User's Manual
725Ex
ユーザーズ・マニュアル
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ター (Isc) で識別されます。境界の Voc が 30 V、Isc が
100 mA を超えない一致条件が必要となります。
725Ex 校正器は、電源および電流源として利用できます。
各端子は、FLUKE 725Ex CCD に示されているように、
Voc および Isc の定格を備えています。端子を他の機器
に接続する場合は、他の機器の Voc および Isc 定格が、
校正器に接続されている端子の Voc および Isc の定格を
超えてはなりません。
電圧および電流の危険区域クラス・グループ分類表の一致
に加え、静電容量とインダクタンスも超えないことが必要
です。FLUKE 725Ex CCD には、本質安全な境界定格ま
たは使用する特定の端子に対する 725Ex 校正器の定格
のいずれかを基に許可される最大静電容量 (Ca) および最
大インダクタンス (La) も示されています。例として、
FLUKE 725Ex CCD では、回路に接続した各ユニットの
静電容量 (Ci) と、回路のケーブルの静電容量が、最大許
容静電容量 (Ca) を超えてはならないことが説明されてい
ます。本質安全な回路でのインダクタンスも同様です。
例えば、本質安全な境界によって電気を供給されている回
路などに 725Ex 校正器を接続する場合は、危険区域クラ
ス・グループ分類表の評価で使用される最大回路電圧が、
校正器 Voc または境界 Voc のいずれかより高くなります。
最大電流は、725Ex 校正器の Isc と境界の Isc 合計とな
ります。この場合、最大許容インダクタンス (La) が軽減
されます。この値は、CSA C22.2 No. 157 または UL 913
などの規格で指定されている発火曲線を使用して特定する
必要があります。
危険エリアについて詳しくは、ANSI/ISA-12.01.01-1999
Definitions and Information Pertaining to Electrical
Instruments in Hazardous (Classified) Locations および
ANSI/ISA-RP12.06.01-2003 Recommended Practice for
Wiring Methods for Hazardous (Classified) Locations
Instrumentation Part 1: Intrinsic Safety を参照してくだ
さい。