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SCSI バスの特徴
SCSI の接
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SCSI バスの特徴
SCSI(Small Computer System Interface)バスは、異なる速度で稼働する内蔵および外付けの装置
(SCSI 装置)をワークステーションと接続するための IEEE 規格のバスです。外部 SCSI ポート
接続されている装置が 1 台の場合もあれば、数台の SCSI 装置がデイジーチェーン接続され、外
SCSI ポートに接続されている場合もあります。SCSI 装置には、4 mm DDS フォーマット・
テープ・ドライブやハードディスク・ドライブなどがあります。
HP B クラスおよび C クラス・ワークステーションで使用できる SCSI バスには、Ultra Narrow
Single-Ended SCSI バス(NSE SCSI) Ultra2 Wide Low-Voltage Differential SCSI バス(LVD SCSI)
2 種類があります。下表に SCSI バスの仕様を示します。
注意
現時点では、同一種類のバスに接続され NSE SCSI 装置と LVD SCSI 装置の使用は、当社
のサポート対象外となります。
1 すべての SCSI バスにおいて、アドレス 7 はホスト・コントローラ用に確保されています。
2 この情報は、HP Visualize B クラスおよび C クラス・ワークステーションの場合に限ります。
41 SCSI バスの特徴
種類 データ転
速度
データ・
ス幅
使用可能
SCSI アド
レス
1
最大ケー
ル長
装置の物
的位置
2
Ultra Narrow
Single-Ended
最大 20 MB/
8 ビット 06 3.0 メート
外付け
Ultra2 Wide
Low-Voltage
Differential
最大 80 MB/
16 ビッ 06; 815 12 メート 内蔵およ
外付け