HP LaserJet P3010 Series --User's Guide

影響を受けるデータ
Secure Disk Erase 機能に影響されるデータは、印刷プロセス中に作成された一時ファイル、保存ジョ
ブ、試し刷り後に保留ジョブ、ディスクベースのフォント、ディスクベースのマクロ (フォーム)、ア
ドレス帳、および HP およびサードパーティのアプリケーションが含まれます。
注記:保存したジョブは、適切な消去モードを設定した後で、プリンタの ジョブ取得 メニューで削
除した場合だけ安全に上書きされます。
この機能は、デフォルト設定、ページ数などのデータを保存するのに使用されるフラッシュベースの
非揮発性 RAM (NVRAM) に保存されているデータには影響を与えません。この機能は、システム RAM
ィスク (使用している場合) に保存されているデータには影響を与えません。この機能は、フラッシュ
ベースのシステム ブート RAM に保存されているデータには影響を与えません。
セキュアディスク消去モードを変更しても、変更前からあったデータが上書きされることはなく、
ィスク全体が直ちにクリーニングされることもありません。消去モードの変更後に、プリンタがジョ
ブの一時データを消去する方法が変わるだけです。
補足情報
HP セキュア ディスク消去機能について詳しくは、HP サポート パンフレットか、www.hp.com/go/
webjetadmin を参照してください。
HP 暗号化高性能 EIO ハード ディスク
このプリンタは、EIO アクセサリ スロットに取り付けられるオプションの暗号化されたハード ディス
クをサポートします。このハード ディスクではハードウェアベースの暗号化が利用できるため、プリ
ンタの性能に影響を与えることなく、機密性のあるデータを安全に保存できます。このハード ディス
クは、最新の AES (Advanced Encryption Standard) を使用し、汎用性のある時間節約機能と堅牢な機能を
備えています。
これらのアクセサリの注文方法については、203 ページの製品番号を参照してください。
ハードウェア統合ポケット
ハードウェア統合ポケットにより、プリンタにサードパーティ製のセキュリティ デバイスを取り付け
られます。ポケットは、プリンタの一番上、コントロール パネルの裏にあります。内蔵 USB ポートを
使用して、サードパーティ製のデバイスをプリンタに接続することができます。
注記:ベース モデルは、ハードウェア統合ポケットを装備していません。
保存ジョブのセキュリティ保護
プリンタに保存されているジョブに PIN を割り当てることで、ジョブを保護することができます。保
護されたジョブを印刷する場合は必ず、プリンタのコントロール パネルから PIN を入力する必要があ
ります。
詳細については、93 ページのジョブ保存機能の使用を参照してください。
コントロール パネル メニューのロック
内蔵 Web サーバーを使用して、コントロール パネルの各種メニューをロックすることができます。
JAWW セキュリティ機能の使用
117