HP 6400/8400 Enterprise Virtual Array ユーザーガイド - Japanese (5697-2032, July 2012)

1. ファイバーチャネルケーブルが接続されアレイポート、ホストポート、および SAN スイッ
チにしっかりと挿入されていることを確認します。
2. スイッチへの Telnet 接続または Switch ユーティリティを介して、EVA ポートおよび FCA
WWN が存在しオンラインになっていることを確認します。
3. EVA ポートおよび FCA WWN からなるゾーンを作成し、そのゾーンをアクティブなス
イッチ構成に追加します。
4. 新しいアクティブスイッチ構成を有効にした後、保存します。
注記: スイッチの設定に必要な手順は、ベンダーごとに異なります。 詳細については、HP
の次の Web サイトでダウンロードできる『HP SAN Design Reference Guide』を参照してくだ
さい。 http://www.hp.com/go/sandesign (英語)
Oracle StorEdge Traffic Manager (MPxIO)/Oracle Storage Multipathing
Oracle SAN ドライバーで設定した FCA では、オペレーティングシステムのバージョン、アー
キテクチャー (SPARC/x86)、および適用されているパッチバージョンによっては、Oracle
StorEdge Traffic Manager (MPxIO)/Oracle Storage Multipathing を使用できます。 設定の詳細
については、HP の次のサポート Web サイトで入手できる『HP MPxIO application notes』を
参照してください。 http://www.hp.com/support/manuals (英語)
注記: MPxIO は、SPARC および x86 Oracle SAN ドライバーに含まれます。 MPxIO を個
別にインストールする必要はありません。
[Search products] ボックスに、MPxIO と入力して、検索アイコンをクリックします。
索結果から、アプリケーションノートを選択します。
Veritas Volume Manager を使用した設定
すべての FCA とすべてのドライバーで、VxVM (Veritas Volume Manager) DMP (Dynamic
Multipathing) 機能を使用できます。 EVA ディスクアレイでは、VxVM のサポートが保証され
ています。 FCA を取り付ける際に、ドライバーのパラメーターが正しく設定されていること
を確認します。 ドライバーのパラメーターが正しく設定されていないと、DMP 構成でパスを
フェイルオーバーすることができなくなります。 FCA パラメーターの設定の詳細については、
Oracle SAN ドライバースタックを使用した FCA の設定」 (59 ページ) および FCA のメー
カーの手順書を参照してください。
DMP 機能では、ASL (Array Support Library) および APM (Array Policy Module) が必要です。
ASL/APM を使用すると、ALUA (Asymmetric Logical Unit Access) が有効になります。 LUN
のアクセスは、プライマリコントローラーを介して行われます。 ALUA が有効になったら、
vxdisk list <device> コマンドを使用して、プライマリパスとセカンダリパスを確認し
ます。 VxVM 4.1 (MP1 以降) では、Symantec/Veritas のサポートサイトから ASL/APM をダウ
ンロードして、ホストにインストールする必要があります。 このダウンロードとインストール
は、VxVM 5.0 以降では、不要です。
Symantec/Veritas のサポート Web サイトから ASL/APM をダウンロードしてインストールす
るには、以下の手順に従ってください。
1. http://support.veritas.com にアクセスします。
2. [Product Lookup] ボックスに Storage Foundation for UNIX/Linux と入力します。
3. [Enter key words or phrase] ボックスに EVA と入力して、検索アイコンをクリックします。
4. 検索条件を絞り込むには、[Platform] ボックスで [Solaris] を選択して検索し直します。
5. TechNotes をよく読み、指示に従って ASL/APM をダウンロードしてインストールしま
す。
6. vxdctl enable を実行して、VxVM に変更を通知します。
7. 3 VxVM 構成の確認」に示すように、VxVM の設定を確認します (VxVM のバージョ
ンやアレイの構成によって出力が多少異なることがあります)
Oracle Solaris 63