HP 6400/8400 Enterprise Virtual Array ユーザーガイド - Japanese (5697-2032, July 2012)
表 8 バッテリのステータスインジケーター
説明障害インジケーターステータスインジ
ケーター
正常な動作。 メンテナンスチャージプロセスにより、バッテリは完全
に充電されます。
消灯点灯
バッテリは、フル充電プロセスを実行中です。 新しいバッテリを取り
付けると、一般にインジケーターはこの状態になります。
消灯点滅
バッテリ障害。 バッテリに障害が発生したので、交換してください。点灯消灯
バッテリで過熱障害が発生しています。点滅消灯
バッテリコードを更新中です。 新しいバッテリを取り付けた場合、コ
ントローラーによってバッテリ上のコードを正しいバージョンに更新
点滅 (速い点滅)点滅 (速い点滅)
することが必要になることがあります。 両方のインジケーターが、30
秒ほど速く点滅します。
スケジュールされたバッテリの負荷テストを実行中です。このテスト
では、バッテリが正常に機能していることを確認するために、バッテ
点滅点滅
リは放電されてから再度充電されます。 放電サイクル中、インジケー
ターはこの状態になります。 負荷テストは頻繁には実行されません
が、実行には数時間かかります。
HSV コントローラーのケーブル接続
すべてのデータケーブルと電源ケーブルは、コントローラーの背面に接続します。 各データコ
ネクターの横には、2 色のリンクステータスインジケーターがあります。 これらのインジケー
ターが示すステータス状態については、表 5 「コントローラーポートのステータスインジケー
ター」を参照してください。
注記: これらのインジケーターは、リンク上の通信の有無を表すものではなく、リンクがデー
タを送受信できるかどうかのみを表します。
データ接続は、ディスクドライブエンクロージャーまたはループスイッチ (システム構成によっ
て異なる)、他のコントローラー、ファブリックへのインターフェイスです。 コントローラー
をファブリックに接続し、システム構成に拡張キャビネットが含まれている場合に拡張キャビ
ネットのディスクエンクロージャーをメインキャビネットのループスイッチに接続するには、
光ファイバーケーブルを使用します。 コントローラー間 (ミラー ポート)、およびコントロー
ラーとディスクエンクロージャーまたはループスイッチを接続するには、銅ケーブルを使用し
ます。
ストレージシステムラック
ストレージシステムのコンポーネントは、すべてラックに設置されます。 各 EVA 構成には、
2 台のコントローラー (コントローラーペア) を収納する 1 台のエンクロージャー、およびコン
トローラーとディスクエンクロージャーを接続する FC ケーブルが含まれます。 各コントロー
ラーペアと関連するすべてのディスクエンクロージャーにより、1 つのストレージシステムが
形成されます。
ラックには、483mm 幅のコントローラーとディスクエンクロージャーを取り付けることがで
きます。
注記: ラックおよびラックマウント型コンポーネントのサイズは、通常は「U」単位で表され
ます。 「U」単位は、パネルまたはエンクロージャーの高さを示すために使用されます。 寸法
に用いられる「U」は、41 mm (1.6 インチ) の基本単位を意味します。
ラックは、以下の特長を備えています。
• 汎用性の高いフレームとレール設計 - 組み立てを迅速に行うことができ、設置が簡単で、
構造的一貫性に優れています。
HSV コントローラーのケーブル接続 19