Important Safety Information
ロックアウト/タグアウト手順を使用して、AC電源からUPS製品を分離し
てから、製品を修理したり、非ホットプラグ対応コンポーネントを交換し
たりしてください。
UPSは、AC電源から切り離した状態では動作させないでください。バッテ
リをテストする場合は、アラーム停止ボタンを使用してください。UPSを
AC電源から切り離す前に、UPSに接続されている装置をUPSから切り離し
てください。
取り外し可能なUPS製品は、AC電源から切り離して、プラグを抜いてか
ら、製品の修理や非ホットプラグ対応コンポーネントの交換を行ってくだ
さい。
UPSの負荷が定格出力を超えないようにしてください。接続されている負
荷の合計が定格出力の80%を超えないようにします。
システムで使用するUPSのアース漏電の制限を超えないようにしてくださ
い。アース漏電の制限については、このガイドの「アース漏電」の項を参照
してください。
ラックにインストールする場合、1台のラックに搭載できるUPS製品の最
大数を超えないようにしてください。
ラックにインストールする場合、UPSはラックの一番下に設置してください。
リモート エマージェンシー パワー オフ (REPO)ポートをインストールする場
合は、けがや装置の損傷を防ぐために、以下の点に注意してください。
REPOポートは、必ず資格を持つ電気技術者が配線してください。
UPSのAC電源切断装置がロックされ、またはオフの位置になっていること
を確認してから、REPOポートの配線を行ってください。
北米では、REPO回路はNEC (NFPA 70、条項725)のClass 2回路の規格
に適合していなければなりません。その他の国や地域でも、REPOポート
の配線は、UPSを使用する国や地域の規定に適合していなければなりませ
ん。
バッテリのインストールや修理を行う場合は、感電や装置の損傷を防ぐために以下
の点に注意してください。
バッテリの取り扱いや接続は、必ずトレーニングを受けた専門の担当者が
行ってください。
時計、指輪、その他の金属類を身体から取り外してから、装置の作業を
行ってください。
絶縁ハンドルを持つツールだけを使用してください。
リモートの外付バッテリを装備している製品では、すべてのバッテリの回
路ブレーカがオフ (下)の位置になっていない限り、バッテリを交換しな
いでください。バッテリは危険な高電圧が発生します。
この製品には、密閉式の鉛蓄電池が入っています。発火または化学火傷の危険を防
止するために、次の点に注意してください。
装置から取り外したバッテリを再充電しないでください。
バッテリを分解したり、つぶしたり、穴を開けたりすることは絶対におや
めください。
バッテリの外部接点をショートさせないでください。
バッテリを水の中に入れないでください。
60℃を超える高温の場所に保管したり、火の中に捨てたりしないでください。
交換するバッテリは、この製品専用のHP製スペア パーツだけをご使用く
ださい。
パワー ディストリビューション ユニット(PDU)
PDUのインストールや修理を行う場合は、感電や装置の損傷を防ぐために、以下の点
に注意してください。
PDUのインストール、定期点検、および修理については、AC電源製品の取り扱い手
順、注意事項、危険性を熟知している専門の担当者 (トレーニングを受けたサービ
ス エンジニア)が行ってください。
PDU製品は、専用のAC分岐回路 (AC電源)に直接接続しなければなりません。接
続は、必ず資格を持つ電気技術者が、配線規定に従って行ってください。北米では、
NEC (NFPA 70、条項310)の規格に適合していなければなりません。その他の国
や地域でも、PDUを使用する国や地域の規定に適合していなければなりません。
ロックアウト/タグアウト手順を使用して、AC電源からPDUを分離してから、製品
の修理や交換を行ってください。
取り外し可能なPDUは、製品から切り離して、プラグを抜いてから、製品の修理や
交換を行ってください。
PDUの負荷定格出力を超えないようにしてください。接続されている負荷の合計が
定格入力電力を超えないようにします。
システムで使用するPDUのアース漏電の制限を超えないようにしてください。アー
ス漏電の制限については、このガイドの 「アース漏電」の項を参照してください。
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