HP 6400/8400 Enterprise Virtual Array ユーザーガイド - Japanese (5697-2032, July 2012)
fcp-bind-WWPN="50001fe100270938:lpfc2t20",
"50001fe100270939:lpfc2t21",
"50001fe10027093a:lpfc0t30",
"50001fe10027093b:lpfc0t31";
注記: 例の WWPN をご使用のアレイポートの WWPN に置き換えてください。
6. アクセス対象の各 LUN について、/kernel/drv/sd.conf ファイルにエントリーを追加
します。 たとえば、LUN 1 および LUN 2 に、4 つのパスすべてを介してアクセスする場
合は、ファイルの末尾に次のエントリーを追加します。
name="sd" parent="lpfc" target=20 lun=1;
name="sd" parent="lpfc" target=21 lun=1;
name="sd" parent="lpfc" target=30 lun=1;
name="sd" parent="lpfc" target=31 lun=1;
name="sd" parent="lpfc" target=20 lun=2;
name="sd" parent="lpfc" target=21 lun=2;
name="sd" parent="lpfc" target=30 lun=2;
name="sd" parent="lpfc" target=31 lun=2;
7. サーバーを再起動して、変更内容を設定ファイルに反映します。
8. /kernel/drv/sd.conf ファイルで LUN があらかじめ設定されている場合は、ファイル
の設定後、devfsadm コマンドを使用して LUN の再検出を実行してください。
注記: lpfc ドライバーは、Oracle StorEdge Traffic Manager/Sun Storage Multipathing で
はサポートされていません。 Oracle SAN ドライバースタックを使用する Emulex FCA を
設定する場合は、「Oracle SAN ドライバースタックを使用した FCA の設定」 (59 ペー
ジ) を参照してください。
qla2300 ドライバーを使用する QLogic FCA の設定
qla2300 ドライバーでサポートされている QLogic FCA およびドライバーバージョンを確認す
るには、最新の『Enterprise Virtual Array リリースノート』を参照するか、または HP のサポー
ト窓口に問い合わせてください。 qla2300 ドライバーを使用する QLogic FCA を設定するに
は、以下の手順に従ってください。
1. サポートされている最新バージョンの qla2300 ドライバーを使用していることを確認し
ます (http://www.qlogic.com (英語) を参照)。
2. このサイトにアクセスするには、HP Passport へのサインアップが必要です。 SPOCK の使
用法の詳細については、『Getting Started Guide』(http://www.qlogic.com (英語)) を参照
してください。
3. /kernel/drv/qla2300.conf ドライバー設定ファイルで次のパラメーターを編集して、
SAN インフラストラクチャ用に FCA をセットアップします (例では、HBA0 が使用され
ていますが、パラメーターの編集内容はすべての HBA に適用されます)。
注記: Sun ブランドの QLogic FCA を使用する場合、設定ファイル
は/kernel/drv/qlc.conf です。
hba0-connection-options=1;
hba0-link-down-timeout=60;
hba0-persistent-binding-configuration=1;
注記: Solaris 10 を使用している場合は、永続バインディングパラメーターの編集は不要
です。
Oracle Solaris 61