User's Manual
付録/索引
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この機種F-04Hは、国が定めた電波の人体吸収に関する
技術基準および電波防護の国際ガイドラインに適合してい
ます。
このデータ通信端末は、国が定めた電波の人体吸収に関す
る技術基準
※1
ならびに、これと同等な国際ガイドライン
が推奨する電波防護の許容値を遵守するよう設計されてい
ます。この国際ガイドラインは世界保健機関(WHO)と
協力関係にある国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)
が定めたものであり、その許容値は使用者の年齢や健康状
況に関係なく十分な安全率を含んでいます。
国の技術基準および国際ガイドラインは電波防護の許容値
を人体に吸収される電波の平均エネルギー量を表す比吸収
率(SAR:SpecificAbsorptionRate)で定めており、
本データ通信端末に対するSARの許容値は2.0W/kgで
す。取扱説明書に記述する通常使用の場合、このデータ通
信端末のSARの最大値は1.03W/kg
※2
です。個々の製
品によってSARに多少の差異が生じることもありますが、
いずれも許容値を満足しています。
データ通信端末は、携帯電話等基地局との通信に必要な最
低限の送信電力になるよう設計されているため、実際に通
信している状態では、通常SARはより小さい値となりま
す。一般的には、基地局からの距離が近いほど、データ通
信端末の出力は小さくなります。
通信中は、身体から1.5センチ以上離し、かつその間に金
属(部分)が含まれないようにしてください。このことに
より、本データ通信端末が国の技術基準および電波防護の
国際ガイドラインに適合していることを確認しています。
世界保健機関は、『携帯電話が潜在的な健康リスクをもた
らすかどうかを評価するために、これまで20年以上にわ
たって多数の研究が行われてきました。今日まで、携帯電
話使用によって生じるとされる、いかなる健康影響も確立
されていません。』と表明しています。
さらに詳しい情報をお知りになりたい場合には世界保健機
関のホームページをご参照ください。
http://www.who.int/docstore/peh-emf/
publications/factspress/factjapanese.htm
SARについて、さらに詳しい情報をお知りになりたい方
は、次のホームページをご参照ください。
総務省のホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/ele/index.htm
一般社団法人電波産業会のホームページ
http://www.arib-emf.org/01denpa/denpa02-02.html
ドコモのホームページ
https://www.nttdocomo.co.jp/product/sar/
富士通のホームページ
http://www.fmworld.net/product/phone/sar/
※1 技術基準については、電波法関連省令(無線設備規
則第14条の2)で規定されています。
※2 LTE/FOMAと同時に使用可能な無線機能を含みま
す。
データ通信端末の比吸収率
(SAR)