User's Manual
36携帯電話機の比吸収率(SAR)について
米国連邦通信委員会の指針は、独立した科学機関が定期的かつ周到に科
学的研究を行った結果策定された基準に基づいています。この許容値
は、使用者の年齢や健康状態にかかわらず十分に安全な値となっていま
す。携帯電話機から送出される電波の人体に対する影響は、比吸収率
(SAR:SpecificAbsorptionRate)という単位を用いて測定します。
FCCで定められているSARの許容値は、1.6W/kgとなっています。
測定試験は機種ごとにFCCが定めた位置で実施され、下記のとおりに
従って身体に装着した場合は0.472W/kgです。
身体装着の場合:この携帯電話機101Fでは、一般的な携帯電話の装着
法として身体から1.0センチに距離を保ち携帯電話機の背面を身体に
向ける位置で測定試験を実施しています。FCCの電波ばく露要件を満た
すためには、身体から1.0センチの距離に携帯電話を固定出来る装身具
を使用し、ベルトクリップやホルスター等には金属部品の含まれていな
いものを選んでください。上記の条件に該当しない装身具は、FCCの電
波ばく露要件を満たさない場合もあるので使用を避けてください。
比吸収率(SAR)に関するさらに詳しい情報をお知りになりたい方は
下記のホームページを参照してください。
CellularTelecommunications&InternetAssociation(CTIA)の
ホームページ
http://www.ctia.org(英文のみ)
この携帯電話機101Fは無線送受信機器です。本品は国際指針の推奨す
る電波の許容値を超えないことを確認しています。この指針は、独立し
た科学機関である国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が策定した
ものであり、その許容値は、使用者の年齢や健康状態にかかわらず十分
に安全な値となっています。
携帯電話機から送出される電波の人体に対する影響は、比吸収率(SAR:
SpecificAbsorptionRate)という単位を用いて測定します。
携帯機器におけるSAR許容値は2W/kgで、身体に装着した場合のSAR
の最高値は0.459W/kg
※
です。
SAR測定の際には、送信電力を最大にして測定するため、実際に通話
している状態では、通常SARはより小さい値となります。これは、携
帯電話機は、通信に必要な最低限の送信電力で基地局との通信を行うよ
うに設計されているためです。世界保健機関は、モバイル機器の使用に
関して、現在の科学情報では人体への悪影響は確認されていないと表明
しています。また、電波の影響を抑えたい場合には、通話時間を短くす
ること、または携帯電話機を頭部や身体から離して使用することが出来
るハンズフリー用機器の利用を推奨しています。
さらに詳しい情報をお知りになりたい場合には世界保健機関のホーム
ページをご参照ください。
http://www.who.int/emf(英文のみ)
※ 身体に装着した場合の測定試験は FCC が定めた基準に従って実施さ
れています。値は欧州の条件に基づいたものです。
「米国連邦通信委員会(FCC)の電波ばく露の影
響に関する情報」
「欧州における電波ばく露の影響に関する情報」
101F_SafetyManual.fm Page 36 Wednesday, May 9, 2012 2:18










