に分割されている場合、Par1のコンパートメントが仮想パー ティションである可能性があり、Par2のコンパートメントが pSetである可能性がある。 各コンパートメントが負荷を持つ。gWLMは、コンパ
用語集 検索条件 すべての情報のセットから情報のサブセットを定義するために 使用する変数(情報)のセット。フィルタできる情報セットに は、アクション情報、いくつかのシステム情報などがある。 フィルタは、包含フィルタに続き除外フィルタで構成される。 これら2つのフィルタリング処理の結果は、グループと呼ばれ る。フィルタの例として、表示可能な情報を作成したり、管理 操作を実行したりするSQL文が挙げられる。 検出 ネットワーク オブジェクトを検索および識別する管理アプリ ケーションの機能。 HPの管理アプリケーションでは、検出に より、指定したネットワーク範囲にあるすべてのHP製システ ムが検索および識別される。 検出テンプレート 検出テンプレートは、自動検出によって使用されるファイルで あり、[自動検出- 一般設定]ページの[包括範囲をping]フィー ルドや[除外範囲]フィールドにアドレスを直接入力する代わり となる。また、自動検出の範囲を迅速に変更するための方法と して設計されている。 検出フィルタ 完全な設定権があるユーザが、特定システム タイプのデータ ベースへの追加を許可したり禁止した
用語集 識別 検出ではシステムが探し出されるが、識別ではシステム タイ プの判別が試みられる。さらに、[グローバル プロトコルの設 定]ページの証明書を使用して、システムがサポートする管理 プロトコルが特定され、ロードされているオペレーティング システムの種類やバージョンと、システムに関するその他の基 本的な属性の取得も試みられる。最後に、システムが他のシス テムと関連付けられているかどうか(サーバ内の管理プロセッ サなど)が判別される。 自己署名証明書 記載者と認証機関が同じであるなど、認証機関を証明する証明 書。 参照 証明書, 認証機関 システム TCP/IPまたはIPXを介して通信するネットワーク上のノード。 システムを管理するには、あるタイプの管理プロトコル (SNMP、DMI、WBEMなど)がシステムに存在する必要があ る。システムの例としては、サーバ、ワークステーション、デ スクトップ、ハンドヘルド、ルーター、スイッチ、ハブ、およ びゲートウェイがある。 システム概要レポート HP SIMを初めて起動したときに取得されるシステムのステー タスを示すレポート。システム検索結果には、
用語集 ● システム リンク システム ステータス パネル 画面の左側にあるGUIセクションで、ステータス情報とシステ ムまたはイベント警告を表示する。 システム タイプ 12のタイプが提供されている。これらのタイプの1つをもとに 独自のタイプを追加できる。たとえば、Serverタイプを使用し てMyServerタイプを作成する。 このタイプは依然としてサー バであり、同じ方法でレポートされるが、独自の指定を持って いる。 システム タイプ管理 () 検出と識別のデフォルト動作を修正し、不明やシステムの別の カテゴリに分類されたオブジェクトを、要求どおりに正確に検 出して識別できるようにするユーティリティ。HP SIMでは、 システムの検出と識別が行われ、プライマリ ルール セットと して指定したルール セットに、不明システムが一致する場合、 新しい情報が適用される。さらに、新しいシステム タイプを 作成すると、[システム リンク]ページが提供され、システム エージェントまたはSNMPやDMIの通信プロトコルから戻され る情報が表示される。 システム デフォルト検索 統計システム ヘルス ス
用語集 ● 警告。 ● ● ● ● システムに潜在的な問題が存在するか、問題が 発生する可能性のある状態になっている。 正常。 システムは正常に稼動している。 無効。 監視機能から見るとシステムは無効になってい るが、必ずしも電源が切られているわけではない。 不明。 HP SIMが、システムに関する管理情報を取得で きない。 情報。 システムの状態が変化しているところか、また はエラーではない状態が発生している。 システム リンク マネジメント エージェントを持つ特定システムの要約情報ペー ジ。 自動検出 HP SIMが、ネットワーク上のシステムを検出および識別し、 その情報を使ってデータベースを作成するプロセス。データの 収集およびシステム ヘルス ステータスの追跡を行うには、最 初にシステムを検出する必要がある。自動検出のプライマリ ソースは、自動検出タスク ページで設定されるping検出。他 のソースとして、不明システムから、またはサーバに関する情 報を持つ管理プロセッサからの受信イベントが使用される場合 もある。識別は、検出されたシステムについて自動的に実行さ れる。 収集 システムの
用語集 シングル ログイン HP SIMにアクセスする認証済みユーザが、管理対象システム に再認証せずに、HP SIM内から管理対象システムにアクセス するための権限。HP SIMが、認証の初期ポイントとなり、別 の管理対象システムへのアクセスは、HP SIM内から行う。 ステータス タイプ ステータス メッセージ(クリティカル、メジャー、マイナー、 正常、警告、および不明)の分類。 ステータス メッセージ概要 ヘッダ リストヘッダでは、リスト内のステータス メッセージの総数、 および調査されなかったステータス メッセージの数が、括弧 に囲まれてまとめられている。 ステータス メッセージ リス ト クラスタ管理リソースが作成するリスト。[クラスタ監視]ペー ジの左下の領域に、検出されたエントリが収集され、異常な状 態のクラスタ属性が通知される。 ストレージ システム SANに接続されたファイバ チャネル ディスク アレイ、スイッ チ、テープ ライブラリ、またはホスト(ファイバ チャネル ホ スト バス アダプタ搭載)。 スプーフィング 別のサイトを装うWebサイトの行為。機密情報の収集
用語集 は、この機能により、高度な機能や危険な機能にアクセスでき ないようにして、スタッフにタスクを委任できる。システム管 理者は、別の組織や顧客が所有するシステムにアクセスできな いようにして、特定の組織や顧客にシステムの管理を委任する こともできる。 設定権がないユーザ CMSを設定できないユーザ。ただし、ユーザは、CMSとすべ ての管理対象システムに関する定義済みレポートの表示と実行 ができる。 設定履歴レポート サーバの設定を表示するレポートを含み、設定履歴ファイルを 比較して差異を発見する調査ユーティリティ。 属性 管理情報フォーマット(MIF)ファイルの属性。属性は、管理 可能な製品またはコンポーネントの1つの特性を説明する。関 連する属性の組み合わせは、グループを構成する。 たとえば、 プロセッサ チップのクロック速度は、そのチップを説明する グループの属性である。 参照 管理情報フォーマット ソフトウェア インベントリ VCAがインストールされているシステムにインストールされて いるHP製ソフトウェアのリスト。 ソフトウェア更新 リモート サイトからソフトウェアやファームウ
用語集 通信プロトコル 参照 管理プロトコル ツール HP SIMがタスクを行うために1つ以上のシステムで実行するア プリケーション、コマンド、スクリプト。 ツール カテゴリ ツールをグループ化する構造。ツールは、1つのみのカテゴリ に属す。ツール カテゴリにはツールのみを含めることができ る。その他のツール カテゴリを含めることはできない。 ツールボックス データベース管理やソフトウェア管理などの特定タスクにユー ザが必要とするツールの定義済みセット。各HP SIMツールボッ クスは、ツール セットに関連付けられている。 ディスク スレッショルドの 設定 HP SIMによって提供されるタスクであり、関連収集に載って いるシステムのディスク スレッショルドを設定する。このス レッショルドは、ターゲット システム上のすべてのディスク ボリュームに設定されます。 データ収集タスク 管理対象システム グループから情報を収集し、データベース に格納する手順。HP SIMでは、ハードウェア ステータス ポー リング タスクとデータ収集タスクが使用されて、収集が行わ れる。 データ収集レポート
用語集 ドメイン ネーム サービス () ドメイン名をIPアドレスに変換するサービス。 トラップ イベントが発生したことを示すマネジメント エージェントに よって生成される非要求メッセージ。たとえば、監視項目は設 定スレッショルドまたは変更されたステータスを超えているこ となど。以前は、アラームと呼ばれていた。 参照 イベント トラップ カテゴリ イベント タイプによって検出されるイベント収集システム。 HP SIMが、機能に従って論理グループに分類したSNMPトラッ プ。 トラップ通知アドレス HP SIMシステムによって通知されるトラップ通知を受信する ために指定されたシステムのIPアドレス。 認証機関 () 信頼された第三機関であり、デジタル署名、およびパブリック キーとプライベート キーのペアの作成に使用するデジタル証 明書を発行する。 このプロセスでの認証機関の役割は、証明 書の所有者が本人であることを保証することにある。 ネットワーク クライアント ネットワークに接続されており、HP SIM GUIに接続するため の互換ブラウザを備える任意のコンピュータ システム。 バー
用語集 分散タスク ファシリティ () 管理対象システムにおける、タスクのリモート実行を管理する 管理アプリケーション。 ヘルス ステータス すべてのステータス ソース(SNMP、WBEM、DMI、HTTPな ど)の統計ステータス。最も深刻なステータスが表示される。 参照 システム ヘルス ステータス マイナー ステータス システムから収集された統計ステータス情報であり、監視対象 サブシステムの1つ以上が正しく動作せず、システムに影響を 与えていることを示す。これ以上のエラーが発生することを回 避するために、できるだけ早く対処する必要がある。 マネジメントHTTPサーバ HP Webベース システム マネジメント ソフトウェアのHPス イートによって使用される統合されたソフトウェア。HTTPお よびHTTPS上の通信用。 HP Webベース システム マネジメン ト ソフトウェアに対する機能とセキュリティの統一セットを 提供。このバージョンは、ProLiant Support Pack 7.
用語集 ユーザ グループ HP SIMに追加されている、CMSオペレーティング システム上 で定義されているユーザ グループ。オペレーティング システ ムのユーザ グループのメンバは、HP SIMにサイン インでき る。 ユーザ認証 ユーザ名とパスワードに基づいて、個人を識別するプロセス。 ユーザ認証は、ログインしたユーザが実際にその人物であるか どうかを確認するプロセスであり、「認証」とは異なる。 ユーザ設定ページ HP SIMのページ。管理アプリケーションへのアクセスと関連 するアクセス権を持つユーザを作成および定義する機能を提供 する。 ラック 相互に通信するために配線されたコンポーネントのセット。 ラックはエンクロージャのためのコンテナである。 リソース パーティション OSインスタンスが所有するリソースのサブセット。これらの リソースの使用は、Fair-Share Scheduler、pSet、メモリ リソー ス グループなどの技術によって制御される。 また、リソース パーティションに関連付けられる一連のプロ セスがあり、これらのプロセスは、リソース パーティション 内のリソース
索引 S SCM, 64 Secure HTTP, 17 Secure Shell , 16 Servicecontrol Manager 3.
索引 自動検出, 54 手動検出, 55 ツールボックスの追加, 48 認証の追加, 48 プロトコル設定, 43 ユーザの追加, 45 新機能, 7 HTTPS, 17 SNMP, 17 SSH, 16 WBEM, 17 き 機能, 7 規約、表記, 2 す く グラフィカル ユーザ インタフェース 概要, 76 カスタマイズ, 78 セキュリティ, 15 ログイン, 76 グラフィカル ユーザ インタフェースのカスタマイ ズ, 78 グラフィカル ユーザ インタフェースへのアクセス, 76 け 権限, 12 検索, 76 検出, 35, 42, 54 自動, 36–38 こ コマンド, 81 コマンド ライン インタフェース セキュリティ, 15 ログイン, 81 さ 最終結果のタスクのライフタイム, 86 最初のセットアップ (参照 初期セットアップ) し 自署証明書, 18 システム キー, 76 システム グループ 概要 (参照 ) 指定 Email設定, 50 自動イベント処理, 35, 42, 51 Email設定, 40 手動検出, 55 初期設定, 43 初期セットアップ
索引 た ノード グループ (参照 システム グループ) タイムアウト ポリシー 設定, 84 タスクの結果エントリのライフタイム, 86 タスクの結果ページ エントリのライフタイムの設定, 86 は ち 中央管理サーバ 概要, 7 中央管理サーバ HP-UXシステムの準備, 25 HP-UX上でのHP SIMのインストール, 27 要件, 20 中央管理サーバでのアンインストール HP-UX上でのHP Systems Insight Managerの削除, 74 つ 通信プロトコル (参照 管理プロトコル) ツール, 13 Web, 13 X Window, 13 コマンド ライン, 13 ツールのタイプ, 13 ツールボックス, 12 追加, 48 ツールボックスの追加, 48 て データ収集 パフォーマンス, 83 データベース, 13–14 パフォーマンス向上のためのリモート, 83 デスクトップ管理インタフェース, 17 デフォルトのタイムアウト期間, 84 デフォルトのツールボックス, 11 と トラブルシューティング, 88 に 認証機関, 18 認証の追加, 48 バナー
索引 み 短いおよび長いタスクのライフタイム, 86 ゆ ユーザ設定, 35, 42 ユーザの追加, 45 よ 要件 管理対象システム, 23 中央管理サーバ, 20 り リポジトリ (参照 データベース) ろ ログイン グラフィカル ユーザ インタフェース, 76 コマンド ライン インタフェース, 81 114