EFI Preboot Guidelines for HP Business Notebooks / Desktops and UEFI Secure Boot for Windows 8
レガシーサポートを有効にすると表示されるレガシーブート順序
レガシーサポートを無効にすると表示される UEFI ブート順序
UEFI F10 の静的なブート順序では、BIOS からシステムの固定デバイスに特定のブート番号が割り当てられます。たと
えば、Boot0000 はハードドライブの OS Boot Manager、Boot0001 は PXE IPV4、Boot0002 は内蔵 DVD などに割り当
てることができます。また、HP UEFI Diagnostics など、HP がサポートする特定の UEFI アプリケーションも一覧に表示
されます。Win8 では、「OS ブートマネージャー」、ハードドライブ、および USB ディスク対応の「Windows To Go」のブー
ト番号が加わります。
レガシーサポートを無効にすると、BIOS はネイティブ UEFI モードに入り、POST 時間が重要となります。汎用 USB デ
バイスまたは USB ハードドライブがブート順序リストの 1 番目ではなく、OS の次回起動が[USB Hard Drive (USB ハー
ドドライブ)]または[Generic USB Device (汎用 USB デバイス)]に設定されていなければ、BIOS は USB を一覧に表示し
ません。したがって、システムに接続したリムーバブル USB デバイスが一覧に表示されず、USB デバイスの詳細情報
もブート順序に表示されません。F10 ブート順序には、汎用 USB デバイスのエントリのみが表示され、外付け USB オ
プティカルドライブや外付け USB ディスクデバイスは表示されないということです。
POST 中にボタンを押さなければ、この静的なブート順序リストは BIOS から OS に渡され、OS の[Advanced Options
(詳細オプション)]に表示されます。
図 6: レガシーサポートを有効および無効にしたときの F10 ブート順序