HP 6400/8400 Enterprise Virtual Array ユーザーガイド - Japanese (5697-2032, July 2012)

優先パスの設定
SET DEVICE /PATH コマンドを使用すると、仮想ディスクで使用する優先パスを設定または
変更できます。 入力例を示します。
$ SET DEVICE $1$DGA83: /PATH=PGA0.5000-1FE1-0007-9772 /SWITCH
このコマンドによって、各仮想ディスクが使用するパスを制御できます。
SHOW DEV/FULL コマンドを使用すると、パスの ID を表示できます。
OpenVMS コマンドの使用の詳細については、次のように入力して OpenVMS のヘルプファイ
ルを参照してください。
$ HELP TOPIC
たとえば、次のコマンドは、MOUNT コマンドについてのヘルプ情報を表示します。
$ HELP MOUNT
Oracle Solaris
注記: この項の情報は、Oracle Solaris オペレーティングシステムの SPARC 版と x86 版の両
方に適用されます。
オペレーティングシステムとソフトウェアのロード
オペレーティングシステム (OS) およびソフトウェアをホストにロードするには、メーカーの
マニュアルに従って作業を進めてください。 HP および FCA のメーカーがサポートするすべて
OS パッチおよびコンフィギュレーションユーティリティをロードしてください。
Oracle SAN ドライバースタックを使用した FCA の設定
Sun ブランドの FCA は、Oracle SAN ドライバースタックでのみサポートされます。 Oracle
SAN ドライバースタックは、現行の Emulex FCA および QLogic FCA とも互換性があります。
サポート情報は、次に示す Oracle Web サイト (英語) で入手できます。 http://
www.oracle.com/technetwork/server-storage/solaris/overview/index-136292.html (英語)
Oracle SAN ドライバースタックでサポートされる Oracle ブランド以外の FCA を確認するに
は、最新の MPxIO アプリケーションノートを参照するか、HP のサポート窓口に問い合わせて
ください。
更新手順は、OS のバージョンによって異なります。
Solaris 9 の場合は、最新の Oracle StorEdge SAN ソフトウェアを、関連するパッチととも
にインストールします。 ソフトウェアを見つけるには、My Oracle Support にログインし
ます。
https://support.oracle.com/CSP/ui/flash.html (英語)
1. [Patches & Updates] タブを選択して、[StorEdge SAN Foundation Software 4.4] (旧称:
StorageTek SAN 4.4) を探します。
2. 必要なソフトウェア/パッチのインストール後、ホストを再起動します。 Solaris 9
は、cfgadm -c コマンドを使用してアレイポートを設定しておけば、新しい LUN
追加後にそれ以外の操作を行う必要はありません。
次に、2 枚の FCA を使用している場合の例を示します。
cfgadm -c configure c3
cfgadm -c configure c4
3. /etc/system ファイルに、次のエントリーを追加して、再試行回数を増やし I/O
イムを減らします。
set ssd:ssd_retry_count=0xa
set ssd:ssd_io_time=0x1e
Oracle Solaris 59