HP 6400/8400 Enterprise Virtual Array ユーザーガイド - Japanese (5697-2032, July 2012)
3 EVA6400/8400 の動作
ベストプラクティス
ストレージシステムの管理と設定に役立つ情報については、次の HP の Web サイト (英語) で
提供されるホワイトペーパー『HP 4400 and 6400/8400 Enterprise Virtual Array configuration
best practices』を参照してください。
http://h18006.www1.hp.com/storage/arraywhitepapers.html (英語)
操作上のヒントと情報
適切な空きスペースの確保
ストレージシステムを効率的に稼働させるには、各ディスクグループで、一定量の未割り当て
ストレージ領域 (空きスペース) を確保する必要があります。 推奨される空きスペース容量は、
システム構成により異なります。 確保すべき空き容量については、ホワイトペーパー『HP
4400 and 6400/8400 Enterprise Virtual Array configuration best practices』を参照してくださ
い。 「ベストプラクティス」を参照してください。
FATA ディスクドライブの使用
FATA ドライブは、バックアップ用の二アオンラインデータ複製など、デューティサイクルの
低い用途向けに設計されています。 FATA ドライブを、標準的なデューティサイクルの高パ
フォーマンス EVA ファイバーチャネルドライブの代わりに使用することはできません。 FATA
ドライブをファイバーチャネルドライブの代わりに使用すると、ドライブの寿命を縮める可能
性があります。
ストレージシステムの管理と設定に役立つ情報については、次の HP の Web サイト (英語) で
提供されているホワイトペーパー『HP 4400 and 6400/8400 Enterprise Virtual Array configuration
best practices』を参照してください。 「ベストプラクティス」を参照してください。
ソリッドステートディスクドライブの使用
ソリッドステートディスク (SSD) ドライブには以下の要件が適用されます。
• 72GB ドライブではバージョン 09500000 以降、200GB/400GB ドライブではバージョ
ン 09534000 以降のコントローラーソフトウェアを実行している EVA4400 および
EVA6400/8400 でのみサポート
• SSD ドライブは、他のディスクドライブとは別のディスクグループへの配置が必要
• SSD ディスクグループ内のドライブ数は、アレイ当たり最小 6 台、最大 8 台
• SSD ドライブは、Vraid5 または Vraid1 でのみ構成可能 (Vraid1 ではバージョン 09534000
以降のコントローラーソフトウェアが必要)
• HP P6000 Business Copy でサポートされる
• HP P6000 Continuous Access ではサポートされない
• Dynamic Capacity Management の拡張/縮小機能はサポートされない
サポートされていない構成で SSD デバイスを使用すると、不安定な動作やデータ消失などの
予期しない結果が発生することがあります。
QLogic HBA の速度設定
QLogic 4Gb/s HBA を使用している Linux の直接接続環境では、自動速度ネゴシエーションは
サポートされていません。 QLogic HBA の速度設定を 4Gb/s に設定する必要があります。
ベストプラクティス 35