HP DesignJet T2500 Multifunctional Printer Series-User's Guide

レンダリング用途
レンダリング用途は、カラー変換を実行するときに使用される設定の 1 つです。印刷するカラーの一
部がプリンタで再現できない場合があります。レンダリング用途を使用すると、これらのいわゆる色
域外の色を処理する 4 つの方法のいずれかを選択できます。
[彩度 (グラフィック]:明るい、鮮やかな色を使用するプレゼンテーション用のグラフィック、
表、またはイメージに最適です。
[知覚的 (イメージ]中間色が多数含まれた写真またはイメージに最適です。色の全体的な見栄え
は、可能な限り維持されます。
[相対カラーメトリック (プルーフィング)]特定の色と調和させる場合に最適です。この方法は、
主にプルーフィングに使用されます。正確に色を印刷できる状態では、確実に正確な色で印刷さ
れます。これ以外のオプションでは、より望ましい色の範囲が再現される場合もありますが、
定の色が正確に印刷されるとは限りません。また、このオプションでは、入力カラー スペースの
白が、印刷する用紙の白にマッピングされます。
[絶対カラーメトリック (プルーフィング)][相対カラーメトリック] と同様ですが、白のマッピ
ングは行われません。このレンダリングも主にプルーフに使用されますが、この場合のプルーフ
は、1 台のプリンタの出力のシミュレーション (白点を含む) を目的に行います。
黒点補正を行う
黒点補正オプションでは、カラー スペース間でカラーを変換するときに、黒点の差異を調整するかど
うかを設定します。このオプションを選択すると、完全なダイナミック レンジのソース スペースが、
完全なダイナミック レンジのデスティネーション スペースにマップされます。この機能は、ソース
スペースの黒点がデスティネーション スペースの黒点より濃い場合に、シャドー部分を残すために非
常に便利です。このオプションは、レンダリング用途として [相対カラーメトリック] が選択されてい
る場合 (121 ページのレンダリング用途を参照) にのみ使用できます。
フロントパネルからのカラーマネジメント
フロントパネルから を押し、次に を押して、[イメージ品質の保守] - [カラー キャリブレ
ーション] を選択することによって、取り付けた用紙の種類のカラー キャリブレーションを行うこと
ができます。111 ページのカラーキャリブレーションを参照してください。
フロントパネルにある他のカラー オプションはすべて、 を押し、次に を押して、[セット
アップ] - [印刷設定] - [カラー オプション] を選択すると表示できます。
注記:
フロントパネルでのこれらの設定は、プリンタ ドライバまたは内蔵 Web サーバのジョブ送信
設定よりも優先されます。
[カラー/グレースケール]カラーで印刷するか、グレースケールで印刷するか、白黒で印刷する
かを選択できます。デフォルト:[カラー印刷]
[RGB ソース プロファイルの選択]プリンタによって認識され、選択された RGB ソース プロファ
イルから選択できます。デフォルト:[sRGB]
[プリンタのエミュレート]:他の HP DesignJet プリンタをエミュレートすることができます。デ
フォルト:
[オフ] (プリンタ エミュレーションなし)
JAWW
フロントパネルからのカラーマネジメント
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