HP ThinPro 4.4 Administrator's Guide
VMware Horizon View でマルチモニター セッションを使用
VMware Horizon View は、マルチモニター セッションをサポートします。仮想化環境を向上させる
ため、初期設定の VMware Horizon View セッションは全画面を使用し、すべてのモニターにまたがっ
て表示されます。異なったウィンドウ サイズを選択するには、接続のデスクトップ プールのプロト
コル タイプで、[全画面–すべてのモニター]を選択してから、ウィンドウのサイズのリストから別の
オプションを選択します。次回セッションに接続するときは、ここで選択したサイズのウィンドウが
開きます。
VMware Horizon View でキーボード ショートカットを使用
Windows のキーボード ショートカット
Windows システムの管理を容易にするため、VMware Horizon View は Windows のキーボード
ショートカットをサポートしています。たとえば、VMware Horizon View で Ctrl + Alt + Del を使用
すると、以下のオプションを提供するメッセージが表示されます。
●
Ctrl + Alt + Del コマンドを送る
●
セッションを切断:他にセッションを終了する方法がないときに使用します。
Windows のキーボード ショートカットは、リモート デスクトップ セッションに転送されます。リ
モート セッション内では、Ctrl + Alt + Tab や Ctrl + Alt + F4 のようなローカルのキーボード
ショートカットは機能しません。セッションを切り替えるには、[接続設定]の[全般]タブで[上部メ
ニュー バーを非表示にする]のチェックを外すか、次のレジストリ キーを編集します:root/
ConnectionType/view/connections/{UUID}/hideMenuBar
メディア キー
VMware Horizon View は、リモート デスクトップ セッション中にメディア キーを使用して、音
量、再生/一時停止、ミュート(消音)などのオプションを制御します。Windows Media Player など
のマルチメディア プログラムもサポートされます。
VMware Horizon View でデバイス リダイレクトを使用
VMware Horizon View で USB リダイレクトを使用
VMware Horizon View 接続で USBR を有効にするには、USB マネージャーで、リモート プロトコ
ルとして[VMware Horizon View]を選択します。
VMware Horizon View で大容量記憶装置リダイレクトを使用
VMware Horizon View 接続で大容量記憶装置リダイレクトを使用するには、RDP 接続プロトコルを
使用する必要があります。
USB ドライブまたは内蔵 SATA ドライブのドライブ リダイレクトを実行するには、以下の操作を行
います。
▲
USB マネージャーで、[リモート プロトコル]を[ローカル]に設定して、USB リダイレクトを無
効にします。
これによって、クライアントに接続された内蔵/外付けの大容量記憶装置ごとに、仮想デスクトップ
セッション内にネットワークマッピングされたドライブが作成されます。リモートに接続される記
憶装置のファイル システム フォーマットは重要ではありません。たとえば、ext3 でフォーマットさ
れた USB キーを Windows 接続で使用できます。
追加
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