HP Color LaserJet CM6040 / CM6030 MFP Series --User's Guide
揮発性の証明
ここでは、メモリに格納されたユーザー データの揮発性について述べています。また、秘密データを
デバイスから消去する方法についても説明します。
メモリのタイプ
揮発性メモリ
MFP では、印刷プロセスやコピー プロセス中、ユーザー データを保存するために揮発性メモリ (オ
ンボード メモリ 64MB と換装メモリ 256MB の合計 320MB) が使用されます。MFP の電源を切る
と、揮発性メモリの内容は消去されます。
不揮発性メモリ
MFP では、システムの制御データやユーザーの環境設定を保存するために、不揮発性メモリ (EEPROM)
が使用されています。不揮発性メモリには、ユーザーの印刷データやコピー データは保存されませ
ん。コントロール パネルから [コールド リセット] または [出荷時のデフォルトの復元] を実行するこ
とにより、不揮発性メモリをクリアして、出荷時のデフォルト設定に戻すことができます。
ハードディスク ドライブ メモリ
MFP には、電源を切った後もデータを保持できる内蔵ハードディスク ドライブ (40GB 以上) が搭載
されています。また、必要に応じてコンパクト フラッシュ ストレージや外付けの EIO ハードディス
クを追加することもできます。これらのデバイスに格納されるデータとしては、着信/発信用のファッ
クスや電子メール ファイル、コピー ジョブや印刷ジョブ、ファックスや電子メールのアドレス帳、
サードパーティのソリューションなどがあります。このようなデータは、MFP のコントロール パネ
ルから消去できる場合もありますが、通常は HP Web Jetadmin のセキュア ストレージ消去機能 (Secure
Storage Erase) を使用して消去する必要があります。セキュア ストレージ消去機能は、米国国防総
省 (DOD) の仕様 5220–22.M に準拠しています。
JAWW
揮発性の証明
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