Users Guide
Nutanix acropolis の初回起動スクリプト
Nutanix Acropolis アプライアンスは事前設定されているため、追加の初回起動設定をする必要はありません。これらのアプライアンスはハイパーバイザで
起動し、
CVM ですべてのサービスが起動および実行され次第、クラスタ化することができます。
ストレージクラスタの作成
•
Nutanix ウェブベースのツールを使用して、ローカルで検出されたクラスタの準備が整った全てのノードから、Nutanix ストレージクラスタを作成します。
このプロセスでは、次のパラメータが設定されます。
– クラスタの最大冗長ファクタ(RF)
– クラスタ名
– クラスタの仮想 IP(AHV の場合はオプション)
– サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイ(iDRAC 、ハイパーバイザー、CVM)
– ドメインネームサーバー(DNS)
– ハイパーバイザーホスト名
– ノード IP(iDRAC、ハイパーバイザーおよび CVM)
– 新規のハイパーバイザーおよび CVM の再インストール(Nutanix Foundation CVM ではオプション)
•
オプションで、コマンドラインインタフェースを使用して、手動で Nutanix ストレージクラスタを作成します。
メモ: Acropolis ベース(AOS)4.5 では、Nutanix Foundation CVM というウェブベースの新しいクラスタリングツールが、以前使用されて
いたクラスタ初期化ページ
(廃止)と入れ替わります。工場出荷時に Acropolis ベース(AOS)4.5 以降がインストールされているノード
では、初期導入時に Nutanix Foundation CVM が使用されるのに対して、Acropolis ベース(AOS)4.5 より前のバージョンの NOS がイ
ンストールされているノードでは、引き続き従来のクラスタ初期化ページが使用されます。
ハイパーバイザ管理 GUI を使用した Nutanix ストレージクラスタの設定
メモ: マニュアル名については、サポートマトリックスの Nutanix マニュアルの項を参照してください。 マニュアル名は、実行しているソリューション
のソフトウェアバージョンによって異なります。
Acropolis ハイパーバイザー(AHV):
• Nutanix のウェブコンソールを介してストレージプールを作成し、コンテナを作成します。
• Nutanix のウェブコンソールを使った仮想マシンの作成、展開および管理。
• 詳細については、 『Acropolis Virtualization Administration Guide』(Acropolis 仮想化管理ガイド)を参照してください。
メモ: アプライアンスはストレージクラスタに参加するため、ハイパーバイザ管理設定には含まれませんが、コンピュートリソースとしても利用可能
ではありません。
デフォルトのクラスタの資格情報
システムのデフォルトのクラスタ資格情報は、Nutanix の全マニュアルの冒頭で説明しているものとは異なります。デフォルトのクラスタ資格情報について
は、次の表を参照してください。これはアプライアンスに固有のものです。
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アプライアンスの導入