User's Manual
718Ex 30G/100G/300G
ユーザーズ・マニュアル
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ポンプ弁アセンブリーのクリーニング
1. 小さなねじ回しを使って、校正器の背面で、楕円形
の開口部にある 2 つの弁固定キャップを取り外し
ます。
2. バネ及び O リングを静かに取り出します。
3. 弁アセンブリーを安全な場所に置き、IPA (イソプロ
ピル・アルコール) に浸した綿棒を使って、弁本体を
クリーニングします。
4. 残留物がなくなるまで、新しい綿棒を使ってこの処
理を数回繰り返します。
5. 圧力を数回かけてから、もう一度残留物を確認し
ます。
6. 固定キャップの O リング・アセンブリーと O リング
を IPA を使ってクリーニングし、O リングに切れ、
欠け、磨耗などがないかを調べます。必要に応じて
交換します。
7. バネに磨耗や張力の低下がないかどうかを調べます。
自然な状態でおよそ 8.6 mm の長さになるはずです。
これより短い場合は、O リングが正しく収まらない
可能性があります。必要に応じて交換します。
8. すべての部品をクリーニングし、確認したら、O リ
ングとバネ・アセンブリーを弁本体に取り付けます。
9. 固定キャップを取り付け、静かに締め付けます。
10. 校正器の出力を密閉し、少なくとも定格の 50 % の圧
力をかけます。
11. 圧力を解放し、この処理を数回繰り返して O リング
が正しく収まっていることを確認します。
これで校正器を使用する準備が整いました。
スイッチ・テスト
スイッチ・テストを実行するには、次の手順に従います。
注記
この例は、通常、閉じたスイッチに使用されま
す。開放したスイッチのテスト手順は同じです
が、ディスプレイの読み取りが
CLOSE
ではなく
OPEN
となります。
1. 圧力スイッチ端子を使って、本器の mA および COM
端子をスイッチに接続し、本器からのポンプを圧力
スイッチに接続します。端子の極性は関係ありま
せん。
2. ポンプの通気口が開いていることを確認します。必
要に応じて、本器のゼロ調整を行います。本器のゼ
ロ調整を行った後で通気口を閉じます。