HP 6400/8400 Enterprise Virtual Array ユーザーガイド - Japanese (5697-2032, July 2012)

仮想ディスクの作成と提供
仮想ディスクを作成しホストサーバーに提供するには、以下の手順に従ってください。
1. HP P6000 Command View で、EVA6400/8400 上に仮想ディスクを作成します。
2. 次のパラメーターの値を指定します。
仮想ディスク名
Vraid レベル
サイズ
3. 追加したホストへの仮想ディスクの提供
4. OpenVMS の場合、[仮想ディスクプロパティ] ウィンドウで特定の LUN を選択した場合
は、LUN 番号を選択します。
ホストから仮想ディスクへのアクセスの確認
新しく提供された仮想ディスクにホストからアクセスできることを確認するには、ホストを再
起動するかまたはバスをスキャンします。
仮想ディスクにアクセスできない場合は、以下の操作を試みてください。
スイッチ、EVA、およびホストへのケーブル配線が正しく接続されていることを確認しま
す。
すべてのファームウェアのバージョンをチェックします。 詳細については、Enterprise
Virtual Array QuickSpecs および関連するリリースノートを参照してください。
サポートされているバージョンのホストオペレーティングシステムが稼働していることを
確認します。 詳細については、『HP P6000 Enterprise Virtual Array 互換性リファレンス
ガイド』を参照してください。
HP P6000 Command View で仮想ディスクのオペレーティングシステムとして正しいホス
トが選択されていることを確認します。
ホストの WWN 番号が正しく (選択したホストに) 設定されていることを確認します。
FC スイッチの設定を確認します。
仮想ディスクがホストに提供されていることを確認します。
ゾーニングを確認します。
ホストからの仮想ディスクの構成
EVA6400/8400 上に仮想ディスクを作成してホストの再スキャンまたは再起動を行ったら、
ホスト固有の方法に従って、作成した新しいディスクリソースの構成作業を進めます。 手順に
ついては、ご使用のサーバー製品に付属しているマニュアルを参照してください。
HP-UX
バスのスキャン
FCA バスをスキャンして EVA6400/8400 デバイスに関する情報を表示するには、以下の手順
に従ってください。
1. # ioscan -fnCdisk コマンドを入力して、再スキャンを開始します。
新しい仮想ディスクがすべてホストで認識されるようになります。
2. insf コマンドを使用して、新しい仮想ディスクにデバイス特殊ファイルを割り当てます。
# insf -e
52 アプリケーションサーバーの設定