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[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成
[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)は、コンピューターのセットアップが正常に
完了した後、リカバリ メディアを作成する方法を提供するソフトウェア プログラムです。[HP
Recovery]メディアを使用すると、ハードドライブが破損した場合にシステムの復元を実行できます。
システムの復元を実行すると、元のオペレーティング システムおよび工場出荷時にインストールさ
れていたソフトウェア プログラムが再インストールされ、それらのプログラムの設定内容が再構築
されます。[HP Recovery]メディアは、システムのカスタマイズや、ハードドライブを交換する場合
の工場出荷時イメージの復元にも使用できます。
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[HP Recovery]メディアは 1 セットのみ作成できます。リカバリ ディスクは慎重に取り扱い、安
全な場所に保管してください。
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[HP Recovery Manager]はコンピューターを検査して、空の USB フラッシュ ドライブの容量が
どれだけ必要か、または空の DVD ディスクがいくつ必要かを判断します。
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リカバリ ディスクを作成するには、コンピューターに DVD の書き込み機能を備えたオプティカ
ル ドライブが搭載されている必要があり、高品質で空の DVD-R、DVD+R、DVD-R DL、また
は DVD+R DL ディスクを使用する必要があります。CD±RW、DVD±RW、2 層記録 DVD±RW、
または BD-RE(再書き込みが可能なブルーレイ)ディスクなどのような書き換え可能なディス
クは使用しないでください。これらのディスクは、[HP Recovery Manager]ソフトウェアに対応
していません。または、高品質で空の USB フラッシュ ドライブを代わりに使用することもでき
ます。
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お使いのコンピューターに DVD 書き込み機能を備えたオプティカル ドライブが内蔵されてお
らず、それでも DVD リカバリ メディアを作成したい場合は、外付けオプティカル ドライブ(別
売)を使用してリカバリ ディスクを作成するか、またはサポートからお使いのコンピューター
に適切なリカバリ ディスクを入手できます。日本のサポート窓口については、日本向けの日本
語モデル製品に付属の小冊子、『サービスおよびサポートを受けるには』に記載されています。
また、HP の Web
サイトから HP のサポート窓口を検索することもできます。日本でのサポート
については、
http://www.hp.com/support/ を参照してください。日本以外の国や地域については、
http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.html (英語サイト)から該当する国や地域、
または言語を選択してください。外付けのオプティカル ドライブを使用する場合は、コン
ピューターの USB ポートに直接接続する必要があります。ドライブを、USB ハブなどの外付け
のデバイスの USB ポートに接続することはできません。
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コンピューターが外部電源に接続されていることを確認してから、リカバリ メディアの作成を
開始してください。
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作成処理には最大 1 時間以上かかる場合があります。作成処理を中断しないでください。
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必要に応じて、すべてのリカバリ DVD の作成が完了する前に、プログラムを終了させることが
できます。[HP Recovery Manager]は、現在の DVD への書き込みを終了します。次回[HP
Recovery Manager]を起動すると、バックアップ作成プロセスを続行するかどうかを確認する
メッセージが表示されて、残りのディスクが書き込まれます。
[HP Recovery]メディアを作成するには、以下の操作を行います。
1. スタート画面で「recovery」と入力して、[HP Recovery Manager]を選択します。
2. [リカバリ メディアの作成]を選択し、画面の説明に沿って操作します。
システムの復元が必要になった場合は、
62 ページの[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネー
ジャー)を使用した復元を参照してください。
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第 10 章 バックアップおよび復元