HP Designjet T2300 eMFP Series-How to Use the Product
動する必要があります。これにより、ほとんどのネットワークに対して動作するネットワーク設定が
自動的に提供されます。製品の他の設定は変わりません。
IPv6 を使用する
この製品は、IPv4 を使用した場合と同様に、IPv6 を使用したほとんどすべてのネットワーク接続機能
をサポートしています。IPv6 を十分に活用するには、IPv6 ルータとサーバがある IPv6 ネットワークに
製品を接続する必要があります。
ほとんどの IPv6 ネットワークでは、製品は次のように自動的に設定され、ユーザが設定する必要はあ
りません。
1. 製品はそれ自体にリンクローカル IPv6 アドレス (「fe80::」で開始する) を割り当てます。
2. 製品はそれ自体に、ネットワーク上の IPv6 ルータによって示される、ステートレス IPv6 アドレ
スを割り当てます。
3. ステートレス IPv6 アドレスを割り当てられない場合、製品は DHCPv6 を使用して IPv6 アドレス
を取得しようとします。ルータがそれを行うように指示する場合にも、それを行います。
ステートレスおよび DHCPv6 IPv6 アドレスは、製品にアクセスするために使用することができ、ほ
とんどの IPv6 ネットワークにこれは適しています。
リンクローカル IPv6 アドレスは、ローカル サブネットでのみ動作します。このアドレスを使用して
製品にアクセスできますが、推奨されません。
フロントパネルまたは内蔵 Web サーバを使用して、製品に手動で IPv6 アドレスを割り当てることが
できます。また、製品で IPv6 を完全に無効にすることもできます。ただし、製品で IPv4 を無効にす
ることはできません。したがって、IPv6 専用として製品を設定することはできません。
注記: 通常の IPv6 の使用では、製品に複数の IPv6 アドレスを設定できますが、IPv4 アドレスは 1
つしか設定できません。
ヒント: 一般的に、特に IPv6 を使用する必要性がない場合は、IPv4 を使用する方が簡単でしょう。
Microsoft Windows Vista、Microsoft Windows Server 2008、および新しい HP イメージング&プリ
ンティング デバイスでは、IPv6 がデフォルトで有効になっています。IPv6 の詳細については、
http://h20000.www2.hp.com/bc/docs/support/SupportManual/c00840100/c00840100.pdf を参
照してください。このドキュメントでは、デュアルスタック切り替え方法における名前解決の基本的
な役割について説明しています。Windows Vista の名前解決アルゴリズムを使用して、このドキュメ
ントではさまざまなネットワーク環境を調べ、ルーティング可能な IPv6 アドレスの導入がネットワー
ク アプリケーションにどのような影響を及ぼすかについて説明しています。また、DHCPv6、
SLAAC、および DNS への影響についても説明し、いくつかの推奨方法も示しています。
IPSec を使用する
この製品は IPSec をサポートしています。
ただし、正しい IPSec 設定には、高度なネットワークに関する専門知識が必要で、それはこのドキュ
メントの範囲を超えています。IPSec が動作するためには、製品の IPSec 設定が、ネットワークの他の
デバイスの設定と正確に一致する必要があります。矛盾がある場合は、設定が修正されるか、IPSec
が無効になるまで、製品と通信できません。IPsec の設定についての詳細は、
http://www.hp.com/go/
T2300/manuals から IPsec_Admin_Guide.pdf をダウンロードしてください。
JAWW
ネットワークに製品を接続する
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