Manual

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•
すべての可動部品には定期的にグリースを塗りま
す。セクション12.0「潤滑と整備」を参照してく
ださい。
開いている油圧部品にはキャップかプラグをは
め、ごみが入るのを防ぎます。エアベントキャッ
プが「閉じる」位置になっていることを確認して
ください。
• ローラーとピンに異物が付着していないことを確
認します。
• 使用していないときは、すべての部品をキャリン
グケースに戻します。
11.0 保管
• 開いている油圧部品にはすべてキャップかプラグを
はめます。
• 機械加工面にはグリースを塗布します。
• ATM-9は、涼しく乾燥した場所に保管します。
12.0 潤滑と整備
Mobilgrease XHP™ 222 Specialグリースまたは
同等
の良質の高荷重用ベアリンググリースを塗布します
ツールのウイングに異物が付着せず、ローラーが自由
に回転し、十分に潤滑されていることを常に確認して
ください(図13参照)。これによりツールの性能が向
上し、使用可能寿命が長くなります。
以下の手順でATM-9のクリーニング、点検、潤滑を行
います。
手順1. ツールを作業台の上に置きます。
手順2. 本体前面のスプリングピン2本を外します
(図11参照)
手順3. ウイングロックピンを抜きます。ウイン
グを前方にスライドして本体から外しま
(図12参照)
手順4. サークリッププライヤーでサービスクリ
ップを外します
(図13参照)。
手順5. ーラーシトを順々にき、ーラーと
グを点検のために
図13参照)
手順6.
ローラーシャフト、ローラー、ベアリングに
損傷がないかどうか点検します。損傷がなけ
れば、クリーニング後、グリースを塗布し、
再び組み立てます(1~5の逆の順序で)。
図11
スプリングピン
ウイング
図12
ウイングロックピン
1. ローラーとベアリング
2. サークリップ
3. ローラーシャフト
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2
3
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図13