HP DesignJet T2500 Multifunctional Printer Series-User's Guide

用紙プリセット
サポートされている用紙の種類にはそれぞれ独自の特徴があるため、最適な印刷品質を実現するため
に、用紙の種類によってプリンタの印刷方法が変更されます。用紙には、多量のインクを必要とする
用紙もあれば、乾燥に長い時間を要する用紙もありますが、用紙の種類ごとに必要な設定の詳細をプ
リンタに伝える必要があります。この詳細のことを
用紙プリセット
といいます。用紙プリセットに
は、用紙の色の特徴を記述する ICC プロファイルが含まれます。また、色とは直接関連がない用紙の
特徴および要件も含まれています。このプリンタの既存の用紙プリセットは、プリンタのソフトウェ
アにすでにインストールされています。
ただし、プリンタで使用可能なすべての用紙を表示するとスクロールしにくいため、このプリンタで
は、一般的に最もよく使用される用紙の種類の用紙プリセットのみが用意されています。プリンタに
ないプリセットの用紙の種類を使用するときは、フロントパネルの表示からその用紙の種類を選択で
きません。
新しい用紙の種類にプリセットを割り当てるには 2 つの方法があります。
フロントパネルまたはプリンタ ドライバで、使用する用紙になるべく近いカテゴリと種類を選択
して、既存の HP 工場出荷時用紙プリセットのいずれかを使用します。179 ページの用紙の種類
が一覧に含まれていないを参照してください。
注記:カラーが正確ではない場合があります。この方法は、高品質の印刷には向いていません。
http://www.hp.com/go/T2500/paperpresets/ から正しい用紙プリセットをダウンロードします。
注記:
HP では、HP 用紙の種類に対するプリセットのみを提供しています。必要な用紙プリセッ
トが Web 上にない場合、プリンタの最新のファームウェアに追加されている場合があります。
ファームウェアのリリース ノートを参照して、情報を確認してください (159 ページのファーム
ウェアをアップデートするを参照)
用紙情報の印刷
プリンタの未使用分のロール紙の推定の長さ、用紙の幅と種類を表示するには、[用紙情報の印刷]
有効にします。情報はバーコードとテキストの組み合わせから構成され、用紙をプリンタから取り外
すとロールの上端に印刷されています。
注記:
未使用分の長さに関する情報は、ロール紙を取り付けるときの用紙の長さをプリンタに指定し
た場合のみ使用できます。この情報をプリンタに提供するには、用紙を取り付ける際にロール紙の長
さをフロントパネルで指定するか、用紙データ バーコードが印刷されているロール紙を取り付けま
す。
注記:バーコードとテキストは、取り付けと取り外しをフロントパネルの [用紙] メニューから行った
場合のみロール紙に印刷されます。
注記:このオプションは、完全に不透明な用紙を使用する場合のみ有効です。透明または半透明な用
紙を使用する場合は失敗する可能性があります。
[用紙情報の印刷] オプションを有効にするには、フロントパネルで を押し、次に を押し
て、[セットアップ] - 印刷設定 - [用紙オプション] - [用紙情報の印刷の有効化] を選択します。
JAWW
用紙プリセット
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