User's Manual
第 5 章
メモリ・カード
ワークステーションのハードウェア構成の変更方法
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メモリ・カード
本項では、メモリ(DIMM カード)の取付けおよび取外し方法について説明します。本節の作業
を引き続き行う前に、必ず以下の注意事項に目を通してください。
・「ブート・コンソール・インタフェース」の章で説明されている手順に従い、ワークステー
ションの現在のメモリ構成を確認してください。この作業は、DIMM メモリをワークステー
ションに追加する前に行ってください。
・「追加メモリの取付け」の項にある手順を読んでから DIMM カードを取付けてください。
・必ず説明した順序で DIMM メモリを挿入してください。「図 5−45 メモリ・カードのスロッ
ト番号および取付けの順序」を参照してください。
・コネクタに DIMM メモリを挿入する際には差し込むメモリの方向が正しいかどうか確認して
ください。コネクタはメモリを逆向きに挿入できないように設計されています。「図 5−46
メモリ・カードの取付け」を参照してください。
・DIMM メモリの取付けが終了したら、ブート・コンソール・インタフェースを使って追加し
た DIMM メモリがワークステーションによって認識されていることを確認してください。こ
の作業は、SAM を使って行うこともできます。SAM を使用する場合、手順は以下のとおり
です。[Performance Monitor]アイコン、[System Properties]アイコンを順に選択し、表示された
ウィンドウで[Memory]と書かれたタブを選びます。
追加メモリの取付け
ワークステーションへメモリ(DIMM カード)を追加するには以下の手順を行います。
注記
「図 5−44 電源ユニット位置の固定解除」に示したように、システム・ユニットの前面パ
ネルを参考にしながらシステムを右側面を下にして置きます。システム・ユニットを横に
する際には、柔らかく平らなものの上に置きシステム・ユニットの外部に損傷を与えない
ようにしてください。
1. 本章の「システム・ユニットの左側パネルの開け方」の項で説明した手順に従ってシステ
ム・ユニットの左側パネルを開きます。
2. 本章の「電源ユニットの位置を上方に固定する」の項で説明した手順に従ってシステム・ユ
ニットの電源ユニット位置の固定を解除します。