User's Manual
Multifunction Process Calibrator
スイッチ・テスト
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スイッチ・テスト
スイッチ・テストを実行するには、次の手順に従います。
注記
この例では、通常に閉じているスイッチを使用
しています。開放スイッチでも手順は同じです
が、表示画面には、
CLOSE
の代わりに
OPEN
と表示されます。
1. 圧力スイッチ端子を使って mA および COM 端子を
接続し、校正器から圧力スイッチにポンプを接続し
ます。端子の極性は関係ありません。
2. ポンプの排気口が開いていることを確認し、必要な
らば校正器のゼロ調整を実行します。校正器のゼロ
調整を実行した後で、排気口を閉じます。
3. 上部画面の A ボタンを秒間押し続け、スイッチ・
テスト・モードに切り替えます。上部メイン表示画面
に、かかっている圧力が示されます。また、圧力読
み取りの右に CLOSE という文字が表示され、閉じ
ている接触であることを示します。
4. スイッチが開くまで、ポンプを使ってゆっくりと圧
力をかけます。
注記
正確な読み取りを得るため、デバイスにゆっく
りと圧力をかけてください。数回テストを実行
し、反復性を確認します。
5. スイッチが開くと、OPEN という文字が表示され
ます。圧力スイッチが閉じるまで、ゆっくりとポン
プで圧力を解放します。画面に RECALL という文字
が表示されます。
6. A を押して、スイッチが開いている時、閉じてい
る時、デッドバンドの場合の圧力値を読み取ります。
7. A を 3 秒間押し続け、スイッチ・テストを終了す
るか、l を押して、スイッチ・テストをクリアし
て、テストに戻ります。