HP ThinPro 4.
© Copyright 2013 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Microsoft および Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他 の国における登録商標です。 本書で取り扱っているコンピューター ソ フトウェアは秘密情報であり、その保有、 使用、または複製には、HP から使用許諾を 得る必要があります。FAR 12.211 および 12.
このガイドについて このガイドでは、テキストの要素を区別するために以下のスタイルが使用されています。 スタイル 定義 変数またはプレースホルダーは、山括弧で囲まれています。 たとえば、は、C:\Windows\System などの適 切なパスに置き換えます。変数の実際の値を入力するとき は、括弧は付けません [optional parameters] オプションのパラメーターは、角括弧で囲まれています。パ ラメーターを指定するときは、括弧は付けません “literal value” 引用符で囲まれているコマンド ライン テキストは、引用符 を含めて、表示されているとおりに入力する必要があります iii
iv このガイドについて
目次 1 はじめに .......................................................................................................................................................... 1 HP ThinPro の使用 .............................................................................................................................. 1 管理者モードへのログイン .................................................................................................. 1 タスクバーの各部 .............................................................................
VMware Horizon View でマルチメディア リダイレクトを使用 ..................... 22 VMware Horizon View でマルチモニター セッションを使用 ......................... 23 VMware Horizon View でキーボード ショートカットを使用 ......................... 23 VMware Horizon View でデバイス リダイレクトを使用 ................................ 23 VMware Horizon View で USB リダイレクトを使用 ....................... 23 VMware Horizon View で大容量記憶装置リダイレクトを使用 ....... 23 VMware Horizon View でプリンター リダイレクトを使用 ............ 24 VMware Horizon View でオーディオ リダイレクトを使用 ............
USB デバイスのリダイレクト ........................................................................................... 39 セットアップ ...................................................................................................................................... 40 HP Background Manager ................................................................................................. 40 日付と時刻 .........................................................................................................................
証明書の表示 ..................................................................................................... 55 VMware Horizon View の HTTPS および証明書管理の要件 ............................ 55 DHCP オプション マネージャー ...................................................................................... 56 テキスト エディター ......................................................................................................... 56 X ターミナル ............................................................................................
1 はじめに HP ThinPro オペレーティング システムでは、すべてのユーザーおよび管理者のフロント エンドと なるダッシュボードへのアクセスが単一のコンソール インターフェイスからできるようになり、 ユーザー インターフェイスの使いやすさがさらに向上しています。[HP Connection Manager]の初 期設定の表示では、従来の接続の種類と、設定情報を共有してアクセスできる最新の VDI(Virtual Desktop Infrastructure)ブローカー接続が統合されています。管理者は、[Easy Config]セットアップ ウィザード、[コントロール パネル]、および[システム情報]の各レイヤーにワン クリックでアクセス できます。 HP ThinPro の使用 HP ThinPro では、ホストとリモート アプリケーションとの接続を開始および管理できます。管理者 としてログインし、ユーザー モードで表示される接続および接続の種類を設定します。管理者はさ らに、ユーザーが接続を削除または作成するのを制限することもできます。 管理者モードへのログイン HP ThinPro インター
タスクバーの各部 タスクバーは、画面の下部に沿って表示されるバーで、その上に複数のアイコンやボタンなどが表示 されます。 図 1-1 HP ThinPro タスクバー 2 1. [HP]ボタン:HP ThinPro オペレーティング システムの基本機能(コントロール センター、ロ グアウト、再起動、電源オフなどの機能)にアクセスできます。 2. ウィンドウ タスク:この領域には、アクティブな各ウィンドウのアイコンが表示されます。 3. ネットワーク アイコン:ネットワーク接続を停止、開始、または再開できます。 4. 音量調整:サウンド調整ダイアログを表示して、HP Thin Client の音量を変更できます。 5.
2 セットアップおよびインストール HP ThinPro では、ウィザードベースのインターフェイスを使用して、Thin Client を簡単に設定でき ます。 HP Easy Tools ウィザード HP Easy Tools ウィザードを使用すると、HP ThinPro を簡単に設定および保守できます。初めて HP Thin Client を起動したときは、このウィザードが自動的に起動します。初期セットアップ後にこ のウィザードを起動するには、左側のパネルにある[HP]アイコンをクリックします。 HP Easy Tools ウィザードは、2 つの主要機能で構成されます。HP Easy Update および HP Easy Config です。HP Easy Update では、新しいイメージ、サービス パック、または追加パッケージに よって HP ThinPro イメージを最新の状態に保つことができます。HP Easy Config では、HP ThinPro を簡単に設定できます。HP Easy Update および HP Easy Config のどちらも、[コントロー ル パネル]→[管理]タブか
3 接続 HP ThinPro では、リモート接続にアクセスし、管理することができます。HP ThinPro のすべての機 能にアクセスするには、管理者としてログインする必要があります。ユーザーとしては、接続を実行 したり、HP ThinPro の一部の機能にアクセスすることしかできません。 設定されている場合、現在ターミナルにログイン中のユーザーに割り当てられた、すべてのサーバー 接続およびアプリケーション接続が一覧表示されます。各接続について、接続の名前、種類、および 状態が表示されます。 注記: 表示されている接続は、どれもダブルクリックするだけで有効になります。 管理者モードでは、[接続]をクリックして、接続の設定および割り当てができます。 [接続]ウィンドウには、管理者がユーザーに割り当てることができるすべての接続が一覧表示されま す。このウィンドウから接続を追加、編集、および削除できます。 ● [接続名]:接続名が表示されます。この列から接続名を変更することはできません。 ● [種類]:接続の種類が表示されます。この列から接続の種類を変更することはできません。 ● [状態]:接続状態(
全般設定 [全般設定]の内容は、接続の種類が同じであるすべての接続で共有されます。接続の種類は、Citrix ICA、Web ブラウザー、および RDP の 3 つです。接続の種類別のオプションを以下に示します。 Citrix ICA 以下の表に、Citrix ICA 接続に利用できるオプションの一覧を示します。 表 3-1 Citrix ICA 接続のオプション 項目 説明 [[HDX MediaStream]を有効にする] [HDX MediaStream]は、可能な場合はいつでも、Thin Client の処理能力を利用し てマルチメディア コンテンツを表示させます。データ センター側からは、圧縮 されたマルチメディア情報がネイティブな形式で Thin Client に直接送信されま す。操作性は、お使いの Thin Client の処理能力およびマルチメディア機能によっ て異なります [Windows の警告音を有効にする] Windows の警告音を有効にします [ICA アクセラレーション(LAN の み)] ICA アクセラレーションを有効にします [バッキング ストアを許
表 3-1 Citrix ICA 接続のオプション (続き) 項目 説明 [サウンド] 使用する音質を指定します。設定可能な値は次のとおりです:[高品質]、[中品 質]、[低品質] [SpeedScreen] 設定可能な値は次のとおりです:[自動]、[オン]、[オフ] [マウス クリックのフィードバック] 設定可能な値は次のとおりです:[自動]、[オン]、[オフ] 表 3-2 Citrix ICA 接続のローカル リソース オプション 項目 説明 [オーディオ入力を許可する] Thin Client からのオーディオ入力を許可します [プリンターの自動作成] プリンターを自動的に作成します [ドライブ マッピング] [ドライブ マッピングを有効に する] 表 3-3 第 3 章 Citrix ICA 接続のウィンドウ オプション 項目 説明 [シームレス ウィンドウを有効にする] HP ThinPro のローカル デスクトップ上にネイティブ アプリケーションである かのように、ウィンドウを 1 つだけ表示して操作できるようにします [初期設定のウィンドウ サ
表 3-4 Citrix ICA 接続のファイアウォール オプション (続き) 項目 説明 [パスワード] [ファイアウォール接続に代替アドレス を使用する] 表 3-5 プロキシ サーバーへの接続に使用するパスワード Citrix ICA クライアントが、ファイアウォール内のサーバーへのアクセス時に、 サーバーに定義された代替アドレスを要求します。代替アドレスは、サーバー ファーム内の各サーバーに指定する必要があります Citrix ICA 接続のサーバーの場所オプション 項目 説明 [初期設定のプロトコル] この接続の初期設定のプロトコル。設定可能な値は次のとおりです:[TCP/IP ブラ ウザー]、[TCP/IP HTTP ブラウザー]、[SSL/TLS HTTPS ブラウザー] [TCP アドレス] Citrix サーバーの TCP アドレス。3 つのボタンを使用して、一覧のエントリを追 加、編集、または削除できます [HTTP アドレス] Citrix サーバーの http アドレス。3 つのボタンを使用して、一覧のエントリを追 加、編集、または削除できます 表 3-
表 3-7 Citrix セッション オプション 項目 説明 [自動ログアウト遅延]ボックスは、複数の公開されたリソースを使用する Citrix サーバーに適用されます。お使いのシステムが該当する場合は、[自動ログアウト 遅延]を使用して、最後に Xen に公開されたリソースの終了から、自動的にユー ザーをログアウトして最初のログイン画面に戻るまでの秒数を設定します [自動ログアウト遅延] 最初のログインの後、アプリケーションを起動しない場合は、[自動ログアウト遅 延]オプションを使用して、自動的にユーザーをログアウトして最初のログイン画 面に戻るまでの秒数を設定します 注記: Citrix の処理の遅延により、自動ログアウトの処理時間が延長される可能 性があります ヒント: 必要に応じて、[自動ログアウト遅延]の値を 0 未満に設定してくださ い。その場合、自動ログアウトは行われません [単一のアプリによる自動ログアウト遅 延] [単一のアプリによる自動ログアウト遅延]は、単一の公開されたアプリケーショ ンまたはデスクトップを使用する Citrix サーバーに適用されます。お使いのシス テムが
追加 [追加]ボタンを使用して、新しい接続を作成します。新しい接続を作成するときは、ウィザード形式 で表示される説明に沿って、接続に固有のオプションを設定できます。ウィザードのダイアログ ボックスには[前へ]ボタンおよび[次へ]ボタンがあり、これらを使用して前または次のウィザード ダイアログに移動できます。 どの種類の接続にも、ウィザード内に[詳細設定]というタイトルのダイアログがあります。ここに は、すべての種類の接続に共通の設定が含まれます。次の表に、接続ウィザードの[詳細設定]のオプ ションを示します。 表 3-10 新規接続の詳細設定 項目 説明 接続を開始できなかった場合に、代わりとして予備接続で開始を試みます [予備接続] [自動開始の優先度] 注記: このオプションは、接続の種類のうち、[RGS]および[VMware Horizon View]では利用できません 自動開始の優先度によって、接続を開始する順序が決まります。[0]に設定する と、接続が無効になります。その他の値に設定すると、その順番で開始されます 設定可能な値は次のとおりです:[0]、[1]、[2]、[3]、[4]、[5]
Citrix Citrix 接続は、Citrix SBC(Server-Based Computing)および VDI(Virtual Desktop Infrastructure) サービスにアクセスします。 接続ウィザードを使用して、Citrix リモート接続を設定します。初期設定値が要件を満たしていない 場合は、拡張オプションを使用して接続の設定プロセスを完了します。 Citrix 接続管理機能 Citrix 接続を使用するときは、自動的に次の機能を実行するようにクライアントを設定できます。 ● 公開リソースが 1 つしかないときにリソースを起動する ● 指定したリソースを起動する ● 公開デスクトップを起動する ● 接続開始時にセッションを再接続する ● 指定したタイムアウト時間の後、接続をログオフする ● 次の設定可能なショートカットを使用して公開リソースを起動する: ◦ デスクトップ アイコン ◦ スタート メニュー アイコン ◦ タスクバー アイコン Citrix Receiver の機能 Citrix Receiver には、以下の特長があります。 ● ウ
● HDX RealTime(MS Lync への最適化) (x86 のみ) ● ICA プロキシ モードを使用した Citrix Access Gateway 5.0 および NetScaler Gateway 9.x/ 10.x への認証 注記: CA で発行された SHA-1 ベースの証明書のみがサポートされます。自己署名の証明書お よび SHA-2 ベースの証明書はサポートされません。 HDX MediaStream サポート マトリックス 表 3-11 HDX MediaStream サポート マトリックス 機能 サポート フレーム レート ● 24 fps ● 1080p ● 720p ● WMV ● AVI ● MPG ● MPEG ● MOV ● MP4 ● WMV2 ● WMV3/VC-1 ● H.264/AVC/MPEG-4 Part 10 ● MPEG-4 Part 2 ● H.
Citrix 接続サポート マトリックス 以下の表は、サポートされる Citrix バックエンドを示しています。 表 3-12 Citrix 接続サポート マトリックス バックエンド XenApp アクセス タイプ XenDesktop VDI-in-a-Box 直接(レガシー) 4.5 / 5 / 6 / 6.5 ネイティブ(PNAgent) 4.5 / 5 / 6 / 6.5 4.5 / 5.5 / 5.6.5 5.x Web ブラウザー 4.5 / 5 / 6 / 6.5 4.5 / 5.5 / 5.6.5 5.x Citrix 接続の作成 1. 以下の Citrix サーバー情報を確認します。 ● ホスト名 または ● IP アドレス 注記: HTTPS サイト上のサーバーとの接続を設定している場合は、サイトの完全修飾ドメイ ン名(FQDN)および Citrix 証明書ストア内にローカル ルート証明書を用意してください。 2. HP ThinPro インターフェイスで、管理者としてログインします。 3.
表 3-14 Citrix 接続詳細設定 (続き) 7.
表 3-15 RDP ネットワーク接続オプション (続き) オプション 説明 [ポート]では以下のどちらかを実行します: [ポート] ● ネットワーク ポート番号を入力します ● 上向き矢印キーおよび下向き矢印キーを使用して、適切なポート番号を 選択します [ユーザー名] このネットワーク接続のユーザー名を入力します [パスワード] このネットワーク接続のパスワードを入力します [ドメイン] このネットワーク接続のドメイン名を入力します [スマート カード ログインを許可す る] 必要に応じてこのオプションを選択すると、ログイン資格情報の代わりにロー カルに接続されたスマート カードを使用できます 4. [次へ]をクリックして続行します。 5. [接続]ダイアログ ボックスの[モード]で、以下のオプションのうちのどれかを選択します。 6. a. 標準のデスクトップ b. リモート アプリケーション c. 代替シェル 手順 5 で選択したモードに応じて、以下の表の情報を入力します。 a.
表 3-17 RDP アプリケーション オプション オプション 説明 アプリケーションの RDP アプリケーション パスを入力します RDP のシームレス ウィンドウ モードを使用するには、以下の操作を行 います [アプリケーション] ● サーバー上の seamlessrdp のパスを入力します ● アプリケーションのパスを入力します たとえば、c:\seamless に seamlessrdp をインストールした場合に Microsoft Word を実行するには、[アプリケーション]ボックスに次の コマンドを入力します: c:\seamless\seamlessrdpshell.exe c:\Program Files\Microsoft\Word.exe c.
表 3-19 RDP オプション (続き) 9.
12. 適切な詳細設定オプションを設定します(9 ページの表 3-10 「新規接続の詳細設定」を参照し てください) 。 13. [完了]をクリックして設定を保存し、ウィザードを閉じます。 注記: RDP の USB リダイレクトを有効にするには、USB マネージャー ユーティリティを使 用します。詳しくは、39 ページの USB デバイスのリダイレクトを参照してください。 HP TeemTalk 新しい HP TeemTalk 接続は、以下の 2 つの方法で追加できます。 ● 17 ページの HP TeemTalk 作成ウィザードによる HP TeemTalk 接続の追加 ● 19 ページの手動による HP TeemTalk 接続の追加 HP Teemtalk について詳しくは、 『HP TeemTalk Terminal Emulator 7.3 ユーザー ガイド』を参照 してください。 HP TeemTalk 作成ウィザードによる HP TeemTalk 接続の追加 1. [接続]→[追加]の順にクリックします。 2.
表 3-23 HP TeemTalk 詳細設定オプション (続き) 5.
手動による HP TeemTalk 接続の追加 1. [接続]→[追加]の順にクリックします。 2. [HP Teemtalk]を選択して、適切な構成オプションを設定します。 表 3-27 HP Teemtalk 手動接続の構成設定 オプション 説明 [名前] 接続の名前 [システム ビープを鳴らす] システム警告音を有効にします [次へ]をクリックして続行します。 3. 適切な詳細設定オプションを設定します(9 ページの表 3-10 「新規接続の詳細設定」を参照し てください) 。 4. [完了]をクリックして設定を保存し、ウィザードを終了します。 Web ブラウザー Mozilla Firefox ブラウザー ベースの Web ブラウザーを使用して接続を作成します。 1. 接続を追加するには、[接続]→[追加]の順にクリックします。 2.
RGS(アドオンとして使用可能) 1. RGS 接続を追加するには、[接続]→[追加]→[RGS]の順にクリックします。 2.
VMware Horizon View 接続の設定 以下の手順で VMware Horizon View 接続を設定します。 1. 以下の VMware Horizon View Manager サーバー情報を確認します。 ● ホスト名 または ● IP アドレス 2. HP ThinPro デスクトップで、[接続]→[追加]の順に選択します。 3. [VMware Horizon View]を選択して、以下の表に示すネットワーク オプションを設定します。 表 3-30 VMware Horizon View ネットワーク接続オプション オプション 説明 [名前] 接続の名前 [サーバー] リモート VMware Horizon View サーバーのホスト名または IP アドレス [ユーザー名] 接続に使用するユーザー名 [パスワード] 接続に使用するパスワード [ドメイン] 接続に使用するドメイン [デスクトップ] 接続に使用するデスクトップ 4. 完了したら、[次へ]をクリックします。 5.
VMware Horizon View Manager サーバーへのログイン 1. 2. [VMware Horizon View Client]画面で、次の資格情報を入力します。 a. ユーザー名 b. パスワード c.
VMware Horizon View でマルチモニター セッションを使用 VMware Horizon View は、マルチモニター セッションをサポートします。仮想化環境を向上させる ため、初期設定の VMware Horizon View セッションは全画面を使用し、すべてのモニターにまたがっ て表示されます。異なったウィンドウ サイズを選択するには、接続のデスクトップ プールのプロト コル タイプで、[全画面–すべてのモニター]を選択してから、ウィンドウのサイズのリストから別の オプションを選択します。次回セッションに接続するときは、ここで選択したサイズのウィンドウが 開きます。 VMware Horizon View でキーボード ショートカットを使用 Windows のキーボード ショートカット Windows システムの管理を容易にするため、VMware Horizon View は Windows のキーボード ショートカットをサポートしています。たとえば、VMware Horizon View で Ctrl + Alt + Del を使用 すると、以下のオプションを提供するメッセージが表示
VMware Horizon View でプリンター リダイレクトを使用 PCoIP プロトコルで確立された接続では、USBR はプリンターをサポートします。 VMware Horizon View でオーディオ リダイレクトを使用 オーディオ録音機能が不要な場合は、高レベル オーディオ リダイレクトを使用します。オーディオ は 3.5 mm コネクタから出力されます。USB ヘッドセットが接続された場合、初期設定では USB ヘッドセットから出力されます。ローカルのオーディオ マネージャーを使用して入出力レベルを調 節し、再生デバイスとキャプチャ デバイスを選択します。 VMware Horizon View Client は、PCoIP 接続タイプによる高レベル オーディオ録音リダイレクトを サポートしていません。オーディオ録音をサポートする必要がある場合は、以下のどちらかの方法を 使用してください。 ● VMware Horizon View Client 1.7 以上を使用している場合は、RDP プロトコルを使用して、3.
注記: 正しい PIN を入力すると、ユーザーの資格情報を使用して、VMware Horizon View Manager サーバーにログインします。スマート カード ログインをサポートするためのサーバーの設定につ いて詳しくは、VMware Horizon View の説明書を参照してください。サーバーがスマート カード ログインを許可する設定になっている限り、ユーザーの資格情報が自動的に渡されるため、PIN を再 入力しなくてもデスクトップにログインします。 注記: VMware Horizon View Manager 管理サーバーにスマート カードでログインするには、ク ライアントにローカルのスマート カード ドライバーをインストールしておく必要があります。リ モート ホストにログインすると、USBR ではなく仮想チャネルによってリモート ホストにスマート カードが渡されます。この仮想チャネル リダイレクトにより、電子メール署名、画面ロックなどの タスクにスマート カードを使用できますが、このスマート カードは、Windows の[デバイス マネー ジャー]にスマート カード デバイスとして表示されな
XDMCP XDMCP は、リモートの X Server に直接接続する場合に使用します。X Server は、Linux、BSD (Berkeley Software Distribution)、および HP-UX(Hewlett-Packard UniX など多くの Unix 系オペレー ティング システムで、グラフィックスを表示するために使用されています。 1. XDMCP 接続を追加するには、[接続]→[追加]の順にクリックします。 2.
表 3-33 新規 SSH 接続の構成設定 (続き) 項目 説明 [ユーザー名] 接続に使用するユーザー名 [アプリケーションの実行] 接続するために実行するアプリケーション [オプション] [圧縮] サーバーと Thin Client の間で送信されるデータを圧縮するには、このオプ ションを選択します [X11 接続の転送] サーバーが X Server の場合にこのオプションを選択すると、ユーザーは SSH セッションからユーザー インターフェイスを起動し、Thin Client でユーザー インターフェイスをローカル表示できるようになります [TTY を強制的に割り当てる] このオプションを選択してコマンドを指定すると、一時的なセッションが開始 されてコマンドが実行されます。コマンドが完了すると、セッションが終了し ます。コマンドを指定しないと、セッションはオプションを選択しなかった場 合と同様に正常に動作します [スタイル] [前景色] SSH セッションでのテキストの初期設定の色です [背景色] SSH セッションでの背景の初期設定の色です [フォント] 設定可能な値
表 3-34 新規 Telnet 接続の構成設定 (続き) 項目 説明 [背景色] 背景の色 [フォント] 設定可能な値は次のとおりです:[7X14]、[5X7]、[5X8]、[6X9]、[6X12]、 [6X13]、[7X13]、[8X13]、[8X16]、[9X15]、[10X20]、[12X24] [次へ]をクリックして続行します。 3. 適切な詳細設定オプションを設定します(9 ページの表 3-10 「新規接続の詳細設定」を参照し てください) 。 4. [完了]をクリックして設定を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。 カスタム 独自の Linux アプリケーションをインストールする場合、カスタム接続を使用すると[HP Connection Manager]からそのアプリケーションを起動できるようになります。 1. カスタム接続を追加するには、[接続]→[追加]の順にクリックします。 2.
編集 1. 接続を編集するには、[接続名]の下で接続をクリックして、[編集]をクリックします。 その接続の接続設定ウィンドウが開きます。 2. 接続を編集して、[適用]をクリックします。 3. [OK]をクリックします。 ユーザー ビュー 注記: この機能は管理者モードでのみ使用できます。 1. ユーザー モードで表示される接続を選択するには、[ユーザー ビュー]をクリックします。 [接続名]バーの上に[有効にする]ボタンと[無効にする]ボタンが表示されます。 2. 一覧から 1 つ以上の接続を選択します。 3. [有効にする]をクリックしてユーザー モードでのこの接続の表示を許可するか、[無効にする] をクリックしてユーザー モードでこの接続を使用できないようにします。 4.
4 コントロール パネル コントロール パネルのユーティリティは、以下のタブに分類されています。 ● 周辺機器 ● セットアップ ● 管理 ● 詳細設定 管理者モードでは、コントロール パネルのすべての項目を使用できます。管理者モード以外では、 設定によって許可されている項目だけを使用できます。管理者モード以外でも設定可能な項目は、管 理者モードで[セットアップ]タブの[HP ThinPro の構成]ツールを使用して変更できます。 周辺機器 これらのユーティリティでは、周辺機器を設定できます。このタブで、以下のユーティリティを使用 できます。 ● クライアント アグリゲーション ● ディスプレイの設定 ● キーボードのレイアウト ● マウス ● プリンター ● SCIM 入力メソッドの設定 ● サウンド ● タッチ スクリーン ● USB デバイスのリダイレクト クライアント アグリゲーション Thin Client は、最大で 4 台のモニターをサポートします。追加の画面領域が必要な場合は、クライア ント アグリゲーションを使用することによって、最大で
クライアント アグリゲーションを使用すると、4 台の Thin Client を 4×4 のグリッド上に配置できま す。以下の図は、4×4 のグリッドを使用した長方形の配列上に配置された Thin Client の、配置の一例 です。たとえば、Thin Client A のモニターの右側からさらに右にマウス ポインターを移動すると、 そのポインターが Thin Client C のモニターの左側に表示されます。同様に、キーボード入力も Thin Client A から Thin Client C にリダイレクトされます。 以下の図は、4×4 のグリッドを使用した Thin Client の別の配置およびその結果として得られるモニ ターの配置例です。 周辺機器 31
この構成では、マウス ポインターを Thin Client A のモニターの右側からさらに右に移動すると、そ のポインターが Thin Client D のモニターの左側の上 1/3 の領域に表示されます。同様に、マウス ポ インターを Thin Client B のモニターの右側からさらに右に移動すると、そのポインターは Thin Client D のモニターの左側の中央 1/3 の領域に表示されます。最後に、マウス ポインターを Thin Client C のモニターの右側からさらに右に移動すると、ポインターは Thin Client D のモニターの左 側の下 1/3 の領域に表示されます。 注記: デスクトップ ウィンドウは、各 Thin Client をまたいで表示したり、クライアント コン ピューター間で移動したりすることはできません。通常、各 Thin Client は関連付けられたリモート コンピューターへの接続に基づいてウィンドウを作成するため、Thin Client 間でウィンドウを移動す る必要がありません。 キーボードおよびマウスが物理的に接続されている Thin Client をアグ
クライアント アグリゲーションの設定 注記: クライアント アグリゲーションは、各 Thin Client(アグリゲーション サーバーおよび各ア グリゲーション クライアント)上で個別に設定する必要があります。 クライアント アグリゲーションを設定するには、以下の 2 つの処理を行います。 1. 33 ページのアグリゲーション クライアントの設定 2. 33 ページのアグリゲーション サーバーの設定 アグリゲーション クライアントの設定 各アグリゲーション クライアントで、以下の操作を行います。 1. [クライアント アグリゲーション]をダブルクリックします。 2. [クライアント]をクリックします。 3. フィールドにアグリゲーション サーバーのサーバー ホスト名または IP アドレスを入力しま す。 4. [適用]をクリックして変更を適用します。 アグリゲーション サーバーの設定 アグリゲーション サーバーを設定するには、以下の操作を行います。 1. [クライアント アグリゲーション]をダブルクリックします。 2.
3.
4. 4×4 のグリッド内で、最初のアグリゲーション クライアントを配置する場所をクリックし、そ のクライアント名または IP アドレスを入力します。以下の図では、IP アドレスが 16.125.19.91 のアグリゲーション クライアントが、4×4 のグリッドの先頭の行の最初の列に配置されていま す。完了したら、Enter キーを押します。アグリゲーション クライアントが緑色のボックスに表 示されます。 5.
クライアント アグリゲーションの無効化 クライアント アグリゲーションを無効にするには、以下の操作を行います。 1. [クライアント アグリゲーション]をダブルクリックします。 2. [無効]を選択します。 3.
9. [モード]を設定します。 10. [設定のテスト]をクリックしてプロファイルを確認します。 11. [適用]→[閉じる]の順にクリックし、変更を保存してダイアログ ボックスを閉じます。 プロファイルの編集 プロファイルを編集するには、以下の操作を行います。 1. [ディスプレイの設定]をダブルクリックします。 2. [プロファイル]一覧からプロファイルを選択します。 3. 必要に応じて、[プロファイル設定]および[ディスプレイ構成]を編集します。 4. [設定のテスト]をクリックしてプロファイルを確認します。 5. [適用]→[閉じる]の順にクリックし、変更を保存してダイアログ ボックスを閉じます。 プロファイルの削除 プロファイルを削除するには、以下の操作を行います。 1. [ディスプレイの設定]をダブルクリックします。 2. [プロファイル]一覧からプロファイルを選択して、[削除]をクリックします。 3.
プリンター このコントロール パネル項目では、system-config-printer という CUPS プリンターの設定ツールが起 動します。詳しくは、http://cyberelk.net/tim/software/system-config-printer/ (英語サイト)を参照し てください。 SCIM 入力メソッドの設定 これは、SCIM(Smart Common Input Method)プラットフォームの GUI(グラフィカル ユーザー インターフェイス)セットアップ ユーティリティです。Thin Client 自体で中国語および日本語の入 力方式を設定するために使用されます。このオープン ソース プログラムについて詳しくは、SCIM プラットフォームの Web サイト、http://sourceforge.net/apps/mediawiki/scim/index.php? title=Main_Page (英語サイト)を参照してください。 ▲ [SCIM 入力メソッドの設定]をダブルクリックします。 サウンド ここでは、オーディオのパラメーターを指定できます。 1.
4. [はい]をクリックしてログオフし、デスクトップを再起動して変更内容を有効にします。 [いいえ]をクリックすると、現在のデスクトップ環境は変更されません。 5. [コントロール パネル]→[周辺機器]→[タッチ スクリーン]→[調整]の順にクリックして、タッ チ スクリーンを調整します。 注記: タッチ スクリーンは、タッチ スクリーンを有効にしてデスクトップを再起動した場合 にのみ調整できます。 ディスプレイを回転させた場合は、タッチ スクリーンでは画面上の移動が正しく追跡されませ ん。 USB デバイスのリダイレクト 1. クライアントで、管理者としてログインします。 2. [コントロールパネル]で、[USB マネージャー]をダブルクリックします。 3. 以下のリモート プロトコルのどれか 1 つを選択します。 ● Citrix ● ローカル ● RDP ● VMware Horizon View 4. 設定が[ローカル]の場合は、[デバイスのマウントを許可する]オプションおよび[デバイスを読 み取り専用でマウントする]オプションも指定できます。 5.
セットアップ これらのユーティリティを使用すると、要件に応じて Thin Client をセットアップできます。[セット アップ]タブでは以下のユーティリティを使用できます。 ● HP Background Manager ● 日付と時刻 ● 言語 ● ネットワーク ● スクリーンセーバー ● セキュリティ ● HP ThinPro の構成 HP Background Manager [HP Background Manager](HP 背景マネージャー)を使用して、デスクトップの背景として使用す る画像ファイル、方向、または背景色を変更します。 デスクトップの背景の設定を管理するには、以下の操作を行います。 1. HP ThinPro の[コントロールパネル]で、[デスクトップの背景]をダブルクリックします。 2. デスクトップの背景として使用する画像ファイルを変更するには、以下の操作を行います。 a. [HP Background Manager]で、[ファイル]の横の[参照]をクリックします。 b.
日付と時刻 日付、時刻、およびタイムゾーン情報を設定するには、以下の操作を行います。 1. HP ThinPro の[コントロール パネル]で、[日付と時刻]をダブルクリックします。 2. [時刻の設定]画面で、以下のどれかの操作を行います。 ● 世界地図からタイム ゾーンを選択します。 ● [タイムゾーン]で、以下のオプションを設定します。 ◦ [国名] ◦ [Linux タイムゾーン] ◦ [Windows タイムゾーン] 3. カレンダーに週番号を表示する場合は、[時刻の設定]画面の[日付と時刻]タブの[日付]の下にあ る[週番号を表示する]をクリックします。 4. 時刻を手動で設定するには、[日付と時刻]タブの[時間]で矢印キーを使用して設定します。 5. 時刻を 24 時間形式で表示するには、[日付と時刻]タブの[時間]の下にある[24 時間形式]を選択 します。 6.
ネットワーク ネットワークを設定するには、以下の操作を行います。 1. HP ThinPro の[コントロール パネル]で、[ネットワーク]をダブルクリックします。 2. [有線]タブを設定します。 a. IPv6 を有効にする:IPv6 接続を有効にします。初期設定は IPv4 です。 b. Ethernet 速度:リンク速度と全二重または半二重の組み合わせの一覧から選択できます。 c. 接続方法:[Automatic](自動)を選択するとアドレスが自動設定されます。[Static](静的) を選択すると手動で静的アドレスを設定できます。 d. 静的アドレスの設定:[IPv6 を有効にする]が無効の場合 e. f.
3. 4. 5. ◦ 秘密キー:秘密キーの場所 ◦ ID:ユーザーの ID 文字列 ◦ 秘密キーのパスワード:ユーザーのキーのパスワード [DNS]タブを設定します。 ● ホスト名:HP Thin Client のホスト名 ● DNS サーバー:DNS サーバー名 ● ドメインの検索:DNS 検索に使用するドメイン名 ● HTTP プロキシ:HTTP 通信に使用するプロキシ ● FTP プロキシ:FTP 通信に使用するプロキシ [IPSec]タブを設定します。 ● 追加:新しいルールの追加 ● 編集:強調表示されているルールの編集 ● 削除:強調表示されているルールの削除 [VPN]タブを設定します。 接続インターフェイス ● ● 6.
スクリーンセーバー スクリーンセーバーを設定するには、以下の操作を行います。 1. HP ThinPro の[コントロール パネル]で、[スクリーンセーバー]をダブルクリックします。 2. [スクリーンセーバーの設定]を選択します。 a. [スクリーンセーバーを有効にする]を選択するか、スクリーンセーバーが不要な場合は選択 を解除します。 b. 操作しない状態になってからスクリーンセーバーが起動するまでの時間(分)を選択しま す。フィールドに数字を入力するか、上または下矢印キーを使って数字を選択します。 c. 必要に応じて、[復帰時にパスワードを要求する]を選択します。 d. [モード]を選択します。 e. 3. 4. ● [ブランク スクリーン] ● [ロゴ] [ロゴ]を選択した場合は、[ロゴをカスタマイズする]を選択し、[選択]をクリックして、目 的のロゴ ファイルを検索します。 一定の時間使用していない状態が続くとディスプレイがオフになるようにするには、[ディスプ レイの電源管理]を設定します。 a.
HP ThinPro の構成 以下の項目を選択できます。 ● [接続]:管理者モード以外で表示される接続およびそれに対して許可された操作 ● [コントロール パネル]:管理者モード以外で表示されるアプリケーション ● [デスクトップ]:デスクトップのオプション ● [システム]:資産情報およびウェイク オン LAN モード 注記: モデルによっては、このオプションを使用できない場合があります。 接続およびコントロール パネルのユーザー アクセス権の設定 [接続設定]タブおよび[コントロール パネル]タブでユーザー アクセス権を設定するには、以下の操 作を行います。 1. [HP ThinPro の構成]をダブルクリックします。 2. 左パネルにある[接続]をクリックして、ユーザーによるアクセスを許可する接続のチェック ボックスにチェックを入れるか、チェックを外します。 3. 左パネルにある[コントロール パネル]をクリックして、ユーザーによるアクセスを許可するア プリケーションのチェック ボックスにチェックを入れるか、チェックを外します。 4.
● HP Automatic Update ● HPDM Agent ● SSHD マネージャー ● ThinState ● VNC シャドウイング AD/DDNS マネージャー このユーティリティを使用すると、Thin Client を Active Directory Server の組織単位(OU)に追加 したり、動的 DNS による Thin Client の名前と IP アドレス関連付けの自動更新を有効にしたりでき ます。Active Directory データベースに対する認証は有効になりません。 1. [AD/DDNS マネージャー]をダブルクリックします。 2. 以下の情報を各フィールドに入力します。 ● [アクティブ ディレクトリ ドメイン] ● [コンピューター用組織単位(OU)] ● [管理者ユーザー名] ● [管理者ユーザー パスワード] 3. この情報がシステムによって自動更新されるようにする場合は、[クライアントから動的 DNS を アップデート]をクリックします。 4.
HP Easy Update [HP Easy Update]は、[HP Easy Tools]管理スイートに含まれるツールです。詳しくは、HP の Web サイト、http://www.hp.com/support/ にある『HP Easy Tools 管理者ガイド』を参照してくださ い。 工場出荷時設定のリセット [工場出荷時設定のリセット]では、以下を行うことができます。 ● 現在の設定の保存 ● 工場出荷時設定の復元 ● 工場出荷時のイメージの復元 これらの機能にアクセスするには、以下の操作を行います。 1. [工場出荷時設定のリセット]をダブルクリックします。 2. 目的の作業に応じたボタンをクリックします。 HP Automatic Update HP Automatic Update を設定するには、以下の操作を行います。 1. [自動更新]をダブルクリックします。 2. 再起動時にこのシステムを更新する場合は、[システムの起動時に[自動更新]を有効にする]をク リックします。 3.
SSHD マネージャー SSH(Secure Shell)アクセスを有効にするには、以下の操作を行います。 1. [SSHD マネージャー]をダブルクリックします。 2. [着信セキュア シェル アクセスを有効にする]をクリックします。 3. 必要に応じて、[管理者以外による Secure Shell 経由のアクセスを有効にする]をクリックしま す。 4.
5. 各フィールドに FTP サーバーの情報を入力し、[イメージを圧縮する]を選択するか、選択を解 除します。 注記: HP ThinPro イメージ ファイルは、ディスクを簡単にそのまま保存したものです。圧縮 前のサイズは約 512 MB で、アドオンなしの圧縮イメージは約 237 MB です。 6. [完了]をクリックします。 イメージ キャプチャが開始されると、すべてのアプリケーションが停止し、コピーの進行状況 を示す新しいウィンドウが表示されます。問題が発生した場合は、[詳細]をクリックして情報を 確認します。キャプチャが完了すると、デスクトップが再表示されます。 HP ThinPro イメージのキャプチャが完了します。 リモート サイトからの HP ThinPro イメージの展開 リモート サイトから HP ThinPro イメージを展開する方法は 2 つあります。HP ThinState ツールを 直接使用する方法および Web ブラウザー接続を作成する方法です。 HP ThinState ツールを直接使用して展開するには、以下の操作を行います。 1.
起動可能な USB フラッシュ ドライブへの HP ThinPro イメージのキャプチャ HP ThinPro イメージを含む起動可能な USB フラッシュ ドライブを使用すると、別の Thin Client 上 にイメージを復元または複製できます。 注記: USB フラッシュ ドライブにデータがある場合は、キャプチャを開始する前にバックアップ してください。ThinState によってフラッシュ ドライブが自動的に初期化され、起動可能な USB フ ラッシュ ドライブが作成されます。このプロセスによって、現在フラッシュ ドライブにあるすべて のデータが消去されます。 1. [ThinState]をダブルクリックします。 2. [HP ThinPro のイメージ]を選択し、[次へ]をクリックします。 3. [HP ThinPro のイメージのコピーを作成する]を選択し、[次へ]をクリックします。 4. [起動可能な USB フラッシュ ドライブを作成する]をクリックして、[次へ]をクリックします。 5.
FTP サーバーへの HP ThinPro 構成の保存 1. [ThinState]をダブルクリックします。 2. [HP ThinPro の構成]を選択して、[次へ]をクリックします。 3. [構成を保存する]をクリックして、[次へ]をクリックします。 4. [FTP サーバー]をクリックして、[次へ]をクリックします。 注記: コピーを作成する前に、構成ファイルを置くディレクトリが FTP サーバー上に存在し ている必要があります。ファイル ディレクトリが FTP サーバーに存在しない場合、[HP ThinState]はエラーを発生します。 5. フィールドに FTP サーバーの情報を入力して、[終了]をクリックします。 HP ThinPro 構成のキャプチャが完了します。 リモート サーバーからの HP ThinPro 構成の復元 1. [ThinState]をダブルクリックします。 2. [HP ThinPro の構成]を選択し、[次へ]をクリックします。 3. [構成を復元する]をクリックして、[次へ]をクリックします。 4.
USB フラッシュ ドライブからの HP ThinPro 構成の復元 1. Thin Client にコピーするプロファイルを含む USB フラッシュ ドライブを接続します。 2. [ThinState]をダブルクリックします。 3. [HP ThinPro の構成]を選択し、[次へ]をクリックします。 4. [構成を復元する]をクリックして、[次へ]をクリックします。 5. [USB キー]をクリックして、[次へ]をクリックします。 6. USB フラッシュ ドライブを選択します。 7. [参照]をクリックします。 8. USB フラッシュ ドライブ内の目的のプロファイル ファイルをダブルクリックします。 9.
詳細設定 これらのユーティリティを使用すると、CDA モードを有効にしたり、テキスト ユーティリティを開 いたり、ルート ディレクトリにアクセスしたりできます。[詳細設定]タブでは以下のユーティリティ を使用できます。 ● CDA モード ● 証明書 ● DHCP オプション マネージャー ● テキスト エディター ● X ターミナル ● キーボード ショートカット CDA モード このユーティリティを使用すると、Citrix デスクトップ アプライアンス(CDA)モードを有効にし て、URL を設定できます。 CDA モードを使用するには、以下の操作を行います。 1. Web ブラウザー 接続の全般設定が設定されていることを確認します。詳しくは、8 ページの Web ブラウザーを参照してください。 2. [CDA モード]をダブルクリックします。 3. [CDA を有効にする]を選択し、フィールドに URL を入力します。 4.
証明書をインポートするには、以下の操作を行います。 1. HP ThinPro の[コントロール パネル]で、[証明書]をダブルクリックします。 2. [証明書マネージャー]で、インポートする証明書の種類を示す、次のオプションを選択します。 3. 4. ● お住まいの地域のルート証明機関(Loal Root Certification Authorities) ● ルート証明機関(Root Certification Authorities) ● 個人証明書(Personnel Certificate) ● 秘密キー(Private Key) URL から証明書をインポートするには、以下の操作を行います。 a. [証明書マネージャー]で、[URL からのインポート]をクリックします。 b. [証明書のインポート]→[URL]の順にクリックして、インポートする証明書の URL を入力 します。 c. [インポート]をクリックします。 d. 完了したら、[終了]をクリックします。 ファイルから証明書をインポートするには、以下の操作を行います。 a.
証明書の表示 ここでは、[証明書マネージャー]に証明書を表示する方法について説明します。 証明書を表示するには、以下の操作を行います。 1. HP ThinPro の[コントロール パネル]で、[証明書]をダブルクリックします。 2.
DHCP オプション マネージャー DHCP オプション マネージャーは、クライアントで要求される DHCP タグの詳細を表示します。[要 求]列でタグ要求を有効にすることによって、個々の DHCP タグを要求または無視するよう Thin Client に指示できます。 DHCP オプション コード番号の横に鉛筆アイコンが表示されているときは、DHCP サーバーで特定 のコード番号と競合が発生しているような場合にコード自体を変更できます。各オプションの横に ある情報アイコンをクリックすると、Thin Client と DHCP サーバーの両方でのオプションの用途を 確認できます。 左下隅のドロップダウン リストを使用して、表示する DHCP タグを変更できます。[カスタム オプ ションの表示]、[共通オプションの表示]、または[すべてのオプションの表示]を選択できます。 テキスト エディター このメモ帳スタイルのユーティリティを開くには、以下の操作を行います。 ▲ [テキスト エディター]をダブルクリックします。 X ターミナル ローカルの Thin Client のコマンド ラインにアクセスするには、
3. キーボード ショートカットを編集するには、以下の操作を行います。 a. 編集したいキーボード ショートカット セクションをクリックします。 i. コマンドを編集する場合は、[コマンド]を選択してから[編集]をクリックします。 確認した後コメントを入力するかまたは[ディレクトリから選択]をクリックして、実 行したいプログラムおよび操作を参照します。 ii. ショートカットを編集する場合は、[ショートカット]を選択してから[編集]をクリッ クします。 確認した後実行したい新しいプログラムまたは操作をトリガーするキーの組み合わせ を入力します。 b. 4. [OK]をクリックします。 キーボード ショートカットを削除するには、以下の操作を行います。 a. 削除したいキーボード ショートカットをクリックします。 b.
5 システム情報 [システム情報]画面には以下のタブがあります。 ● 全般 ● ネットワーク ● ネット ツール ● ソフトウェア情報 ● システム ログ 全般 [全般]タブには、以下の情報が表示されます。 ● ● ● 58 第 5 章 BIOS(Basic Input/Output System)および OS(Operating System) ◦ シリアル番号 ◦ BIOS バージョン ◦ BIOS リリース日 ◦ OS ビルド ID ◦ OS のカーネル バージョン システム ◦ プラットフォーム ◦ CPU(Central Processing Unit)速度 ◦ プロセッサ フラッシュおよびメモリ ◦ 空き領域 ◦ 使用済み領域 ◦ インストール済み システム情報
ネットワーク [ネットワーク]タブには、以下の情報が表示されます。 ● ● インターフェイス ◦ 名前 ◦ 状態 ◦ 種類 ◦ IP アドレス ◦ ネットワーク マスク ◦ MAC(Media Access Control)アドレス ◦ DHCP サーバー アドレス ◦ インターフェイス統計 ネットワーク ◦ ● デフォルト ゲートウェイ DNS 設定 ◦ ホスト名 ◦ デフォルト ドメイン ◦ ネームサーバー ネット ツール [ネット ツール]タブでは、テストを実行できます。 1. [システム情報]の[ネット ツール]をクリックします。 2. ツールを選択します。 ● Ping ● DNS ルックアップ ● traceroute 3. ホスト名を入力し、診断パラメーターを設定します。 4. [プロセスの開始]をクリックします。 5.
ソフトウェア情報 [ソフトウェア情報]タブには、インストールされた主なソフトウェアの名前およびバージョンが表示 されます。 システム ログ [システム ログ]にはログ情報が表示されます。 ● DHCP Wired Leases(DHCP 有線リース) :現在の有線接続でのリース情報のログを表示しま す。 ● DHCP Wireless Leases(DHCP 無線リース) :現在の無線接続でのリース情報のログを表示し ます。 ● カーネル:カーネルからのタスク、メッセージ、警告、およびエラーに関するログを表示しま す。 ● X Server:X Server からのタスク、メッセージ、警告、およびエラーに関するログを表示しま す。 これらのすべてのログの診断アーカイブを保存するには、以下の操作を行います。 60 1. [診断]をクリックし、ファイルに名前を付けて、保存場所を指定します。 2.
索引 A Active Directory マネージャー 46 AD/DDNS マネージャー 46 Agent 設定マネージャー 47 C CDA モード 53 Citrix 接続の追加 10 Citrix ICA 接続設定 5 Citrix デスクトップ アプライアン ス 53 D DHCP Option Manager 56 H HP HP HP HP HP HP Automatic Update 47 Background Manager 40 Easy Config 46 Easy Tools ウィザード 3 Easy Update 47 TeemTalk ウィザードによる接続の追加 17 オプション 17 手動による接続の追加 19 接続の追加 17 HP ThinPro インストール 3 はじめに 1 I ICA 接続設定 5 R RDP オプション 13 接続設定 8 接続の追加 13 設定 8 RGS オプション 20 接続の追加 20 S SCIM 38 Secure Shell アクセス 48 SSH オプション 26 接続の追加 26 SSHD マネージャー 48 T Telnet
か カスタム オプション 28 接続の追加 28 管理者、ログイン 1 管理ユーティリティ 45 き キーボード ショートカット 56 キーボード レイアウト 37 く クライアント アグリゲーション 30 概要 30 設定 33 無効化 36 け 言語 41 こ 工場出荷時設定のリセット 47 コピー、接続 28 コントロール パネル 30 Active Directory マネー ジャー 46 AD/DDNS マネージャー 46 Agent 設定マネージャー 47 CDA モード 53 DHCP オプション マネー ジャー 56 HP Automatic Update 47 HP Easy Config 46 HP Easy Update 47 SCIM 38 SSHD マネージャー 48 ThinPro の構成 45 ThinState 48 VNC シャドウイング 52 X ターミナル 56 管理ユーティリティ 45 キーボード レイアウト 37 クライアント アグリゲーショ ン 30 言語 41 工場出荷時設定のリセット 47 サウンド 38 周辺機器のユーティリティ 30 詳細設定ユーティリティ
ね ネット ツール、システム情報 ネットワーク 42 システム情報 59 59 ひ 日付と時刻 41, 42 表示 設定 33, 36 プロファイルの削除 37 プロファイルの追加 36 プロファイルの編集 37 ふ プリンター 38 へ 編集 接続 29 ま マウス 37 マウスパッド 56 も モニターの設定 33 ゆ ユーザー ビュー、接続 29 る ルート ディレクトリへのアクセ ス 56 ろ ログ、システム 60