Owners Manual

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システム診断の使用
システムに問題が発生した場合は、デルのテクニカルサポートに電話する前にシステム診断を実行してくだ
さい。システム診断の目的は、追加の装置を必要としたり、データ損失のリスクを生じることなく、お使い
のシステムのハードウェアをテストすることです。ご自分で問題を解決できない場合でも、サービスおよび
サポートチームが問題解決に役立てるためにその診断結果を使用することができます。
Dell Embedded System Diagnostics
メモ: Dell Embedded System Diagnostics は、Enhanced Pre-boot System AssessmentePSA)診断
としても知られています。
内蔵されたこのシステム診断プログラムには、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のオプション
が用意されており、以下の処理が可能です。
テストを自動的に、または対話モードで実行
テストの繰り返し
テスト結果の表示または保存
テストを実行して追加のテストオプションを提示し、故障したデバイスに関するより詳しい情報を提供
テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを表示
テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示
組み込み型システム診断を使用する状況
システム内の主要なコンポーネントまたはデバイスが正しく動作していない場合、組み込み型システム診断
を実行すると、コンポーネントの障害が示されることがあります。
組み込み型システム診断の実行
組み込み型システム診断は、Dell Lifecycle Controller から実行します。
注意: 組み込み型システム診断は、お使いのシステムをテストする場合にのみ使用してください。この
プログラムを他のシステムで使用すると、無効な結果やエラーメッセージが発生する場合があります。
1. システム起動時に <F11> を押します。
2. 上下矢印キーを使用して、System Utilities(システムユーティリティ)Launch Dell Diagnostics
Dell Diagnostics の起動)と選択します。
ePSA Pre-boot System AssessmentePSA 起動前システムアセスメント)ウィンドウが表示され、シ
ステム内に検知された全デバイスがリストアップされます。
Dell Diagnostics が検知された全デバイス
のテストを開始します。
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