HP DesignJet T2500 Multifunctional Printer Series-User's Guide

用紙が取り付けられていれば、プリントヘッドの確認と準備の終了後に、プリントヘッドの軸合
わせが自動的に実行されます。241 ページのプリントヘッドの軸合わせを参照してください。
7. 新しいプリントヘッドを取り付けたら、カラー キャリブレーションを実行することをお勧めしま
す。111 ページのカラーキャリブレーションを参照してください。
匿名の使用状況に関する情報の格納
各インク カートリッジには、プリンタの操作を支援するメモリ チップが含まれます。また、このメモ
リ チップはプリンタの使用状況について、限定された内容の匿名情報 (カートリッジが最初に取り付
けられた日、カートリッジが最後に使用された日、カートリッジを使用した印刷部数、印刷適用範
囲、印刷頻度、使用された印刷モード、発生した印刷エラー、製品モデルなど) を格納します。この
情報は、お客様の印刷に関するニーズに対応する今後の製品の設計に役立ちます。
メモリ チップから収集された情報には、カートリッジやプリンタのお客様やユーザの特定に利用可能
な情報は含まれていません。
HP は、HP の無料回収およびリサイクル プログラム (HP Planet Partnershttp://www.hp.com/hpinfo/
globalcitizenship/environment/recycle/ など) で回収されたインク カートリッジのメモリ チップの一部
を収集しています。今後の HP 製品の改善のため、収集されたメモリ チップを読み取り、研究してい
ます。
インク カートリッジのリサイクルを支援する HP のパートナーも、この情報にアクセスすることがで
きます。カートリッジを保有する任意の第三者が、メモリ チップ上の匿名情報にアクセスできる可能
性もあります。この情報へのアクセスを希望されない場合、チップを動作不能にすることもできま
す。ただし、メモリ チップを動作不能にした後で、そのカートリッジを HP プリンタに使用すること
はできません。
この匿名情報の提供を望まれない場合は、メモリチップに情報が保存されないようにプリンタを設定
できます。これを行うには、内蔵 Web サーバにアクセスし、[セットアップ] - [匿名の使用状況に関す
る情報の格納] を選択します。これにより、その他の点でカートリッジの正常な動作が妨げられるこ
とはありません。ただし、後で工場出荷時のデフォルト設定に戻し、プリンタの使用状況に関する情
報の収集を再開することもできます。
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16 章 インクカートリッジとプリントヘッドの取り扱い JAWW