Owners Manual
システムセキュリティ画面設定
System Security Settings(システムセキュリティ設定)画面の詳細は次の通りです。
表 22. システムセキュリティ設定
メニュー項目 説明
Intel AES-NI
Advanced Encryption Standard Instruction Set を使用して暗号化および復号を行うことによっ
て、アプリケーションの速度を向上させます。これはデフォルトで Enabled(有効)に設定されていま
す。
システムパスワード システムパスワードを設定します。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設定されており、
システムにパスワードジャンパが取り付けられていない場合は、読み取り専用になります。
セットアップパスワード セットアップパスワードを設定設定します。システムにパスワードジャンパが取り付けられていない場合、
このオプションは読み取り専用です。
スワードステータス システムパスワードをロックします。デフォルトでは、Password Status(パスワードステータスオプション)
が Unlocked(ロック解除)に設定されています。
TPM セキュリティ
メモ: TPM メニューは、TPM モジュールがインストールされている場合のみ使用可能です。
信頼済みプラットフォームモジュール(TPM)の報告モードを制御することができます。デフォルトでは、
TPM Security(TPM セキュリティ)オプションは O(オフ)に設定されています。TPM Status
(TPM ステータス)フィールド、TPM Activation(TPM の有効化)フィールド、および Intel TXT フィ
ールドは、TPM Status(TPM ステータス)フィールドが On with Pre-boot Measurements(起動
前測定ありでオン)または On without Pre-boot Measurements(起動前測定なしでオン)のい
ずれかに設定されている場合に限り、変更できます。
TPM 情報 TPM の動作状態を変更します。デフォルトでは、TPM Activation(TPM の有効化)オプションは
No Change(変更なし)に設定されています。
TPM ステータス TPM の状態が表示されます。
TPM コマンド
注意: TPM をクリアすると、TPM 内のすべてのキーが失われます。TPM キーが失われる
と、
OS の起動に影響するおそれがあります。
TPM の全コンテンツをクリアします。デフォルトでは、TPM Clear(TPM のクリア)オプションは No(な
し)に設定されています。
Intel TXT
Intel Trusted Execution Technology (TXT) を有効または無効にします。Intel TXT を有効にする
には、仮想化テクノロジを有効化し、
TPM セキュリティを起動前測定付きで Enabled(有効)に設
定する必要があります。Intel TXT オプションは、デフォルトで O(オフ)に設定されています。
Power Button(電源ボタン) システム前面にある電源ボタンを有効または無効にします。Power Button(電源ボタン)オプション
はデフォルトで
Enabled(有効)に設定されています。
NMI ボタン システム前面の NMI ボタンを有効または無効にします。デフォルトでは、NMI Button(NMI ボタン)
オプションは Enabled(有効)に設定されています。
AC 電源リカバリ AC 電源が回復した後のシステムの動作を設定します。デフォルトでは、AC Power Recovery(AC
電源の回復)オプションは Last(前回)に設定されています。
AC 電源リカバリ遅延 AC 電源が回復した後、電源投入の時期をシステムがどのようにサポートするかを設定します。デフォ
ルトで、AC Power Recovery Delay(AC AC 電源リカバリ遅延)オプションは Immediate(即時)
に設定されています。
ユーザー定義の遅延(60~240 秒) AC Power Recovery Delay(AC 電源リカバリ遅延)に User Dened(ユーザー定義)オプショ
ンが選択されている場合、
User Dened Delay(ユーザー定義の遅延)を設定します。
UEFI 変数アクセス さまざまなレベルのセキュア UEFI 変数を提供します。標準(デフォルト)に設定されている場合、UEFI
変数は UEFI 仕様によってオペレーティングシステムでアクセス可能です。Controlled(制御)に設定
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