Owners Manual
メニュー項目 説明
Snoop Mode(スヌープモード) スヌープモードオプションを指定します。使用可能なスヌープモードオプションは、Home Snoop(ホー
ムスヌープ
)、Early Snoop(アーリースヌープ)、Cluster on Die(クラスタオンダイ)です。デフォルト
では、スヌープモードは Early Snoop(アーリースヌープ)に設定されています。ノードインタリーブが
Disabled(無効)の場合のみ、フィールドは利用可能です。
プロセッサ設定の編集
Processor Settings(プロセッサ設定)画面を使用して、プロセッサの設定を表示することができます。また、仮想化テクノロジ、ハードウェアプリ
フェッチャ、論理プロセッサのアイドリングを有効化することも可能です。
1. System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)にアクセスし、System BIOS(システム BIOS)をクリックします。
2. System BIOS( システム BIOS)画面で、 Processor Settings(プロセッサ設定)をクリックします。
Processor Settings(プロセッサ設定)画面が表示されます。
プロセッサ設定画面
Processor Setting(プロセッサ設定)画面の詳細は、次の通りです。
表
15. プロセッサ設定
メニュー項目 説明
論理プロセッサ 論理プロセッサを有効または無効にして、論理プロセッサの数を表示します。Logical Processor(論
理プロセッサ
)オプションが Enabled(有効)に設定されていると、BIOS にはすべての論理プロセッサ
が表示されます。このオプションが Disabled(無効)に設定されていると、BIOS にはコアごとに 1 つの
論理プロセッサのみが表示されます。デフォルトでは、Logical Processor(論理プロセッサ)オプショ
ンは Enabled(有効)に設定されています。
Alternate RTID (Requestor
Transaction ID) Setting(代替 RTID
(
要求元トランザクション ID)設定)
リモートソケットへの RTID の割り当てを増やして、ソケット間のキャッシュパフォーマンスを高めるか、ま
たは NUMA の標準モードでシステムを動作させることができます。Alternate RTID (Requestor
Transaction ID) Setting(代替 RTID(要求元トランザクション ID)設定)はデフォルトで Disabled
(無効)に設定されています。
仮想化テクノロジ 仮想化のために提供されている追加のハードウェア機能の有効 / 無効を切り替えます。
Virtualization Technology(仮想化テクノロジ)オプションはデフォルトで Enabled(有効)に設定
されています。
Address Translation Service (ATS)
(アドレス変換サービス)
デバイスのアドレス変換キャッシュ(ATC)を定義して、 DMA トランザクションをキャッシュします。この
フィールドはチップセットのアドレス変換と保護テーブルにインタフェースを提供し、DMA アドレスをホスト
アドレスに変換します。デフォルトでは、オプションは Enabled(有効)に設定されています。
隣接キャッシュラインのプリフェッチ シーケンシャルメモリアクセスの頻繁な使用が必要とされるアプリケーションのためにシステムを最適化し
ます。デフォルトでは、Adjacent Cache Line Prefetch(隣接キャッシュラインのプリフェッチ)オプショ
ンが
Enabled(有効)に設定されています。ランダムメモリアクセスの頻繁な使用が必要とされるアプ
リケーションについては、このオプションを無効にすることができます。
ハードウェアプリフェッチャー ハードウェアプリフェッチャーを有効また無効にします。Hardware Prefetcher(ハードウェアプリフェッチ
ャ
)オプションはデフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
DCU ストリーマプリフェッチャー データキャッシュユニット(DCU)ストリーマプリフェッチャを有効化または無効化することができます。
DCU ストリーマプリフェッチャ オプションは、デフォルトで 有効 に設定されています。
DCU IP プリフェッチャー データキャッシュユニット(DCU)IP プリフェッチャを有効または無効にします。DCU IP Prefetcher
(DCU IP プリフェッチャ)オプション)はデフォルトで Enabled 有効 に設定されています。
無効化を実行する メモリ保護テクノロジの無効化実行を有効または無効にします。 Execute Disable(無効化実行オ
プション
)はデフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
論理プロセッサのアイドリング 消費電力を削減するために、論理プロセッサをアイドル状態にする OS 機能を有効または無効にしま
す。 このオプションはデフォルトで Disabled(無効)に設定されています。
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