- Hewlett-Packard Server User Manual

• Network Information Service（NIS）を使用して、WindowsシステムとUNIXシステム上のユーザーア

カウントとパスワードを管理する。

• WindowsおよびUNIXオペレーティングシステムの間で自動的にパスワードを同期化する。

UNIX Identity Managementは、以下のコンポーネントから構成されています。

• 管理コンポーネント

• パスワードの同期化

• Server for NIS

ストレージサーバでは、デフォルトでUNIX Identity Managemenコンポーネントは有効になっていません。こ

のコンポーネントをインストールするには、以下の手順に従ってください。

1. [プログラムの追加と削除（Add/Remove Programs）]にアクセスします。

2. Windowsコンポーネントの追加と削除、Active Directory Services、Detailsの順に選択します。

3. Identity Management for Windowsをインストールします。

他のネットワークファイルおよび印刷サービス

ストレージサーバでは、

以下のネットワークファイルおよび印刷サービスが付属し、サポートされています。

• MSNFS（Microsoft Services for Network File System）

• File and Print Services for NetWare（FPNW）

• AFP（AppleT

alk Protocol）およびFile Services for Macintosh

Microsoft Services for Network File System

Microsoft Services for NFSとWindows Services for UNIXは、Windows NT、Windows 2000、Windows Storage

Server 2003、または Active DirectoryドメインファイルサーバにUNIX環境を完全統合するために設計さ

れた総合的なソフトウェアパッケージです。Services for NFSは、WindowsプラットフォームとUNIXプラッ

トフォーム上のタスクを管理します。

注記：

Microsoft Services for NFSは、ストレージサーバにプリインストールされています。

MSNFS用のファイルサービス

MSNFSファイルサービスは、以下の使用シナリオをサポートしています。

• UNIXクライアントがWindows Server 2003 R2が動作するコンピュータ上のリソースにアクセス

できるようにします。

UNIXクライアントがUNIXファイルサーバ上のファイルなどのリソースにアクセスする場合があ

ります。Shadow Copies for Shared Foldersのような新しいWindows Server 2003機能を利用する

ために、Windows Server 2003 R2が動作するコンピュータにUNIXサーバからリソースを移動す

ることができます。次に、NFSソフトウェアが動作するUNIXクライアントがアクセスできるように

MSNFSをセットアップすることができます。すべてのUNIXクライアントは、何も変更せずにNFS

プロトコルを使用してリソースにアクセスすることができます。

• Windows Server 2003 R2が動作するコンピュータがUNIXファイルサーバ上のリソースにアク

セスできるようにします。

Windows環境とUNIX環境が混在し、ファイルなどのリソースがUNIXファイルサーバに保存されてい

る場合があります。ファイルサーバでNFSソフトウェアが実行されている場合、MSNFSを使用して、

Windows Server 2003 R2が動作しているコンピュータから、これらのリソースにアクセスできます。

他のネットワークファイルおよび印刷サービス