HP Color LaserJet Enterprise CM4540 MFP-User's Guide
問題 原因 解決策
送信したファックスが受信側のファッ
クス装置に届かない。
受信側のファックス装置がオフになっ
ているか、用紙切れなどのエラーが発生
している
可能性があります
。
受信者に連絡して、ファックス装置がオ
ンになっており、ファックスを受信する
準備が整
っていることを確認します
。
通話中の電話番号のリダイヤルを待機
しているか、その前に送信を待機してい
る他のジョブ
があるため
、ファックス
が
メモリに保存されている可能性があり
ます。
このような理由でファックス ジョブが
メモリに保存されている場合は、ジョブ
のエントリがファックス
のログに記録
されます。ファックス使用状況ログを
印刷し、「結果」の列に「保留」と示さ
れたジョブがないかどうかを
確認して
ください。
エラー コード
ファックスの送受信を妨害または中断するような問題が発生すると、エラー コードが生成されます。
このコードは、問題の原因を突き止めるために役立ちます。エラー コードは、ファックス使用状況
ログ、ファックス コール レポート、および T.30 プロトコル トレースに表示されます。これら 3
つのレポートのいずれかを印刷し、エラーコードを取得してください。エラー コードの詳しい説明
と適切な対策については、
www.hp.com で HP LaserJet Analog Fax Accessory 500 を検索してくだ
さい。
ファックス エラー メッセージ
HP LaserJet 製品でアナログ ファックスを送受信する場合、ファックスの処理中に発生したエラーは
製品のコントロール パネルに表示され、ファックス レポートに記載されます。ファックス エラー
の原因は複数あり、電話接続の割り込みや雑音の場合もあります。ファックスの処理中に発生するエ
ラーは、その原因に関係なく製品ごとに表示されます。
ファックスの処理に割り込みが入った場合、またはファックスの送受信中にエラーが発生した場合
は、状況またはエラーの説明が表示されます。これは、2 つの部分に分かれています。ファックスの
処理が正常に完了した場合も、成功したことを示すメッセージが表示されます。このメッセージ情報
は、テキストによる説明と数値コードによって構成されます (一部のメッセージには数値コードは含
まれません)。プリンタのコントロール パネルには、メッセージのテキスト部分だけが表示されます
が、ファックス状況レポート、ファックス コール レポート、およびファックス T.30 トレースには
テキスト メッセージと数値コードの両方が記載されます (これらのファックス レポートは、プリン
タのコントロール パネルの [管理] > [レポート] > [ファックス レポート] メニューおよび [管理]
> [トラブルシューティング] > [ファックス] > [ファックス T.30 トレース] メニューで個別に印刷
できます)。レポート内で、数値コードはメッセージ テキストの後に括弧付きで示されます。たとえ
ば、通信エラーが発生した場合、コントロール パネルには [ファックスの失敗: 通信エラー と表示
されます。同じエラーは、ファックス使用状況レポートの結果フィールドで 通信エラー (17) とし
て表示されます。この場合、この通信エラーに関連付けられている数値コードは 17 です。
数値コードはファックス モデムによって生成されます。通常、数値コード (0) はモデムの正常な応
答です。メッセージの中には、常に数値コード (0) が付けられるものや、環境に応じた数値コードの
範囲が付けられるもの、数値コードのないものがあります。数値コード (0) は通常、ファックス モ
デムに関連付けられていませんが、ファックス サブシステムの別の箇所や、印刷サブシステムのよ
うな別のプリンタ サブシステムで発生したエラーを指します。0 以外のエラー コードは、モデムが
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第 12 章 ファックス
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