User's Manual
F-05E_QSG_2kou
目次/注意事項
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◆ 無線LAN(WLAN)についてのお願い
・無線LAN(WLAN)は、電波を利用して情報のやり取
りを行うため、電波の届く範囲であれば自由にLAN接
続できる利点があります。その反面、セキュリティの設
定を行っていないときは、悪意ある第三者に通信内容を
盗み見られたり、不正に侵入されてしまう可能性があり
ます。お客様の判断と責任において、セキュリティの設
定を行い、使用することを推奨します。
・無線LANについて
電気製品・AV・OA機器などの磁気を帯びているところ
や電磁波が発生しているところで使用しないでくださ
い。
- 磁気や電気雑音の影響を受けると雑音が大きくなった
り、通信ができなくなることがあります(特に電子レ
ンジ使用時には影響を受けることがあります)。
- テレビ、ラジオなどに近いと受信障害の原因となった
り、テレビ画面が乱れることがあります。
- 近くに複数の無線LANアクセスポイントが存在し、同
じチャンネルを使用していると、正しく検索できない
場合があります。
・周波数帯について
WLAN搭載機器が使用する周波数帯は次のとおりです。
使用周波数帯域:2400MHz帯
変調方式:DS-SS方式、OFDM方式
想定される与干渉距離:40m以下
周波数変更の可否:2400MHz〜2483.5MHzの全帯
域を使用し、かつ移動体識別装置の帯域を回避可能
本端末に内蔵の無線LANを5.2/5.3GHzでご使用にな
る場合、電波法の定めにより屋外ではご利用になれませ
ん。
利用可能なチャンネルは国により異なります。WLANを
海外で利用する場合は、その国の使用可能周波数、法規
制などの条件を確認の上、ご利用ください。
航空機内の使用は、事前に各航空会社へご確認くださ
い。
2.4GHz機器使用上の注意事項
WLAN搭載機器の使用周波数帯では、電子レンジなど
の家電製品や産業・科学・医療用機器のほか工場の製
造ラインなどで使用されている移動体識別用の構内無
線局(免許を要する無線局)および特定小電力無線局
(免許を要しない無線局)ならびにアマチュア無線局
(免許を要する無線局)が運用されています。
1. この機器を使用する前に、近くで移動体識別用の構
内無線局および特定小電力無線局ならびにアマチュ
ア無線局が運用されていないことを確認してくださ
い。
2. 万が一、この機器から移動体識別用の構内無線局に
対して有害な電波干渉の事例が発生した場合には、
速やかに使用周波数を変更するかご利用を中断して
いただいた上で、本書巻末の「総合お問い合わせ
先」までお問い合わせいただき、混信回避のための
処置など(例えば、パーティションの設置など)に
ついてご相談ください。
3. その他、この機器から移動体識別用の特定小電力無
線局あるいはアマチュア無線局に対して電波干渉の
事例が発生した場合など何かお困りのことが起きた
ときは、本書巻末の「総合お問い合わせ先」までお
問い合わせください。
F-05E_QSG.book Page 16 Wednesday, October 24, 2012 3:11 PM