HP 6400/8400 Enterprise Virtual Array ユーザーガイド - Japanese (5697-2032, July 2012)
表 11 フェイルバック優先時の動作 (続き)
動作時点設定
ニットはコントローラー A でオンラインに
なります。
すべての LUN が、動作している方のコント
ローラーでオンラインになります。
コントローラーのフェイルオーバー時
すべての LUN が、動作している方のコント
ローラーに残されます。 コントローラーの
コントローラーのフェイルバック時
復旧後、コントローラー B でオンラインに
なっており、パス A に設定されているユニッ
トは、コントローラー A でオンラインにな
ります。 この動作は 1 回だけ実行されます。
その後、ホストが SCSI コマンドを使用して
LUN を移動した場合、LUN は移動先に残さ
れます。
ユニットはコントローラー B でオンラインに
なります。
初期プレゼンテーション時パス B - フェイル
オーバー/フェイル
バック
特定のコントローラー上に LUN のキャッシュ
データが存在する場合は、ユニットはそのコ
デュアルブートまたはコントローラーの再
同期時
ントローラーでオンラインになります。
キャッシュデータが存在しない場合は、ユ
ニットはコントローラー B でオンラインにな
ります。
すべての LUN が、動作している方のコント
ローラーでオンラインになります。
コントローラーのフェイルオーバー時
すべての LUN が、動作している方のコント
ローラーに残されます。 コントローラーの
コントローラーのフェイルバック時
復旧後、コントローラー A でオンラインに
なっており、パス B に設定されているユニッ
トは、コントローラー B でオンラインになり
ます。 この動作は 1 回だけ実行されます。
その後、ホストが SCSI コマンドを使用して
LUN を移動した場合、LUN は移動先に残さ
れます。
表 12 「オペレーティングシステムによるフェイルバック設定」に、各オペレーティングシス
テムで ALUA 準拠マルチパスソフトウェアが動作している場合のフェイルバック時のデフォル
ト動作とサポートされている設定を示します。 推奨設定は、ご使用の構成や環境によって異な
ることがあります。
表 12 オペレーティングシステムによるフェイルバック設定
サポートされている設定デフォルト動作オペレーティングシステム
優先設定なし
パス A/B - フェイルオーバーのみ
ホストはユニットに従います
1
HP-UX の場合
パス A/B - フェイルオーバー/フェ
イルバック
優先設定なし
パス A/B - フェイルオーバーのみ
ホストはユニットに従います
1
IBM AIX
パス A/B - フェイルオーバー/フェ
イルバック
優先設定なし
パス A/B - フェイルオーバーのみ
ホストはユニットに従います
1
Linux
パス A/B - フェイルオーバー/フェ
イルバック
HSV コントローラーのフェイルバック優先設定 39