Owners Manual
• 495 W、750 W、または 1100 W AC 電源装置モジュール 2 台、または
• 1100 W DC 電源装モジュール 2 台、または
• 750 W の 混在モード電源装置モジュール 2 台
メモ: Titanium 電源装置ユニットの公称定格は、200~240 VAC 入力限定です。
メモ: 同一の PSU が 2 台搭載されている場合、電源装置の冗長性 (1+1 – 冗長性あり、または 2+0 –
冗長性なし)は システム BIOS で設定されます。冗長モードでは、ホットスペアが無効の場合、システ
ムへの電力供給は両方の PSU から同等に行われます。ホットスペアが有効になっている場合、効率を
最大限にするため、システムの使用率が低いときに
1 台の PSU がスタンバイモードに切り替わります。
メモ: 2 台の電源装置ユニットが使用されている場合は、最大出力電力が同じである必要があります。
メモ: AC 電源装置ユニットについては、、拡張電源パフォーマンス (EPP) ラベルが背面に貼付されてい
る電源装置ユニットのみを使用してください。旧世代のサーバーからの電源装置ユニットと混在させ
ると、電源装置ユニットがミスマッチの状態となったり、または電源が入らなかったりすることになる
可能性があります。
ホットスペア機能
お使いのシステムではホットスペア機能がサポートされており、この機能は PSU 冗長性に関連する電力のオ
ーバーヘッドを大幅に軽減します。
ホットスペア機能を有効に設定すると、1 台の冗長電源装置がスリープ状態に切り替わります。アクティブ
な
PSU が負荷の 100% を支えるため、効率良く動作します。スリープ状態の PSU がアクティブな PSU の出
力電圧を監視します。アクティブな PSU の出力電圧が低下すると、スリープ状態の PSU が、アクティブな
出力状態に戻ります。
1 台の電源装置をスリープ状態にするよりも、両方の PSU をアクティブにする方が効率的な場合は、アクテ
ィブな
PSU でスリープ状態の PSU をアクティブにできます。
デフォルトの PSU 設定は次の通りです。
• アクティブな PSU の負荷が 50% を超えている場合、冗長 PSU はアクティブ状態に切り替えられます。
• アクティブな PSU の負荷が 20% 未満の場合、冗長 PSU はスリープ状態に切り替えられます。
ホットスペア機能の設定は、iDRAC 設定を使用して行えます。iDRAC 設定の詳細に関しては、Dell.com/
support/home
にある『Integrated Dell Remote Access Controller User's Guide』(Integrated Dell Remote
Access Controller ユーザーズガイド)を参照してください。
電源装置ユニットダミーの取り外し
2 台目の電源装置ユニットを取り付ける場合は、電源装置ユニットダミーを外側へ引いて、ベイから取
り外します。
注意: 非冗長構成の場合は、システムの正常な冷却状態を維持するために、2 つ目の電源装置ベイ
に電源装置ダミーを取り付ける必要があります。電源装置ダミーは、
2 台目の電源装置を取り付け
る場合にのみ取り外してください。
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