User's Manual
35 携帯電話機の比吸収率(SAR)について
携帯電話機の比吸収率(SA R)について
この機種101Fの携帯電話機は、国が定めた電波の人体吸収に関する技
術基準に適合しています。
この技術基準は、人体頭部のそばで使用する携帯電話機などの無線機器
から送出される電波が人間の健康に影響を及ぼさないよう、科学的根拠
に基づいて定められたものであり、人体側頭部に吸収される電波の平均
エネルギー量を表す比吸収率(SAR:SpecificAbsorptionRate)に
ついて、これが2W/kg
※
の許容値を超えないこととしています。この
許容値は、使用者の年齢や身体の大きさに関係なく十分な安全率を含ん
でおり、世界保健機関(WHO)と協力関係にある国際非電離放射線防
護委員会(ICNIRP)が示した国際的なガイドラインと同じ値になって
います。
この携帯電話機101FのSARは0.563W/kgです。
この値は、国が定めた方法に従い、携帯電話機の送信電力を最大にして
測定された最大の値です。
個々の製品によってSARに多少の差異が生じることもありますが、い
ずれも許容値を満足しています。また、携帯電話機は、携帯電話基地局
との通信に必要な最低限の送信電力になるよう設計されているため、実
際に通話している状態では、通常SARはより小さい値となります。
SARについて、さらに詳しい情報をお知りになりたい方は、下記のホー
ムページをご参照ください。
総務省のホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/j/ele/index.htm
一般社団法人電波産業会のホームページ
http://www.arib-emf.org/
※ 技術基準については、電波法関連省令(無線設備規則第 14 条の 2)
で規定されています。
*ボディ(身体)SARとは:携帯電話機本体を身体に装着した状態で、
携帯電話機にイヤホンマイク等を装着して連続通話をした場合の最大
送信電力時での比吸収率(SAR)のことです。
**比吸収率(SAR):6分間連続通話状態で測定した値を掲載してい
ます。
ボディ SAR に関する技術基準として、米国連邦通信委員会(FCC)の
基準および欧州における情報を掲載しています。詳細は「米国連邦通信
委員会(FCC)の電波ばく露の影響に関する情報」「欧州における電波
ばく露の影響に関する情報」をご参照ください。
***身体装着の場合:一般的な携帯電話の装着法として身体から1.5
センチに距離を保ち携帯電話機の背面を身体に向ける位置で測定試験
を実施しています。電波ばく露要件を満たすためには、身体から1.5セ
ンチの距離に携帯電話を固定出来る装身具を使用し、ベルトクリップや
ホルスター等には金属部品の含まれていないものを選んでください。
ソフトバンクモバイルのホームページからも内容をご確認いただけます。
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/info/public/emf/emf02.html
携帯電話機の比吸収率(SAR)について
「ソフトバンクのボディ SARポリシー」について
101F_SafetyManual.fm Page 35 Wednesday, May 9, 2012 2:18










