HP DesignJet T2500 Multifunctional Printer Series-User's Guide

ソフトウェアをアップデートする
プリンタのプリンタ ドライバおよび他のソフトウェアをアップデートするには、
http://www.hp.com/go/T2500/drivers/ を参照してください。
Windows では、HP Software Update によってソフトウェアのアップデートが定期的に行われます。
HP Designjet Utility が再起動されたときに、自動アップデートが行われることもあります。
Mac OS X では、Apple SW Update によりソフトウェア アップデート (利用可能な場合) が行われま
す。
プリンタ保守キット
プリンタには 2 種類の保守キットが用意されており、長期間使用したコンポーネントを交換できま
す。コンポーネントの交換が必要なときは、フロントパネルにメッセージが表示されるか、
HP Utility
によってメッセージが表示されます。
メッセージが表示されたときは、HP サポート (258 ページの HP サポートへのお問い合わせを参照)
でお問い合わせの上、保守キットを入手してください。キットをインストールできるのは、サービス
エンジニアだけです。
安全なファイル消去
プリンタのハード ディスクは、印刷ジョブの一時的な格納領域として使用されます。[Secure File
Erase] (安全なファイル消去) では、ハード ディスクから一時ファイルを消去して、権限のないアクセ
スから保護できます。有効にするとすぐに消去されますが、すでにハード ディスク上にあった古い一
時ファイルがさかのぼって消去されることはありません。古いファイルも消去する場合は、
162 ページのディスク拭取りを参照してください。
[Secure File Erase] (安全なファイル消去) 機能では、次の 3 つのセキュリティ レベルを設定できます。
Non-Secure (非セキュア) 情報の参照元がすべて消去されます。情報そのものは、その情報が
入っているディスク領域が他の目的で必要になるまでハード ディスクに残りますが、その後は上
書きされます。情報はディスクに残りますが、ほとんどのユーザにとってアクセスすることは困
難です。ただし、特定の目的で設計されたソフトウェアを使用すればアクセス可能です。これ
は、ほとんどのコンピュータ システムでファイルが消去される通常の方法です。最も高速です
が、最も安全性が低くなります。
Secure Fast Erase (1 pass) (セキュア高速消去 (1 パス)) 情報の参照元がすべて削除され、情報そ
のものも固定された文字パターンで上書きされます。[Non-Secure] (非セキュア) よりは時間がか
かりますが、より安全な方法です。それでも、磁気の痕跡を検出する特殊なツールを使用すれ
ば、消去した情報の断片にアクセスすることが可能な場合があります。
Secure Sanitizing Erase (5 passes) (セキュア サニタイジング消去 (5 パス)) 情報の参照元がすべ
て削除され、情報そのものもすべての痕跡を除去するために作られたアルゴリズムを使用して繰
り返し上書きされます。最も時間はかかりますが、最も安全な方法です。セキュア サニタイジン
グ消去は、米国国防総省の、ディスク メディアの消去およびサニタイジングの要件
(5220-22.m)
に適合しています。安全なファイル消去を使用する際は、これがデフォルトのセキュリティ レベ
ルです。
ファイルの消去中は、プリンタのパフォーマンスに影響が及ぶ可能性があります。
安全なファイル消去は、HP から無料で提供されている Web ベースの印刷管理ソフトウェア Web
JetAdmin の機能の 1 つです。http://www.hp.com/go/webjetadmin/ を参照してください。
JAWW
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