HP Color LaserJet CM6040 / CM6030 MFP Series --User's Guide
影響を受けるデータ
セキュア ディスク消去機能の影響を受ける (対象となる) データには、印刷およびコピー処理中に作
成される一時ファイル、保存ジョブ、試し刷り後に保留ジョブ、ディスクベースのフォント、ディス
クベースのマクロ (フォーム)、保存されたファックス ファイル、アドレス帳、HP およびサードパー
ティ製アプリケーションが含まれます。
注記: 保存したジョブは、適切な消去モードを設定した後で、プリンタの ジョブの取得 メニュー
で削除した場合だけ安全に上書きされます。
この機能は、デフォルト設定、ページ数などのデータを保存するのに使用されるフラッシュベースの
非揮発性 RAM (NVRAM) に保存されているデータには影響を与えません。この機能は、システム RAM
ディスク (使用している場合) に保存されているデータには影響を与えません。この機能は、フラッシ
ュベースのシステム ブート RAM に保存されているデータには影響を与えません。
セキュアディスク消去モードを変更しても、変更前からあったデータが上書きされることはなく、デ
ィスク全体が直ちにクリーニングされることもありません。消去モードの変更後に、プリンタがジョ
ブの一時データを消去する方法が変わるだけです。
セキュア ディスク消去へのアクセス
HP Web Jetadmin を使用してセキュア ディスク消去機能にアクセスし、この機能を設定します。
補足情報
HP セキュア ディスク消去機能について詳しくは、HP サポート パンフレットか、www.hp.com/go/
webjetadmin/ を参照してください。
DSS 認証
本製品用のオプションの Digital Sending Software (DSS) を別途ご購入いただけます。このソフトウ
ェアは、認証プロセスを含む高度な送信プログラムを提供します。このプロセスには、ユーザーが認
証の必要な DSS 機能を使用する前に、ユーザー ID とパスワードを入力する必要があります。
コントロール パネル メニューのロック
プリンタの設定が変更されるのを防ぐには、コントロール パネルのメニューをロックします。これに
よって、権限のないユーザーは SMTP サーバなどの設定を変更できなくなります。次に、HP Web
Jetadmin ソフトウェアを使用して、コントロール パネルのメニューへのアクセスを制限する方法に
ついて説明します。(
197 ページの 「HP Web Jetadmin ソフトウェアの使用」を参照)。
1.
HP Web Jetadmin プログラムを開きます。
2.
[Navigation] パネルのドロップダウン リストにある [DEVICE MANAGEMENT] フォルダを開き
ます。[DEVICE LISTS] フォルダに移動します。
3. プリンタを選択します。
4.
[DEVICE TOOLS] ドロップダウン リストで、[Configure] を選択します。
5. [Configuration Categories] リストから [Security] を選択します。
6.
[Device Password] に入力を行います。
7.
[Control Panel Access] セクションで、[Maximum Lock] を選択します。これによって、権限
のないユーザーは構成にアクセスできなくなります。
200
第 14 章 プリンタの管理
とメンテナンス JAWW