User's Manual

付録/索引
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この機種F-12Dの携帯電話機は、国が定めた電波の
人体吸収に関する技術基準および電波防護の国際ガ
イドラインに適合しています。
この携帯電話機は、国が定めた電波の人体吸収に関
する技術基準
※1
ならびに、これと同等な国際ガイド
ラインが推奨する電波防護の許容値を遵守するよう
設計されています。この国際ガイドラインは世界保
健機関(WHO)と協力関係にある国際非電離放射線
防護委員会(ICNIRP)が定めたものであり、その許
容値は使用者の年齢や健康状況に関係なく十分な安
全率を含んでいます。
国の技術基準および国際ガイドラインは電波防護の
許容値を人体頭部に吸収される電波の平均エネル
ギー量を表す比吸収率(SAR:Specific
AbsorptionRate)で定めており、携帯電話機に対
するSARの許容値は2.0W/kgです。この携帯電話
機の側頭部におけるSARの最大値は●●W/kgです。
個々の製品によってSARに多少の差異が生じること
もありますが、いずれも許容値を満足しています。
携帯電話機は、携帯電話基地局との通信に必要な最
低限の送信電力になるよう設計されているため、実
際に通話している状態では、通常SARはより小さい
値となります。一般的には、基地局からの距離が近
いほど、携帯電話機の出力は小さくなります。
この携帯電話機は、側頭部以外の位置でも使用可能
です。NTTドコモ推奨のキャリングケース等のアク
セサリを用いて携帯電話機を身体に装着して使用す
ることで、この携帯電話機は電波防護の国際ガイド
ラインを満足します
※2
。NTTドコモ推奨のキャリン
グケース等のアクセサリをご使用にならない場合に
は、身体から1.5センチ以上の距離に携帯電話機を
固定でき、金属部分の含まれていない製品をご使用
ください。
世界保健機関は、『携帯電話が潜在的な健康リスクを
もたらすかどうかを評価するために、これまで20
以上にわたって多数の研究が行われてきました。今
日まで、携帯電話使用によって生じるとされる、い
かなる健康影響も確立されていません。』と表明して
います。
さらに詳しい情報をお知りになりたい場合には世界
保健機関のホームページをご参照ください。
http://www.who.int/docstore/peh-emf/
publications/factspress/factjapanese.htm
SARについて、さらに詳しい情報をお知りになりた
い方は、次のホームページをご参照ください。
総務省のホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/ele/
index.htm
一般社団法人電波産業会のホームページ
http://www.arib-emf.org/index02.html
ドコモのホームページ
http://www.nttdocomo.co.jp/product/sar/
富士通のホームページ
http://www.fmworld.net/product/phone/sar/
1 技術基準については、電波法関連省令(無線設備規
則第14条の2)で規定されています。
2 携帯電話機本体を側頭部以外でご使用になる場合の
SARの測定法については、平成22年3月に国際規
格(IEC62209-2)が制定されました。国の技術
基準については、平成2310月に、諮問第118
号に関して情報通信審議会情報通信技術分科会より
一部答申されています。
DeclarationofConformity
Theproduct"F-12D"isdeclaredtoconform
withtheessentialrequirementsof
EuropeanUnionDirective1999/5/EC
RadioandTelecommunicationsTerminal
EquipmentDirective3.1(a),3.1(b)and3.2.
TheDeclarationofConformitycanbefound
onhttp://www.fmworld.net/product/phone/
doc/.
携帯電話機の比吸収率
(SAR)