EFI Preboot Guidelines for HP Business Notebooks / Desktops and UEFI Secure Boot for Windows 8
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Win7 以前のデスクトップでは、F10 で[Legacy Support (レガシーサポート)]を[Enabled (有効)]、[Secure Boot (セキュ
アブート)]を[Disabled (無効)]、および[Fast Boot (高速ブート)]を[Disabled (無効)]に設定すると、CSM サポートが適用
されます。このデスクトップの設定は、ノートブックの「レガシー」設定に相当します (デスクトップ BIOS には「レガシー
サポート」設定が実際に存在します)。
セキュアブートを使用する Win8 デスクトップでは、F10 で[Legacy Support (レガシーサポート)]を[Disabled (無効)]、
[Secure Boot (
セキュアブート)]を[Enabled (有効)]、および[Fast Boot (高速ブート)]を[Enabled (有効)]に設定すると、
CSM サポートが適用されません。デスクトップ BIOS には明確な「UEFI ネイティブ」設定はありませんが、このデスク
トップの設定は、ノートブックの「UEFI ネイティブ」に相当します。
セキュアブートを使用しない Win8 デスクトップでは、F10 で[Legacy Support (レガシーサポート)]を[Enabled (有効)]、
[Secure Boot (
セキュアブート)]を[Disabled (無効)]、および[Fast Boot (高速ブート)]を[Disabled (無効)]に設定すると、
EFI と CSM サポートの両方が適用されます。この場合、CSM サポートを適用する代わりにセキュアブートが使用でき
ません。デスクトップ BIOS には明確な「UEFI ハイブリッド」設定はありませんが、このデスクトップの設定は、ノートブッ
クの「UEFI ハイブリッド」に相当します。
注記: すべての HP ビジネスプラットフォームにおいて、工場出荷時の初期設定ではセキュアブートを設定してレガ
シーサポートを無効にしています。レガシーサポートとセキュアブートの両方を有効にしようとすると、BIOS で警告が
出力されます。
BIOS の再フラッシュが完了すると、デフォルトの構成は次のようになります。
セキュアブート = 無効
ブートモード = レガシー (その他のモードは、プリインストールされる OS に応じて工場でプリインストールチームが
設定します。)
Win8 64/32 のプリインストールでは、セキュアブート/ブートモードポリシーを「有効」と「レガシー」、および「無効」に設
定します。
表 2: サポートされるポリシー設定と OS
ブートモード
/
セキュアブート
無効
有効
レガシー レガシーOS: XP、Vista、Windows 7、Linux 不可
UEFI ハイブリッド レガシーOS: XP、Vista、Windows 7、Linux 不可
UEFI ネイティブ Linux、Win8 (ネイティブ UEFI を搭載するが
セキュアブートは使用しない)
Win8
OS と BIOS のポリシーが適合しない場合、システムをブートできません。
注記: セキュアブートを「有効」にして「UEFI ハイブリッド」(ノートブックのみ) または「レガシー」を選択した場合は、不可
の状態となります。BIOS にこの変更を要求しても無視されます。
セキュアブートは、BIOS セットアップ (F10) で有効/無効にできます。または、WMI インターフェイスを介して WMI スクリ
プトを使用するか、HP の BIOSConfig ユーティリティを使用してリモートから変更できます。
セキュアブートの「無効」コマンドが WMI から BIOS に送信されても、セキュアブートのステータスはすぐに変わりませ
ん。悪意あるソフトウェアからの攻撃を防止するため、次回リブート時に物理プレゼンスをチェックする必要があるか
らです。
プロセスを完了するには、ユーザーまたは技術者が、BIOS の出力メッセージに表示される 4 桁のランダムな認証
コードを入力する必要があります。