HP Designjet T2300 eMFP Series-How to Use the Product

ソフトウェアをアップデートする
製品のプリンタ ドライバおよび他のソフトウェアをアップデートするには、http://www.hp.com/
go/T2300/drivers を参照してください。
Windows をご使用の場合、HP ソフトウェア アップデートによってソフトウェアが定期的に自動更新
されます。
製品保守キット
製品には 4 種類の保守キットが用意されており、長期間使用したコンポーネントを交換できます。コ
ンポーネントの交換が必要なときは、フロントパネルにメッセージが表示されるか、HP Utility によっ
てメッセージが表示されます
メッセージが表示されたときは、HP サポート (
216 ページのHP サポートへのお問い合わせ
参照) までお問い合わせの上、保守キットを入手してください。キットをインストールできるのは、
サービス エンジニアだけです
安全なディスク消去
製品のハード ディスクは、印刷ジョブの一時的な格納領域として使用されます。安全なディスク消
去機能を使用すれば、ハード ディスクから情報を完全に消去して、許可のないアクセスから情報を
保護できます。特定のファイルを消去することも、ハード ディスク全体を消去することも可能です。
安全なディスク消去機能では、次の 3 つのセキュリティ レベルを設定できます。
非セキュア高速消去: 情報の参照元がすべて消去されます。情報そのものは、その情報が入
ているディスク領域が他の目的で必要になるまでハード ディスクに残りますが、その後は上書
きされます。情報はディスクに残りますが、ほとんどのユーザにとってアクセスすることは困難
です。ただし、特定の目的で設計されたソフトウェアを使用すればアクセス可能で。これは、
ほとんどのコンピュータ システムでファイルが消去される通常の方法です。最も高速ですが、
最も安全性が低くなります。
セキュア高速消去: 情報の参照元がすべて削除され、情報そのものも固定された文字パターン
で上書きされます。非セキュア高速消去よりは時間がかかりますが、より安全な方法です。それ
でも、磁気の痕跡を検出する特殊なツールを使用すれば、消去した情報の断片にアクセスするこ
とが可能な場合があります。
セキュア サニタイジング消去 情報の参照元がすべて削除され、情報そのものもすべての痕跡
を除去するために作られたアルゴリズムを使用して繰り返し上書きされます。最も時間はか
りますが、最も安全な方法です。セキュア サニタイジング消去は、米国国防総省の、ディス
メディアの消去およびサニタイジングの要件 (5220-22.m) に適合しています。安全なディスク
消去を使用する際は、これがデフォルトのセキュリティ レベルです。
安全なディスク消去は、HP から無料で提供されている Web ベースの印刷管理ソフトウェア Web
JetAdmin の機能の 1 つです。
http://www.hp.com/go/webjetadmin を参照してください。
Web JetAdmin から安全なディスク消去するときに問題が発生した場合は、HP サポートにお問い合わ
せください。
216 ページのHP サポートへのお問い合わせ を参照してください
注記: ハード ディスク全体を消去すると、処理中に何度か製品の再起動を要求される場合があり
ます。この処理は、安全なディスク消去では約 6 時間、セキュア サニタイジング消去では約 24 時間
かかります。
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16 章 製品を保守する JAWW