User's Manual
725Ex
ユーザーズ・マニュアル
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熱電対のシミュレーション
本器の TC 入出力端子と被試験計器とを、熱電対ワイヤー
および適切な熱電対ミニ・コネクター (中心間間隔が
7.9 mm (0.312 in) の極性のある熱電対ミニプラグ) を用い
て接続してください。
W注意
一方のピンは他方より幅広です。間違った極性のまま
でミニプラグを押し込もうとしないようにしてくだ
さい。
図 16 にこの接続を示します。熱電対をシミュレートする
には、次の手順に従います。
1. 熱電対のリード線を適切な TC ミニプラグに取りつけ、
図 16 に示すように TC 入出力端子に接続してくだ
さい。
2. 必要に応じて、
M を押し、SOURCE モードにして
ください。
3. TC を表示するのに
T を押してください。必要に
応じて、このキーを適当に押し続け必要な熱電対の型
を選択してください。
4.
X および X キーを押して必要な温度を入力して
ください。別の桁数字を編集するには、
Y および Y
を用いその桁数字を選択してください。
測温抵抗体
(RTD)
のシミュレーション
図 17 に示すように、本器と被試験計器とを接続してくだ
さい。測温抵抗体 (RTD) のシミュレーションは、次の手
順に従います。
1. 必要に応じて、
M を押し、SOURCE モードにして
ください。
2. RTD を表示するのに
R を押してください。
注記
3 W
および
4 W
端子は測定のみに用い、シミュ
レーションには用いないでください。本器は
2
線式測温抵抗体
(RTD)
をフロント・パネルでシ
ミュレートします。
3
線式または
4
線式伝送器に
接続するには、スタック・ケーブルを用いて分岐
接続します。図
17
を参照してください。
3.
X および X キーを押して必要な温度を入力して
ください。別の桁数字を編集するには、
Y および Y
を用いその桁数字を選択してください。