User's Manual
第 6 章
モニター機種の表示と設定
ブート・コンソール・インタフェース
155
電源投入時のモニター機種の設定
お使いのワークステーションのモニターを別の機種と取替える場合、ワークステーションのフ
ァームウェアに変更内容を反映させる必要があります。これは、以下の方法で行います。シス
テムを再ブートし、モニターの自動選択プロセスかブート・コンソール・インタフェースの
monitor コマンドのいずれかを使います。
monitor コマンドの詳細は、本章の「モニター機種の設定」を参照してください。モニターの
自動選択プロセスについては、本項で詳細を説明します。
システムを再ブートするため一度電源を切り、ハードディスク・ドライブの回転が止まるまで
しばらく待ちます。次に、ワークステーションの電源を入れ Num Lock ランプが点灯するのを
確認します。
注記
ワークステーションの電源を入れてから Num Lock ランプが点灯するまで、少し時間がかか
ります(約 40 秒)。
ブート・シーケンスの終了間際に Num Lock ランプが点灯したら、2 秒間待ってから[Tab]キー
を押し、モニターの自動選択プロセスを起動します。2 秒以上待って画面に何も表示されない
場合、本章の「モニターに関するトラブルシューティング」の項を参照してください。画面上
に以下のような内容のメッセージが表示されモニター機種も正しい場合には、[Enter]を押して
モニター機種を選択します。
Path Slot Head Type Size Freq
Class
---------- ---- ---- ---- ------------ ---- -----
GRAPHICS(2) 2 1 n nnnnxnnnn nnHz PCI
Press [Return] to select this monitor type
(type n of n types).
表示されたモニター機種を選択しない場合は、モニター機種が選択されるまでシステムは使用
可能な全モニター機種を一度に 1 つずつ巡回します。
モニター機種が選択されると、システムが選択した機種を確認するメッセージを表示します。
[Y]を押して、選択したモニター機種を保存します。
[Y]以外のキーを押すと、以下のメッセージが表示されます。
Monitor type not saved.
この場合、新しいモニター機種が有効になりますが、保存されません。したがって、次回シス
テムを再ブートすると、元のモニター機種が使用されます。
さらに、以下のメッセージが表示されます。