User's Manual

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高速ブート・モードの表示と設定
ブート・コンソール・インタフェース
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高速ブート・モードの表示と設定
fastboot(高速ブート・モード)を使用可能にする(オンに設定す)と、ワークステーション
パワーオン・セルフテスト中にクイック・チェックによりメモリをチェックし、また入出力イ
ンタフェースのテストを省略するので、ブートを短時間で完了することができます。高速ブー
・モードは、デフォルトでは使用可能(オン)に設定されています。高速ブー・モードは、ブ
ート・コンソール・インタフェースの[Configuration Menu]から設定できす。
fastboot を使用不可能にする(オフに設定する)と、パワーオン・セルフテスト時のメモリ・
チェックがより綿密になり、また入出力インタフェースのテストも行われるため、ブートに時
間がかかります。
ワークステーションのブート時にエラーが発生した場合は、fastboot off に設定してシス
テムを再ブートしてください。メモリのチェックが綿密に行われるため、エラーの状況が明ら
かなる可能性があります。
高速ブー・モードのステータスを表示するには、プロンプトで以下のように入力し[Enter]
押します。
Configuration Menu: Enter command> fastboot
fastboot を使用不可能にするには、プロンプトで以下のように入力し[Enter]を押します
Configuration Menu: Enter command> fastboot off
fastboot を使用可能にするには、プロンプトで以下のように入力し[Enter]押します。
Configuration Menu: Enter command> fastboot on