User's Manual
Multifunction Process Calibrator
供給モードの使用法
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供給モードの使用法
本器を SOURCE モードにすると、プロセス機器のテス
トや校正を行うための校正信号を生成します。また、電
圧、電流、周波数、抵抗の供給、測温抵抗体 (RTD) およ
び熱電対温度センサーの電気出力のシミュレーション、
さらに外部供給のガス圧力を測定し、校正した圧力供給
の生成等を行います。
4
~
20 mA
の供給
電流供給モードを選択するには、次の手順に従います。
1. テスト・リードを mA の端子 (本器の左端) に接続し
てください。
2. 必要に応じて、
M を押し、SOURCE モードにして
ください。
3.
V を押し電流に切り替え、X および W キーを
用いて必要な電流値を設定してください。別の桁数
字を変更するには、Y および Z を用いその桁数字を
選択してください。
4
~
20 mA
伝送器のシミュレーション
シミュレーションは特別な動作モードの 1 つで、本器は、
伝送器の代りにループに接続され、既知で設定可能なテ
スト電流を供給します。次の手順に従います。
1. 図 14 に示すように、12 V ループ電源を接続してく
ださい。
2. 必要に応じて、
M を押し、SOURCE モードにして
ください。
3. mA および SIM の両方が表示されるまで
V を繰
り返し押してください。
4.
X および X キーを押して必要な電流を入力してく
ださい。
他の電気的パラメーターの供給
ボルト、抵抗、および周波数を供給することもでき、こ
れらは下部画面に表示されます。
電気的パラメーター供給機能を選択するには、以下の手
順に従ってください。
1. 図 15 に示すように、テスト・リードを接続してくだ
さい。供給機能の種類により接続個所が異なります。
2. 必要に応じて、
M を押し、SOURCE モードにして
ください。
3. DC 電圧には
V を、また周波数と抵抗には V
を押してください。
4.
X または X キーを用い、必要な出力値を入力し
ます。別の桁数字を変更するには、Y および Z を
用いその桁数字を選択してください。