Instruction Manual
90
8.0 トラブルシューティング
警告:
注意:
トラブ ル シュー ティング チャ ート
故障トラブル 考えられる原因 対策
1. ナットスプリッタシリンダの圧
力が維持されない。
ピストンシールの漏れ。 シールを交換してください。
カプラの漏れ。 カプラを交換してください。
シリンダ内部リリーフ弁の不具合。 リリーフ弁を点検して必要に応じて交換してください。
油圧ポンプの不具合 油圧ポンプが適正に動作しているか点検してください。
必 要に 応じて、ポンプを修理または交換してください。
2. ットスプリッタシリンダが圧力
を生成するが、ピストンとブレー
ドが動かない、またはほんの少
ししか動かない。
ポンプタンクが空気抜きされていない。 空気抜きポンプを使用している場合、必要に応じて空気
抜き/充填キャップまたは空気抜きスクリューを緩めて
空気を除去してください。
カプラが完全に組み立てられていない。 カプラを点検してください。
両方のホースが接続されていない。
(複動モデルのみ)
両方のホースが接続されていることを確認してくださ
い。
ピストンがフルストローク。 ピストンを後退させてください。
ホースが詰まっている。 ホースを交換してください。
3. ナットスプリッタシリンダが圧
力を生成しない。
ポンプ逃がし弁が開いている。 ポンプ逃がし弁を閉じてください。
ピストンシールの漏れ。 シールを交換してください。
シリンダ内部リリーフ弁の不具合。 リリーフ弁を点検して必要に応じて交換してください。
ポンプのオイルが不十分。 必要に応じて、オイルをポンプタンクに補充してくださ
い。
カプラの漏れ。 カプラを交換してください。
4. ナットスプリッタシリンダが後退
しないまたは後退速度が非常
に遅い。
カプラの緩み。 カプラを点検して緩んでいる場合は締め付けてくださ
い。
ホースの拘束または詰まり。 ホースを交換してください。
不正なカプラを使用している。 適切なカプラを取り付けてください。
不正なホースを使用している。 適切なホースを取り付けてください。
ポンプの逃し弁が閉じている。 ポンプ逃がし弁を開いてください。
ピストン戻しバネが破損または弱くなっ
ている。 (単動モデルのみ)
戻しバネを 交換してください。
5. ナットスプリッタが全圧を生成
するが、ナットを切断できない。
(セクション6.4の指示参照) (セクション6.4の指示参照)
6. ホースの組み立てが困難。 カプラの損傷。 カプラを交換してください。
ホース内部の圧力。 ホースの空気を抜いてください。
7. ブレードの交換が頻繁。 潤滑が使用されていない。 潤滑を使用してください。
8. ブレードホルダの下側にあるナ
ットスプリッタのオイルブリード
穴から漏れが生じる。
圧力が700 bar[10,000 psi]を超えている。 システムを除圧して、シリンダ内部リリーフ弁をリセット
してくだ さい。